バイロイト音楽祭2014年 歌劇『タンホイザー』をNHKで観ました

2014年8月12日 バイロイト祝祭大劇場 で行われた 楽劇「タンホイザー」、原題は『タンホイザーとヴァルトブルクの歌合戦』(Tannhäuser und der Sängerkrieg auf Wartburg)、が今年もNHKのプレミアムシアターで放送されました。録画しておいたので、今日観ました。
2014Tannhäuser-BayreuthFestival01

何かと話題のセバスティアン・バウムガルテン(Sebastian Baumgarten)のアヴァンギャルドな演出ですが、バイロイト音楽祭ですから今更驚かないでしょう。
とは言え、この様な解説がTV画面に入ったのは初めてです。「タンホイザー」そのものが舞台(ワルトブルクという世界)の中の一つの出し物という設定、またワグナーの意図を覆すと言う設定、と言った本質までもがアヴァンギャルドなのは あまりにも...かなと思うでしょ。演出の域を逸脱しているような気がします。
2014Tannhäuser-BayreuthFestival02

と言う訳で、この展開上 パリ版ウィーン版のバレエは無し、それに第一幕と第二幕の幕間に全三幕の語り(朗読会という設定)が入り、第ニ幕の歌合戦シーンでは なんとヴェーヌス( Michelle Breedt,ミシェル・ブリート)が舞台に現れている(心の中のイメージ?)、と言う変わり種です。
他にもエリーザベト(Camilla Nylund,カミラ・ニュルンド)の死ではBIOGASのタンクに入ってしまったりとか、妊婦で現れたヴェースヌは、ラストの救済で出産。これは色々と論議になっているのはご存知の通りですね。

でも、ラストの救済のシーンは音楽と相俟って 条件反射的に涙が浮かんでしまいます。個人的には楽劇やオペラは今や演出がどんどん変化して行きますから、許容ですね。現にカーテンコールは大喝采でした。
音楽自体は変える事の出来ないクラシックですが、演出は進化してクラシックから脱却しています。(脱却出来ないままだからクラシックと言う訳ですからね)
古いものは大切にしたいですが、進化はありだと思いますね。
2014Tannhäuser-BayreuthFestival04

ワグナーを得意とするカミラ・ニュルンドのエリザベトと、日本でもお馴染みのトルステン・ケール(Torsten Kerl)のタンホイザーはヘルデン・テノールらしいハイなテノールで良かったです。ケールは見た目をもう少しなんとかして欲しい気はしますが。(笑)


テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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