2015年5月22日 リンドバーグ / 都響 の ステーンハンマル, サンドストレーム, ベートーヴェン at サントリーホール ★★

いい陽気でコンサート日和の週末金曜日。六本木一丁目までコンサートに行って来ました。そして最近、個人的に何だか肩の力も抜けてとても良い感じです。今回は久しぶりのリンドバーグですね。
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個人的には クリスティアン・リンドベルイ(Christian Lindberg)の方がピンと来ます。スウェーデンのスーパー・トロンボニストで現代音楽家 & 指揮者としてもCDも出し、今回は二役(tb, cond.)を楽しめます。ファンとしては嬉しい限りです。
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■ ステーンハンマル:序曲「エクセルシオール!」 作品13
 前半にスウェーデン人作曲家二人、Stenhammar と Sandström を持って来てくれました。これは初期のステーンハンマル作品でドイツ系古典的色合いなのですが、管楽器を抑え目にして全体を北欧を思わせる様な清々しい様相に指揮していました。
感じとしては助走的なイメージでしょうか。

■ サンドストレーム:永遠のエコー(2本のトロンボーンと管弦楽)<日本初演>
 リンドベルイと同郷で朋友のJan Sandströmを日本初演してくれるのは格別です。サンドストレムの「モーターバイク協奏曲」のトローンボーンで若きリンドベルイは名声を得ている訳ですから。
期待通りこれが最高でした! 現代音楽とは言え大きく調性から外れる事も無く、聴き易いヴァレーズ的派手さと色どりの強いこの楽曲を思い切りドライブさせました。
サイレン他のミュージックコンクレートや、入りは指揮者無しのまま出てリンドベルイが左、桒田 晃が右の舞台裏からブラインドでtb演奏、エンディングは桒田 晃のtbにリンドベルイがミュートを被せて終わるとか、それっぽさもうまく演出されました。
ここでのリンドベルイはtbと指揮者の吹き振りですが、ちょっと窮屈そうでしたね。
でもメンバーの充実感は例によって足踏みでわかりました。
兎に角素晴らしかったのは、演奏の完成度の高さ。意思の疎通と練習の成果が出たのでしょう。一体感、演奏の充実感、迫力、いずれも素晴らしかったです。

■ ベートーヴェン:交響曲 第7番 イ長調 作品92
 さて、この古典で派手でコンサート受けする楽曲をどう味付けするのか楽しみでした。ヒントは、CDチャイコフスキーの交響曲第5番。重厚さと過度の盛上りを避けて管楽器群の明瞭さを表に…といった予測でした。
が、三楽章までは何か変??。破綻をきたすわけでもなく、意味不明でもなく。でも、よそよそしいんですw
演奏は悪くないけど、超平凡です。でも一気に表情が変わったのは唯一アタッカで入った第四楽章。いきなりのハイペース‼︎ リンドベルイも読響メンバーも動きが全く違います。抑揚や重厚を排したスピード感が凄い。そのままフィニッシュまで突っ走りました。お見事!
この楽章だけ、リンドベルイが実際にオケと調整したのではないでしょうか。
二曲目とこの楽章なら★★★です‼︎

震災復興ソロのクリスチャン・リンドバーグの心意気を忘れる人はいないでしょう。もちろんこのコンサートに来ない理由など見つかりませんでした。
今回は、指揮者としてのリンドベルイを楽しめました。けっこうやるなって感じですね。それにしてもリンドベルイ、相変わらず派手ですね。お色直しは赤→白→黒でしたw

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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