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『マーラー 交響曲 第6番 "悲劇的"』«ネット配信» ミッコ・フランク指揮/フランス放送フィル 2024年2月16日


Orchestre Philharmonique de Radio France
Mikko Franck: cond.
フィンランドの指揮者ミッコ・フランク🇫🇮が音楽監督を務めるフランス放送フィルハーモニー管弦楽団🇫🇷とのマーラー6、先週16(金)のLIVEが登場です。
配信はradiofranceのwebサイトからです。


▶️ radiofrance (配信は2024-3/15までです)





«ネット配信»
Mahler Symphony No. 6
"Tragic"


mfoperfm6-200.jpeg
[Live at Maison de la Radio et de la Musique, 16 Feb. 2024]


第一楽章
第一主題は速めで興奮を避けコラールのパッセージも淡々と、アルマの主題も殊更に濃厚には広げません。まとまりは悪くなく速めでクールな提示部です。
展開部"烈-暗-明"のコントラストも極端なテンポ変化の陰影付は避けています。再現部の主題・動機には力感を見事に与え、コーダの葬送もほどほどのスロー鬱にして力感をキープした両主題で締め括ります。
速め爽快な流れの第一楽章になりました。

第二楽章
スケルツォですが主部主題は一層高速化して、トリオも軽妙ですがテンポは速めでスケルツォらしく。一楽章延長線パターンで上手い対比を作りました。木管動機も個性を発揮させる事はしません。

第三楽章
主部主題は微妙なアゴーギクの揺らぎを入れて色濃く、第一トリオの木管も感情を込めて、哀愁を強調するトリオ回帰は厚い音色に。
中間部(第二トリオ)の陽光は燦々と広げて、第一トリオ最後の回帰では強いスローのタメを作って哀愁を大きく溢れさせます。
音厚を感じる濃厚アンダンテです。一二楽章との対比も見事。

第四楽章
序奏は殊更に弄らず…ですがソロ群の鳴りが少ししょぼい!! アレグロ・エネルジコからの第一主題は一気にテンポアップで勇壮さを強めます。普通はもう少し抑えるのですが。パッセージと絡んで力感を高めると第二主題が約束通りの軽妙さでチェンジペース。
展開部はチェロ動機を力強く鳴らし、第二主題を派手に作ると行進曲はシャープさを漲らせて邁進します。落ち着いたリズム感もあります。
再現部も淡々と入りながら第一主題で派手に広げて高速パワー騎行に突入、約束通りのパワーを見せつけます。コーダは流れを落ち着かせて終結の一発です。


しっかり計算され練られたマーラー6です。ハイテンポでクールな前半、対照的に後半は濃厚な緩徐楽章と王道の最終楽章、ストーリーがしっかり着いています。

このパターンだと "第二楽章スケルツォ/第三楽章アンダンテ" がフィットしています。最終楽章序奏の様な演奏の解れはありますが、やっぱり客演ではない主席指揮者(音楽監督)とオケが作ったマーラーは構成感が伝わる、って感じです。



テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽





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