オペラ:2014年ザルツブルグ音楽祭 歌劇『ばらの騎士』R. シュトラウス を NHK BSプレミアムシアターで観る

先日のバイロイトに続き、今年(2014年8月14日)のザルツブルグ音楽祭(Salzburger Festspiele)をBSで楽しめました。
2014SalzburgerFestspiele-Rosenkavalier01.jpg

しかしながら Richard Strauss の中でも「ばらの騎士 Der Rosenkavalier」ですからねぇ。あまり好きな演目ではないのですが、今回はハリー・クプファー(Harry Kupfer, 1935/8/12 - )の演出だったと言う事ですよね。
シュトラウスなのに、モーツァルト?的な和声と展開で、"らしくない"んですよね。ストーリーが、言われている「フィガロの結婚」の焼き直しみたいなのは良いとしても、長大で煮え切らない半端さがどうしても脳裏にあります。第二幕とややこしさを感じる大団円が苦手なオペラです。
結果的には、シンプルで先鋭な舞台と現代的なクプファーの演出は好きなのですが、それをもってしても印象を覆すには至りませんでした。楽曲的にも、かのワルツくらいしか脳裏に浮かびませんしね。
もちろん生で観れば感想は全く違うのかもしれません。そんな事言っても仕方ないですが...w

出演者では、ウェルデンベルク侯爵夫人の クラッシミラ・ストヤノヴァ(Krassimira Stoyanova)とオックス男爵の ギュンター・グロイスベック(Gunther Groissbock)が良かったですね。特にグロイスベックは、ピッタリでした。ストヤノヴァはちょっと老けたなぁ、って感じでしたね。
オクタヴィアン(カンカン:もちろんズボン役で)の ソフィー・コッシュ(Sophie Koch)と、ゾフィーの モイツァ・エルトマン(Mojca Erdmann)は悪くないかな、といった処でしょうか。コッシュはズボン役を得意としているので、表情や身振りも良かったですね。エルトマンは38歳とはとても思えないくらいに若く見えました。
有名どころを揃えて楽しめるのは流石はザルツブルグですね。
付け加えるなら、聴かせどころ 第一幕で出て来る歌手(ステファン・ポップ Stefan Pop)のテノールは声量もあり楽しませてくれました。
2014SalzburgerFestspiele-Rosenkavalier02.jpg

ウェルザー・メスト(Franz Welser-Möst)指揮 VPO の演奏は、と聞かれてもオペラだとよっぽど良いか悪いかじゃないとコメントする様な記憶は残りませんねぇ。

それにしても今やオペラの演出はアヴァンギャルド花盛り。この演出では古典的に感じてしまうくらいですね。


テーマ : オペラ
ジャンル : 音楽

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