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2018年8月13日 実験音楽の『Ftarri 6周年記念コンサート Vol. 3』at 水道橋Ftarri

猛烈な雷の攻撃を受けた東京、実験音楽を楽しみに水道橋の「Ftarri」さんに行ってきました。

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現代音楽の中でもWandelweiser(ヴァンデルヴァイザー)楽派を含めてなかなかCDでは楽しみづらい分野なのでライヴ・ハウスでの空間が実感させてくれる事を期待して…






松浦知也 ソロ

圧倒的に興味深かったですね。とにかく音です。お話しさせていただく時間があったので教えていただきましたが書くのは控えましょうw 基本はオシレーターと光コントロールです。
コントロールされたハウリングの様な音色を変化させます。電気を使った音をPCを介さずに出す松浦さんの新しい"アナログの音"でしたね。今までも色々な電気音を元にした"音"を作っていて、音を作る技法がポイントです。パフォーマンスも含めて新しい世界はもっと広がっている可能性を感じました。松浦さんはインスタレーションもやっているので次回は期待したいですね。


吉本裕美子 (ギター、ダクソフォン) + しばてつ (ピアノ) デュオ

pfはパンクチャリズム的で機能和声も感じます。ギターはエフェクターと特殊奏法で殺し気味の音、ダクソフォンも人のイビキみたいで面白いです。でも苦手なタイプのポリフォニカルな即興、ギターとダクソフォンだけの方が面白かったかもしれませんね。


村山政二朗 (パーカッション, ヴォイス) + 古池寿浩 (トロンボーン) + 池田陽子 (ヴィオラ) + 池田若菜 (フルート) カルテット

これは村山さんのユニットと若菜さんのSuidobashi Chamber Ensembleの合体Quartetの様ですね。(両方のCDがあるのでそのうち聴き比べてみましょう)
同じ即興でもこちらは単音のpp, pppといった並びのWandelweiserで、特殊奏法中心の四人は背中向けたり明後日の方向を向いたりして独自の世界に入っている様でした。特にflは聴こえない程の弱音が光りました。村山さんの声もまるで特殊奏法の様でマッチしていましたね。曲は2パートだったみたいで、後半は少し表情がありました。Wandelweiserにしては少し口数が多かった様な感じもあったり共鳴する様相もありましたが、"音"の楽しさが味わえる良い時間でした。


新しい"音"の世界やヴァンデルヴァイザーといった音の遊びに浸ってきました。こういう音楽はやっぱりLiveならではですね。




テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

プロフィール

kokoton

Author:kokoton
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後期ロマン派以降、現代音楽とマーラー交響曲(#5, #6, #9)を中心に楽しんでいます。


[2017年12月9日]
音楽ブログに特化するためにタイトルを「現代音楽と酒の日々」から変更しました。




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