ブゾーニBusoni の Late Piano Music をアムランのピアノで聴く

フェルッチョ・ブゾーニ(Ferruccio Busoni, 1866/4/1 - 1924/7/27) は大好きな音楽家の一人ですね。トランスクリプションを始めとして、自らもヴィルトゥオーゾ系ピアニストでもあります。
その神髄は、個人的にはエンターテインメント溢れる作曲・編曲術ですね。大いに楽しませてくれる楽曲ヴァリエーションです。
その元になっているのはバッハとリスト。トランスクリプション&ヴィルトゥオーゾはリストそのもののと言った感じです。リストも、ベートーベンの交響曲のピアノ曲化等、色々とやっていて興味深いですよねぇ。

全編楽しいですが、以下特にお気に入りの楽曲を紹介させてもらおうと思います。

□ Elegies, BV 249 (1907-09年)
表情豊かな7曲構成になります。不協和音、複調的な現代音楽から、グリーンスリーブスをモチーフにした楽曲まで楽しさいっぱい、変化いっぱいの楽曲です。

□ Nuit de Noël, BV 251 (1908年)
この曲のクールさの素晴らしさ! 単音の響きと音の余韻を楽しむかの様な「クリスマスの夜」らしい楽曲です。時折の不協和音さえもが美しさを際立てますね。

□ Sonatina BV 257, BV 259, BV 268, BV 274, BV 280 (1910-1918年)
ソナチネの1-5番、全9曲になります。全音々階等の技巧を駆使してヴィルトゥオーゾ系からエモーショナルなパートまで散りばめられています。主たる流れは、エンターテインメントというよりも感性とさり気なさが光るピアノ曲ですね。

□ Toccata: Preludio, Fantasia, Ciaccona, BV 287 (1920年)
ブゾーニの後期を代表するピアノ曲です。現代的な味付けでハードタッチが生きているドライブ感のある楽曲です。歌劇「嫁選び」からの流用等、ブゾーニらしさが楽しいですね。

□ Kammer-Fantasie über Carmen, BV 284 (1920年)
□ Nine Variations on a Chopin Prelude (Op. 28 #20), BV 213a (1922年; Klavierbung, 1925年, Book8)
カルメンによる室内幻想曲 BV284(ソナチネ第6番)のピアノver. とショパンの前奏曲による9つの変奏 のトランスクリプションです。エンターテインメント色満載の楽しい楽曲です。ワクワクしますね。
この他にモーツァルトのドン・ジョバンニもPrologoに入っていますが、あまり面白くありません。

久しぶりのアムランのブゾーニです。ところでpfマルカンドレ・アムラン(Marc-André Hamelin)ですが、やっぱりクールなヴィルトゥオーゾですね。毎年の様に来日していた頃の様な興味は今やありませんが、以前も書いた通りで他のピアニストと同じ曲で比べると良さが際立ちます。でも、単独で聴くと冷めた感じがちょっと鼻に付くかなぁ…久しぶりにライヴを効きたい気もしますがw



テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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