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2019年5月10日 トマス・セナゴー指揮 / ロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管弦楽団『マーラー 交響曲 第6番』«ネット配信»


トマス・セナゴー, Thomas Søndergård
(Royal Scottish National Orchestra)
デンマークの指揮者セナゴーはパーカッショ二スト(主としてティンパニー)として活躍後に指揮者となっています。今回は昨年(2018年)より首席指揮者を務めているロイヤル・スコティッシュ・ナショナル管を振ったマーラー6ですね。英BBCラジオ3のウェブサイト"Radio 3 in Concert"よりの配信です。

▶️ こちら (2019年6月13日まで公開されています)

残念ながらCDではないので「マーラー第6番聴き比べ:60CD」にはアップしません。




マーラー 交響曲 第6番
(2019-5/10 at The Usher Hall)

20190510ThomasSøndergårdRSNO-mahler6


第一楽章
第一主題は落ち着いた行進曲でパッセージも同様に。アルマの主題も劇的な情感は避けていますね。展開部はアルマの主題を勇ましく変奏して挿入部を上手くスロー静の流れにしています。極端にスロー化していないのが好感が持てますね。再現部も第一主題にスパイスを加えますが、コーダは落ち着きを取り戻します。

第二楽章
アンダンテの採用ですね。主要主題はやや陰を持って美しく、第一トリオは哀愁というきれいな流れを作ります。中間部(第二トリオ)は晴れ晴れとした印象です。淡々としたクドさのない美しさですが、少し演奏が不安定なパートも。

第三楽章
スケルツォですね。主要主題はやや速めですが興奮はなく、さっぱりとした感じです。トリオも速めでメヌエット風にせず極端なチェンジはしませんね。

第四楽章
主題と動機が入り乱れる個性的な長い序奏は明瞭で、特には深彫りせず。アレグロ・エネルジコからの提示部第一主題の盛り上げは弱く、Hrのパッセージでも流れはフラット気味です。第二主題は少し軽妙さを見せます。展開部では多少激しさが表現されますが、揺さぶりの少ない速め基本の流れは変わりません。展開部・再現部の行進曲や騎行パートの勇壮さは速めベースですからホットに生きていますね。


感情移入はほどほどに、流れのシンプルなマーラー6です。やや速めでアゴーギクやディナーミクの振り幅を抑えているからそう感じるのかもしれませんね。

どうせならもっとクールにした方が面白かったかも




テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽





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by kokoton
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・2017年12月9日
音楽ブログに特化するためにタイトルを「現代音楽と酒の日々」から変更しました。




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