2015年3月6日 エサ=ペッカ・サロネン / フィルハーモニア管弦楽団 の 火の鳥(ストラヴィンスキー) at サントリーホール ★★☆

今日は楽しみにしていたEsa-Pekka Salonen指揮 Philharmonia Orchestraのコンサート、仕事帰りにサントリーホールまで行って来ました。今月はドゥダメル指揮L.A.フィルも来るので最高です!
20150306SuntoryHall-EsaPekkaSalonen01.jpg 20150306SuntoryHall-EsaPekkaSalonen02.jpg

サロネンはフィンランド人指揮者。フィンランドと言えば今年はシベリウス生誕150周年記念。それで東京三公演の内二つはシベリウス。
でも、選んだのはストラヴィンスキーの「火の鳥」です。この曲が好きな事は以前書いた通り、個人的なサロネンのイメージもストラヴィンスキーのバレエ曲です。

オケがフィルハーモニア管ですから、ソニーから同組合せの1910年原典版全曲録音(1988年)が残されています。このBlogでも以前「火の鳥の聴き比べ」でアップしていますね。
また、バレエDVD「火の鳥」も紹介済みです。展開と音楽の関連づけには必須です。
両者再度聴き込んで臨みました、って …大げさ杉。ヾ^^;

■ ストラヴィンスキー:バレエ音楽「火の鳥」(1910年原典版)
バレーをイメージしながら聴くととってもマッチするクールな1988年録音盤に比べると、何と驚く大変身!
ともするとフラットとも感じる演奏から激情的な火の鳥になっていました。
アゴーギクとディナーミクは強く、強音パートは破綻寸前まで追い込んでいます。感情に乏しい王子と火の鳥の前半も聴かせましたし、カスチェイと手下が現れてから以降は息も付かせませんでした。カスチェイが王子に攻撃する処では印象が違うくらいに音の変化を感じましたね。とにかく表情豊かでした。
圧巻はラスト前。一度pまで落としてからクレシェンドでフィニッシュまでドライヴするのはゾクっとしましたね。

オケのメンバーにも満足の様子が伺えました。勿論、大拍手にブラボーが飛びました。

バンダは控え目でしたが管楽器の素晴らしさは流石でしたね。
頭に描かれていたサロネンの火の鳥のイメージとのギャップが大きすぎて戸惑いましたが、楽曲として聴くなら俄然今回のコンサートの方が良かったです。中盤の王女達のシーンが今ひとつだったのはご愛嬌でいいでしょう。
ただ、この演奏でバレエは踊れないでしょうね、きっと。演奏の情熱が邪魔かと…(笑)
それでストラヴィンスキー本人の演奏が、ああなっているのかと勝手に解釈しています。

アンコールのラヴェル「マ・メール・ロアから」は微妙、ミスマッチっぽかったかな。

前後しますが、休憩前の一曲目です。
■ チャイコフスキー: ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 Op.23 (ピアノ:イェフィム・ブロンフマン Yefim Bronfman)
巨漢ピア二ストのブロンフマンはパワープレイではいいものの、どうもモッサリっいう感じでした。でも演奏後は大拍手、ブラボー!
この曲に興味がないので良くわかりませんw
しかしアンコール2曲は選曲も良くヴィルトゥオーゾさを見せつけました。難曲の一曲目プロコフィエフの「ピアノソナタ7番より」はタッチとパワーをバランスよく交えて、二曲目お馴染みショパンのEtude Op.10-#8は何気にサラリと弾き倒す。ショパンのEtudeはビアニストの聴き比べでよく聴きますが、このパターンはありそうでないですね。お見事!

楽しい一夜、楽しいコンサートでした。
20150306SuntoryHall-EsaPekkaSalonen03.jpg


テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

kokotonPAPA

Author:kokotonPAPA


ものずき、おっさん じいさん、わがままきまま.

 kokotonPAPAのブログ  ホームページtop  メールtop


ご案内
カテゴリ
お友達ブログ
kokotonPAPAカウンター
unique-access