テリー・ライリー の サンライズ・オブ・ザ・プラネタリー・ドリーム・コレクター を聴く

「Sunrise of the Planetary Dream Collector」はクロノス・カルテット(Kronos Quartet)がテリー・ライリー(Terry Riley, 1935/6/24 -) の楽曲を集めたCD5枚組のテリー・ライリー作品集「One Earth, One People, One Love: Kronos Plays Terry Riley」から、新作2曲や未発表音源1曲を一枚に集約したCD1の分売になりますね。国内版が9月発売予定になったら輸入盤の販売がamazonから消えてますw

個人的にはミニマルは殆ど聴かないのですが、ライリーはシュトックハウゼンからの影響でセリエル、即興性を重視した現代音楽をベースとしている事に興味があります。そこからラ・モンテ・ヤングを経由してミニマリズムを代表する音楽家になっている訳ですね。今でも微分音や電子音楽・テープを駆使していますね。今年80歳ですから、ラッヘンマンと同い年!

クロノスのライリー、その新録音とあったので入手しました。米現代音楽のミニマル、それを代表する米現代音楽家、そして米現代音楽弦楽四重奏団、条件は揃いましたね。

今回の中で好みなのは以下の曲でした。
One Earth, One People. One Love (from Sun Rings)
 テープとの組合せで、叙情的なvcの旋律が主体となるエモーショナルでインド音楽的な楽曲です。緩い定拍が背後にあり、瞑想的ですね。新録音です。

Lacrymosa - Remembering Kevin
 情感のある緩徐展開の前半、強烈な反復と即興的な前衛的中盤、そして透明感のある後半へと聴かせてくれる流れです。全体としては機能和声でしょうが、処々で不協和音が混ざります。未発表音源です。

Cadenza on the Night
 CDの半分以上をしめる11の小曲のになりますが、新古典主義風の弦楽四重奏曲ですね。メリハリ・インパクトが強い演奏は将にクロノス向け、ライヴ向きです。

同年代フィリップ・グラスと同様にインド音楽に影響を受けている訳ですが ミニマリズムの弦楽曲としてはより硬派、より前衛的な方向性があるのは嬉しい事です。




テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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