マーンコプフの Pegasos・Kammerkonzert・他を聴く

ドイツの現代音楽家 クラウス・シュテファン・マーンコプフ(Claus-Steffen Mahnkopf、1962/10/22 - ) はポスト・ファーニホウとして名前が出て来ますね。
フライブルク音楽大学でファーニホウだけでなく、クラウス・フーバーにも師事していますね。フライブルク楽派と言われるメンバーを代表する一人で、30代前半でダルムシュタット夏期講習会の講師を務めています。
このアルバムは20世紀後半の現代音楽になりますね。

Pegasos [für cembalo](1991) は題名通りのチェンバロのソロです。音列的な音でありマニエリスムではないですね。また楽器から言ってもトータルセリエルではないでしょう。先鋭的なのはファーニホウ的です。
Kammerkonzert [für Klavier und Kammerensemble](1995/96) ライナーノートに Kammerkonzert の楽譜の一ページが載っているのですが、これを見ると将に"新しい複雑性"ですね。ピアノ符が三段になっている時点でで着いて行けませんw。言われている事ですが、ファーニホウとの類似性を曲とともに感じる強力なピアノと室内楽の楽曲です。
Il faut continuer [für Kammerensemble](1989/90) 室内楽で上記Kammerkonzertよりも複雑性は低いですが、音数やリズム変化があり抑揚を感じます。
Trema I [für Schlagzeug](1994) 1分半の短い曲で、パルス的に細かい打楽器音が並びます。Schlagzeugとはドラムセットの事ですが、いわゆるJazzやRockのセットとは違い打楽器セットですね。
試しにYouTubeで Trema I を見る?
5 kleine Lakunaritäten 1 -5[für Klavier](1994/95) は五つの小曲からなるピアノソロ曲です。打音的な展開も見せますが、基本的に音列的な楽譜配置を強く感じます。たしかに解説でも電子音楽で使われるフラクタル展開等とは異なるとありますね。
Medusa [für Oboe und Kammerorchester](1990-92) はピーター・ヴィール(Peter Veale)のオーボエが自在に飛翔する室内楽コンチェルトです。即興性を感じるオーボエと渦巻く流れの様なアンサンブルとの絡みでスリリングですね。コーダは強烈、ラストは一瞬にして消え入ります。オーボエの技量を問われそうです。
Trema II [für Schlagzeug](1994) Iに続く短い打楽器曲です。
memor sum [für Viola](1989) ボド・フリードリヒ(Bodo Friedrich) のヴィオラをフィーチャーしたソロ曲です。静的な特殊技巧?から入りますが、音は少なく微妙な和声が残るので不気味さを感じます。最後まで強音多音パートはありません。
Trema III [für Schlagzeug](1994) I, II, に続く短い打楽器曲。同じ様に一瞬の打音から入ります。

オーボエとのMedusaや、ヴィオラのmemor sumが好きですね。



テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

kokotonPAPA

Author:kokotonPAPA


ものずき、おっさん じいさん、わがままきまま、すきほうだい、しななきゃなおらない.

 kokotonPAPAのブログ  ホームページtop  メールtop



1.このblogで言う現代音楽

2.マーラー交響曲第5番 160CD
 (名盤・珍盤 聴き比べ)

カテゴリ
個人的お奨め度*
★   こんなもん?
★★  悪くないね
★★★ 最高です!
☆   +0.5
お友達ブログ
kokotonPAPAカウンター
unique-access