John Adams の Violin Concerto を Chad Hoopes で聴く

米国新進気鋭のヴァイオリニスト チャド・フープスのファーストアルバムです。
メインは超有名曲のメンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲第2番なんですが、個人的に聴きたかったのはアダムズの方ですね。米国現代音楽も楽しいです。

米現代音楽家ジョン・アダムズ(John Coolidge Adams、1947/2/15 - ) はポストミニマルで有名ですね。1993年の本作品ヴァイオリン協奏曲もミニマルからの脱却後の作品になります。Mendelssohnを聴いた後では変な和声を強く感じますが、調性感の強い現代音楽です。ポストミニマルですが要は多様性で、機能和声をベースに調性からの脱却で自由度を広げている感じですね。

第一楽章は緩い定拍パルス的な弦楽団のピチカートをバックにフープスの不協和音的なvnが自由に勇躍する感じです。微妙な不安定感が良い感じですね。途中からそのリズムが変化し、崩れて行く展開も面白いです。
切れ目なく続く第二楽章は緩徐楽章になります。ここでも弦楽団の暗く重いスローな流れの中でHoopesのvnが調性薄く奏でられます。複調多調といった感じの和声で、美しさを感じます。
第三楽章はtoccareと表示がありトッカータです。ミニマルを思わせる様にvnが小刻みな早いテンポを刻んで行きます。調性感はとても強く祭典的な楽章ですね。
民族音楽的な和声も途中で見せたり、いかにもJohn Adamsらしい楽曲で楽しめますよ。個人的には機能和声の縛りから脱却した和声の音楽が好きですね。前衛だけが現代音楽ではありませんね。

指揮はクリスチャン・ヤルヴィ(Kristjan Järvi)、お父さんはネーメ(指揮者)でお兄さんがパーヴォ(今年からN響首席指揮者)、でオケは音楽監督を務めるMDR ライプチヒ放送響になります。



ちなみにメンデルスゾーンの方は有名すぎて何ともコメントしようがありません。ここ10年以上聴いていませんでしたね。でもChad Hoopesのvnの音色はやや寒色系で細めの繊細さ、好みの方向性ですね。野太く暖色系の音色は得意ではありません。
ライヴで聴いたら楽しそうです。


テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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