オペラ:ザルツブルグ音楽祭2014 ヴェルディ歌劇「トロヴァトーレ」をNHK BSプレミアムシアターで観る

昨年夏の ザルツブルグ音楽祭2014(Salzburger Festspiele)、ヴェルディ(Giuseppe Verdi)のイル・トロヴァトーレ(Il Trovatore)ですね。
ネトレプコとドミンゴが、あまり面白くないトロヴァトーレをどう見せてくれるのか? と言った感じでしょうか。
ザルツブルグ音楽祭2014 トロヴァトーレ

悪くはないのでしょうが、第四幕だけ良かったのではと言う感じですね。Anna NetrebkoのレオノーラとPlácido Domingo のルーナ伯爵の重唱シーンは今回の白眉ですね。老練なドミンゴと脂の乗り切った、文字通りw、ネトレプコは素晴らしかったですね。ちょっとテノールっぽいドミンゴがネトレプコに食われた感はありますが。^^;
そして第三幕ですが、Francesco Meli 演じるマンリーコのカバレッタ Di quella pira でのハイC…ではありましたが… 本当はここで圧倒して欲しかったです。悪くはなかったのですが。

ヴェルディらしくアリアの後は拍手喝采で間を取りますが、これが本国イタリアでしたら毎回万雷の拍手だったでしょうね。

ヘルマニスの演出は、15世紀の舞台ながら現代の美術館との時代交錯させた演出になっています。衣装が現代と15世紀に早変わりしたり、突飛ではありますがアヴァンギャルドではありませんね。今やこの程度は普通でしょう。古典的に時代考証を見据えた演出の方が違和感を感じるかもしれません。ただ今回の衣装は中途半端感が否めませんが。

と言う事で 良かったのですが、先にも書いた様にトロヴァトーレ自体があまり面白いと思えないので 何となくどこか懐疑的に見てしまいます。復讐のエンディングも尻切れとんぼですしねぇ。

今更わかりきった事とは言え、若かりし頃のプロポーションと美貌は過ぎ去りし…
体型と声量は然程関係ない事は明白ですねw

<出 演>
マンリーコ: フランチェスコ・メーリ
レオノーラ: アンナ・ネトレプコ
ルーナ伯爵: プラシド・ドミンゴ
アズチェーナ: マリー・ニコル・ルミュー

フェランド: リッカルド・ザネッラート
イネス: ディアナ・ハラー
ルイス: ジェラルド・シュナイダー

<演出・美術>アルヴィス・ヘルマニス
<衣 装>エヴァ・デッセカー

<合 唱>ウィーン国立歌劇場合唱団
<管弦楽>ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
<指 揮>ダニエレ・ガッティ

2014年8月15日 ザルツブルグ祝祭大劇場(オーストリア)

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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