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ソラブジSorabjiの「100の超絶技巧練習曲Transcendental Studies (第1-25番)」を聴く

以前も書きましたが、そもそもkokotonPAPAの現代音楽の元はピアノの超絶技巧曲でした。現代音楽それも前衛系は、過去の超絶系演奏家の作曲と通ずる事があると思いますね。
英国人カイホスルー・ソラブジ(Kaikhosru Shapurji Sorabji, 1892/8/14 - 1988/10/15) はピアノの技巧曲で知られる現代音楽家。シェーンベルクやベルクより少し若く、プロコフィエフとほぼ同年代です。
ピアノ超絶技巧曲、その超大肥大化で有名ですが、代表曲の一つがこの 100 Transcendental Studies for piano です。全曲で楽譜400ページ超、演奏8時間にも及び、これはその1番から25番までになります。

ライナーノーツには、エチュードは リスト、スクリャービン、ブゾーニ、ゴドフスキーに影響を受けているとあります。将にお馴染み、なるほどという顔ぶれですよね。そして影響を与えているのがリゲティ、ファーニホウとなれば、後者は前衛「新しい複雑性」の旗手になるわけです。そう言えば、同じ現代音楽未開の地 英国ですねw

ピアノ練習曲なので各曲毎に演奏する意図が書かれていますが、ショパンのエチュードの様な主題が明確に存在し 技巧展開する楽曲ではありません。(20とかが少しそれっぽいですが…) 抑揚を押さえる様にディナーミク・アゴーギクの振りは弱く、とにかく技巧全面押し出しです。
とは言え聴く方(の人なの)で面白いと思われるのは 7, 10, 14, 18, 20 あたりでしょうか。18などはスクリャービンやシマノフスキの先を感じますね、勝手ながらw

pf はスウェーデンのフレドリク・ウレーン(Fredrik Ullén) になります。演奏家の技術は年を追うごとに向上して、かつては演奏出来なかった曲が演奏出来る様になりますね。

個人的にソラブジの音を知ったのは遅く、マルカンドレ・アムランのアルバムでした。他人の演奏を許可しなかったとか、逸話は様々ありますので興味のある方はググってみて下さいね。
ピアノソナタNo.1、Piano Music and Transcriptions 等、他にもまだ持っていますのでいずれまた。

試しにYouTubeでNo.71をUllénのpfで聴いてみる?
 (怪し気な美しさです)





テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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・2017年12月9日
音楽ブログに特化するためにタイトルを「現代音楽と酒の日々」から変更しました。





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