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明瞭な美しい12の主題が並ぶ、スヴェン・ヘルビッヒ(Sven Helbig) の『Pocket Symphonies』


スヴェン・ヘルビッヒ
(Sven Helbig, 1968 - )
ドイツの現代音楽家でプロデューサーですね。現代音楽家といっても前衛系ではなくエレクトロニカ/アンビエント、そしてポップの方向性です。クロスオーバー・クラシックなどと言われる事もありますね。プロデューサーとしてはペットショップボーイズの"The Battleship Potemkin, 戦艦ポチョムキン"なども手がけています。
また現代音楽専門のオケ"Dresden Symphony Orchestra"の創設者の一人でもあります。


ポケット・シンフォニーズ
2013年にDGから発売された代表作ですね。12パートの小曲構成で、スマートフォンやiPhoneユーザーがポケットに入れて聴けるシンフォニー集と言う発想から出来ている様ですね。発想も時代背景も違います

演奏は、クリスチャン・ヤルヴィ(Kristjan Järvi)指揮、MDR交響楽団(MDR Leipzig Radio Symphony Orchestra), フォーレ[ピアノ]四重奏団(Fauré Quartett) になります。





(ジャケット違いの所有盤とは曲の並び, 下記, が違う様です)


1.Am Abend - 2.Gone - 3.Rise - 4.A Tear - 5.Eisenhuttenstadt - 6.Urban Perfume- 7.Sing For The Moment - 8.Frost - 9.Zorn - 10.Autumn Song - 11.Bell Sound Falling Like Snow - 12.Schlaflied

上記2-5分の小曲の組合せですから、個別のインプレは出来ませんね。
エモーショナルなピアノのコンチェルト風"Am Abend"はロマン派風、刺激的で美しいミニマルの"Rise"、"Eisenhuttenstadt"、そして叙情的な"Sing For The Moment"と、ロマン派とミニマルの組合せになっています。唯一の無調"Autumun Song"が光ますね。

いずれも室内楽とオケの協奏曲的な構成となっていて、それを上手く生かした楽曲になっていますね。刺激と言うスパイスがあるのでフィルム・ミュージック風ですが、それに陥る事がありません。

 ★試しにYouTubeで聴いてみる?
  公式サンプラーです




無形式(ソナタ・複合三部形式・等なし)の主題・動機群のみで構成された12の交響曲集と言ったアルバムですね。主題・動機なので明確な曲が並んでいますが、刺激があるので飽きさせません。オムニバスかガラの様な曲と言ったらわかっていただけるでしょうか。

映画音楽風だとすれば、各映画の主タイトル曲のセットのイメージかもしれません。K.ヤルヴィが来日客演でやってくれたら面白そうです。



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テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽





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・2017年12月9日
音楽ブログに特化するためにタイトルを「現代音楽と酒の日々」から変更しました。




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