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リンドベルイの A Composer's Portrait を聴く

スーパートロンボニスト、指揮者、そして作曲家として活躍中のクリスティアン・リンドベルイ(Christian Lindberg, 1958/2/15 - )、その作曲家としての のCDになります。今までも何回か紹介しているkokotonPAPAご贔屓の現代音楽家ですね。
クリスチャン・リンドバーグの表記はどうもシックリ来ませんねぇ、5/22(金)来日公演の案内にはそうなっていますがw

Helikon Wasp (2003) はトロンボーン協奏曲とでもいう感じですが、リンドベルイの掛け声が処々で "Hlikon Wasp!" 他(歌詞はリンドベルイ作)がファルセットヴォイスで入ります。曲調は調性内でコケティッシュな感じで洒落が聴いている感じ、とでも言うとわかってもらえるでしょうか。ここでも超絶的なタンギングのトロンボーンを聴かせてくれています。
The World of Montuagretta (2001-02) はフルートと室内管弦楽の5楽章の協奏曲です。フルートは技巧的で、曲調は調性内で静と動 スローとスピードの出し入れのメリハリがある美しい楽曲です。リズムはストラヴィンスキー風に感じる事もありますね。フルートは Sharon Bezaly になります。
実はこの曲は 彼女のフルートのアルバムNordic Spellで以前紹介済みです。
Condor Canyon (2000) も美しい旋律をもつトロンボーンと管楽五重奏曲になります。トロンボニストだけあって管楽器同士の音の組合せがとても心地良く響きますね。
試しにYouTubeで見てみる?

'…Ty Solen är uppe!' (1999) はトロンボーンと男声合唱の作品です。詩は August Strindberg の '…For The Sun is arisen!' になり、英訳付きです。英題で何となくわかるでしょ。俗語オラトリオ風な楽曲ですね。
Behac Munroh (2004) このアルバムの中では最も新しい作品で、tp & tb orch. の楽曲です。ここでは重厚感が強く、僅かながら調性の薄さを感じさせてくれる様になります。一部ラテン系の旋律も感じますね。方向性は違いますが、リンドベルイが指揮で録音を進めているA.ペッテションを彷彿とさせる気がします。とは言え技巧的には tpとtbの演奏が光る楽曲でもあります。

リンドベルイの楽曲は新ロマン主義的な傾向から進化しつつある様ですが、次のアルバム Composer's Portrait II ではどうなっているのでしょうか? まだ入手していませんが、聴いてみたいですね。




テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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プロフィール

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後期ロマン派以降、現代音楽とマーラー交響曲(#5, #6, #9)を中心に楽しんでいます。


[2017年12月9日]
音楽ブログに特化するためにタイトルを「現代音楽と酒の日々」から変更しました。




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