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ブライアン・ファーニホウ の Fourth String Quartet; Kurze Schatten II; Trittico per g.s.; Terrain を聴く

イギリスの ファーニホウ(Brian Ferneyhough, 1943/1/16 - ) は、言わずと知れたポスト・セリエルを代表する現代音楽家ですね。このブログの現代音楽でいう"わからない音楽"の代表選手の一人でしょう。

今更ですが「新しい複雑性」を代表する音楽家であり、ダルムシュタット夏季現代音楽講習会との関連が強い事、現在はポスト・ファーニホウといった世代を生み出している事は有名ですね。

このアルバムはファーニホウの第二期、プログラムを使う前の作品で 技巧を凝らした難曲を残した、の作品になりますね。トータル・セリエリズムをから発展、複雑性ベースにした鋭い硬派の楽曲が特徴です。

Fourth String Quartet:弦楽四重奏曲第4 番(1990年) は弦楽四重奏曲にソプラノの四楽章形式、楽章を残しているのが面白い、です。鋭い音の構成でシャープそのものです。そこにソプラノのブレンダ・ミッチェル(Brenda Mitchell)が被ります。ミッチェルの声も鋭いですが、やっぱり人間の声は素晴らしいです、特に現代音楽では。演奏はアルディッティ弦楽四重奏団(Arditti String Quartet)で、"Complete Works for String Quartet"もCDに残しています。実はこれが素晴らしいので、後日また。

Kurze Schatten II:短い影Ⅱ(1989年) は七つのパートからなるギターのソロの曲です。本CD中 一番の作品になりますね。この曲を聴く為に購入しています。通常のギター曲とは全く異なり、現代音楽にこれほどギターが合うとは思いませんでした。曲調は上記同様に鋭利でテクニカルな音を並べます。単音の組合せで強烈なピチカート、摘まみ上げてフレットに当てる様な、等の弦の弾き方から刺激的です。胴の共鳴もうまく使われていますね。基本的には弦楽四重奏曲の第1番に近いスタンスです。ギターはマグヌス・アンデション(Magnus Andersson)です。

Trittico per g.s.:Gertrude Steinのための三部作(1989年) はコントラバスのソロ。楽器が楽器なので、切れ上がる様な鋭さは控えめですが、自由度が広がる気がしますね。コントラバスはステファノ・スコダニッビオ(Stefano Scodanibbio)になります。

Terrain:地形(1992年) は弦楽四重奏曲は、for violin and wind octet とあります。曲調は同じですが、それだったら弦楽四重奏の方が良いかもしれません。ジョナサン・ノット(Jonathan Nott)指揮、ASKOアンサンブル(Asko Ensemble)に vn アーヴィン・アルディッティ(Irvine Arditti)が入ります。




テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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・2017年12月9日
音楽ブログに特化するためにタイトルを「現代音楽と酒の日々」から変更しました。





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