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2019年5月13日 ミハエル・シェンヴァント指揮 / オールボー交響楽団『マーラー 交響曲 第9番』«ネット配信»


ミハエル・シェーンヴァント, Michael Schønwandt
(オールボー交響楽団, Aalborg Symphony Orchestra)
デンマーク人指揮者シェーンヴァント(現:モンペリエ国立歌劇場首席指揮者)が、同じくデンマークのオールボー交響楽団を振ったマーラー9。デンマーク放送のウェウサイト"DR P2 Koncerten"からの配信です。

▶️ こちら (今日まで!? いずれお早目に)




マーラー 交響曲 第9番
(2019-5/13 at Musikkens Hus Aalborg)

20190513AalborgSO_-Schønwandt-mahler9


第一楽章
序奏からやや演奏が怪しげです。第一主題は特筆なく第二主題は緩めですが、提示部反復にかけての広がり感は悪くありません。ただ第三主題で弾けてくれないのは残念です。展開部序盤スローは緩め、J.シュトラウス引用の金管も締まりません。山場以降の流れではその荒れた感じが生きたかもしれません。今ひとつ落ち着きと締まりのない感じは否めませんね。

第二楽章
主要主題は特筆なく、第一トリオは速いです。第二トリオではスロー化してから厚みをつけますが、管楽器が少し尖っちゃいます。可も無し不可も無しの印象ですね。

第三楽章
主要主題から第一トリオは悪くありませんが、これと言ったポイントはありませんね。第二トリオ(中間部)はtpの音色が自信無さげで怪しいです。ラストは走りますが、流れはいたって普通でしょう。

第四楽章
主要主題は心持ち速いので情感を湛える事はありません。第一エピソードは低弦の響きが生きましたが流れはフラット。第二エピソードも山場は盛り上げますが、流れは没個性的。後半からコーダへ向かうターン音型も透明感ある浮遊感に欠けます。


なんとなく掴み所がないマーラー9です。演奏が怪しげで、馬脚を表さない様に?色付けはディナーミクのみ、アゴーギクはほぼ感じません。何かシャキッとしたファウンデーションが不足している感じです。

個性的なアゴーギクを振ってもここでは難しい気がします。凡百の底に埋もれそうです。



CDではないので「マーラー第9番聴き比べ:100CD」にはアップしません。

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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by kokoton
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・2017年12月9日
音楽ブログに特化するためにタイトルを「現代音楽と酒の日々」から変更しました。




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