サンダース・スミスStuart Saunders Smith の "Links Series of Vibraphone Essays" を聴く

スチュアート・サンダース・スミス(Stuart Saunders Smith, 1948 - ) はメイン州生まれの米現代音楽家、打楽器奏者ですね。バークリー音楽院を始めとして米国内で音楽を学び現在はバーモント州在住で、ヴィブラフォーンを主とした楽曲が多いです。

◇ Links Series of Vibraphone Essays (1974-1994)
代表作になりますね。Links No.1 - No.11まで、20年間での作品です。

全体を通して結晶質でモノトーニカルな楽曲で、抑揚の少ないヴィブラフォーンのソロがメインの繋がりです。20年間での大きな変移は見当たりません。あえて言えばNo.8のフルートとのデュオが少し刺激を感じるでしょうか。
面白いのは冒頭Links(No.1)の前にSylvia Smith(奥さん)のナレーションHearing Linksが入っている事でしょう。そこでこの曲について語られています。話の中で強調されているのは、冬・グリーンランド・白・エッジで、30歳・40歳の年齢の区切りでSylviaさんの心象です。ご主人にLinksの成り行きを聞く語りも入っていますね。唯一楽曲で述べられるのはNo. 11(Regions I-XXI) for three vibraphonesで終了する段ですね。冒頭のこの語りに全ての思いが感じられます。
標題から見てもヴィブラフォーンによる20年間の11のエッセイ集なのでしょうね。独自の世界であり、"Links Series of Vibraphone Essays is considered as groundbreaking music" という評価もあるようです。何の草分けだか少々不明ではありますが…

技巧的内容は不明ですが前衛的ではなく、ゆっくりと流して感じるのが良いかもしれません。

試しにYouTubeで Links No. 6 (Song Interiors) を見てみる?



テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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