2015年5月28日 〈コンポージアム2015〉カイヤ・サーリアホのオペラ「遥かなる愛」/ 東京交響楽団 at 東京オペラシティ ★★☆

今日5/28(木)、と5/31(日)武満徹作曲賞 はKaija Saariahoを迎えて東京オペラシティでのコンポージアム2015。そして明日(金)サントリーホールと、4日間に3回のサーリアホ関連コンサートです。ファンとしては全部行くしかありませんw
と言う訳で初台の東京オペラシティへ行ってきました。
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Kaija Saariaho のオペラにして代表作の「遥かなる愛 L'Amour de loin」、演奏会形式ではジャン=バティスト・バリエール(Jean-Baptiste Barrière)、サーリアホも関係深いIRCAMの教育・製作ディレクターを務めた、演出の映像が付くのもポイントですね。ちなみにバリエールはサーリアホのご主人ですね。
ホールの設定もスペクトル楽派の音楽らしく、スピーカーやPAを配置していました。
所有CDの試聴やYouTubeで同構成コンサートも確認しておきましたが、期待は裏切られませんでした。

音の響きを全てで感じさせてくれました。陰的で緩やかな流れの中に強音パートが時にクラスター的に、時にポリフォニー的にホールに鳴り響きました。派手なのですが全体としてはモノトーニカルで変容が少なく感じる この手のスペクトル楽派の楽曲らしさが肌で感じられて良かったです。
東響も破綻なく、良い響きを奏でました。
巡礼の旅人の池田香織は良かったですね。抑え気味ながら表情が感じられるのは役柄通りでしょう。ジョフレ・リュデルのバリトン与那城 敬はややテノール気味でしたが、気持ちが入っていました。
いまひとつ好みではなかったクレマンス林 正子のソプラノですが、最後はきっちりと締めてくれて良かったです。
音と映像にもう少し集中するべきだったと思いますが、演奏会形式とは言えオペラですからどうしても展開に気が取られてしまったのは仕方ないですね。

何はともあれ日本初演[Japan Premiere]となるKaija Saariahoの「L'Amour de loin」に立ち会えたのは良かったです‼︎
照明が落ちて闇になる最後では拍手が鳴り止まず、カーテンコールではサーリアホも出てきて拍手大喝采で終わりました。

今回は東京交響楽団、東京混声合唱団、指揮エルネスト・マルティネス=イスキエルド(Ernest Martinez Izquierdo)でした。かなりの練習を積んだと思われるメンバーの充実感も伝わりましたね。

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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