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ニールス・マルティンセン(Niels Marthinsen) の「モンスター・シンフォニー, 他」というマニエリスム現代音楽


ニールス・マルティンセン
(Niels Marthinsen, 1963 - )
デンマークの現代音楽家で、デンマークのオーフス王立音楽アカデミー(Royal Academy of Music in Aarhus)で習っています。ペア・ノアゴー(Per Nørgård)に師事していますが、その無限セリーの様な無調前衛の楽風ではありませんね。漫画世代という事で、米フィルム・ミュージックの様なポップさがスタンスです。

今デンマークの前衛現代音楽は注目なのですが、こう言った方向性も共存しているのが素晴らしいですね。その前衛系もインプレしたいと思っています。


Monster Symphony
管弦楽集になりますが、いかにも的な表題音楽でタイトル曲などは聴く前からなんとなく想像出来てしまいますね。

演奏はミシェル・タバシュニク(Michel Tabachnik)指揮、オーフス交響楽団(Aarhus SO)です。






Monster Symphony, First Symphony Remix (1995, rev. 2004)
  Monsters' Mating Call - Baby Monster's Lullaby - Real Monsters
一楽章の入りから派手です。ドンシャン的で強烈な反復、そして鳴り響きですね。まぁ、"Mating"ですからそうなりますかね。途中で静まりますがクイックな主題が小走りします。(ソナタ形式ではない様です) 第二・第三楽章も多少の変化はあっても流れは同じで、表題音楽らしくサブタイトルを感じる流れです。米オケが委嘱でもしそうな派手さ主体の管弦楽曲です。

 ★試しにYouTubeで聴いてみる?
  第一楽章"Monsters' Mating Call"です



Panorama, Per Orchestra (1993)
ここでも基本は反復ですね。もちろん調性からの逸脱はありません。緩徐パートがあっても静けさで落ち着く流れには成りませんね。変化に乏しく単一楽章(パート?)で約22'はとても長く感じます。


The Confessional, Opera Trailer (2004)
オペラ「告白」から4パート12'ほどの抜粋予告編ですね。"モンスター・シンフォニー"と似た流れですね。派手で表現主義的、すぐにお腹いっぱいになっちゃいます。



北欧現代音楽ではありませんし、ましてや欧エクスペリメンタリズムとは隔絶です。マニエリスム系米管弦楽の印象ですね。反復が強く管楽器を鳴らして、わかりやすくてドンシャン・バリバリです。

個人的には興味範疇の外なのですが、これも今の時代の一つの流れである事には違いありませんね。



 ▶️ 現代音楽の楽しみ方  ▶️ 北欧近現代音楽CD(作曲家別)一覧


テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽





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・2017年12月9日
音楽ブログに特化するためにタイトルを「現代音楽と酒の日々」から変更しました。


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