2015年4月18日 メッツマッハー / 新日本フィル の R.シュトラウス と ヴァレーズ at すみだトリフォニーホール ★★

久しぶりのインゴ・メッツマッハーと新日本フィルハーモニー。ヴァレーズ! そしてR.シュトラウスを観に、春の東京を錦糸町まで行って来ました。
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メッツマッハーも、今日が Conductor in Residence とし最後のタクトとなります。ラストは、得意とした曲だったのでしょう。CDでもこの二人の曲をカップリングして出ていますね。("アメリカ"と"英雄の生涯")
個人的にはヴァレーズのアメリカがメインですが、アルカナの日本初演というのも楽しみでした。
もちろん事前にヴァレーズの聴き比べはしておきました。

□ 交響詩『ティル=オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら』 op.28 (Richard Strauss)
 ドン・キホーテ系?な、いかにも表題音楽らしく楽しい人気曲。
ソフトタッチで演奏しながら、ラストでは強音を響かせて見事でした。演奏に破綻もありません。
ただ、もうちょっとティルらしい楽しい表情が欲しかったでしょうか。

□ アメリカ (Edgard Varèse)
 個人的に今回のメインイメージ曲ですね。"一糸乱れず"と言った まとまりで、コントラスト良く大音響曲を演じきりましたね。
弦楽器と管楽器がそれぞれ旋律を奏でるパートがあるのですが、そこが全体に紛れてしまったのは少し残念。大音量のまとまりは見事なのですが、この曲は音量だけでは表せない爆裂感が欲しかったですね。
サイレンの使い方は大きめでした。初めの定拍パルスはハープが打つのですが、あのリズム感が好きですね。

□ アルカナ (Edgard Varèse)
 アメリカに比べると抑揚に欠けるのですが、ヴァレーズらしい爆裂曲。結果的には、言い方は適切ではないかもしれませんが、力強いフラットさ と言った様に感じてしまいました。
どうやらその理由は自分の中に心当たりがありますねぇ。

□ 交響詩『死と変容』 op.24 (Richard Strauss)
 旋律や流れは良いのですが、強音パートと弱音パートの入れ替わりで全体には平板に感じる この曲。そのままでした。実はこの楽曲自体があまり好きではない...んです ^^ゞ

今回は事前にこの四曲を聴き込みすぎたようです。
ヴァレーズは上記聴き比べとは別にブーレーズ旧録音で、シュトラウスはカラヤン新録音で通勤の行き帰り二週間ですから。
演奏に悪さはないにも関わらず、今ひとつしっくり来なかったのはこのせいかもしれません。

ラストタクトのメッツマッハーは相変わらずダンスしてました。
また、今日のオケ配置はコントラバス左翼、ホルン右翼でした。最近この配置が復活してますね。

最後はコンマス崔さんから花束贈呈がありました。また、大きな拍手を受けてメッツマッハーが団員に起立をそくしても 崔さんはメッツマッハー自身が拍手を受ける様にと、立つのを拒否していたのも微笑ましいラストシーンでした。

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何はともあれ、メッツマッハーのラストコンサートと、アルカナの本邦初演が聴けて良かったです。 ^ ^v

PS:メッツマッハーやカンブルランは現代音楽のオペラや最先端の前衛を指揮する事で知られていますが、国内ではそうも行かないのが現実でとても残念です。いつの日か、EUの様な演目が楽しめるのを期待して止みません

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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