万年筆のインクは ペリカンのブルーブラック4001 で


万年筆 インク ペリカン4001 旧ボトル常時使う筆記用具は万年筆ですね。もぅず〜っとです。
それも以前書いた通りで古いのばかり。
http:// kokotonPAPAの万年筆

で、問題になるのがインクです。使うのはPelikan 4001シリーズです。

古いボトル(右)と並べてあります。それは新しいインクが何か変わっているか確認する為ですね。変わっていれば化学反応で色が変化するので、念のため事前にチェックします。インクをダメにしたり、ペンを洗う事はしたくありません。
(使う万年筆はローテーションしているので、その際は洗ってストックします)
色は Blue-Black で、一本だけGreen を入れていますね。
なぜペリカン、それも4001? 単に昔から使っているからです。(笑)
それに 1K円以下ですからね。常時使うので特別な物は要りません。それに色も気に入っています。

万年筆マニア、私は違いますが、はWatermanのブルーブラックだとかセーラーの青墨だとか フロー性がどうのとかコダワリがおありだそうです。私なんかはそう言うレベルにありません。ヾ^^;
でも長年使って馴染んだ万年筆という筆記具はやっぱり素晴らしいです。

テーマ : 文具・事務用品・オフィス家具
ジャンル : ビジネス

2015年8月29日 シュトックハウゼンの シュティムング, ユーリア・ミハーイ他 at サントリーホール ★★★


20150829_SuntoryHall-Stockhausen_-Stimmung-02.jpg8月だと言うのにとても涼しい東京、今日は土曜日なのに19時開演という珍しい時間設定のサントリーホールに行って来ました。

サントリー芸術財団 サマーフェスティバル 2015 「ザ・プロデューサー・シリーズ 長木誠司がひらく」第二弾の<シュティムング~内観する声ひとつ>です。

6人の肉声だけの倍音のウネリの音楽で、倍音のハーモニーの他にはマジックネームとシュトックハウゼンの詩の朗読が入るだけです。もちろん音響処理されています。2倍音:3倍音:4倍音:5倍音:7倍音:9倍音 の話等々、事前の聴き込みに書いてありますので是非ご覧下さい。ここでは割愛です。^^
http:// シュトックハウゼン "シュティムング" 事前インプレ

また、シュトックハウゼンによる 曲の内容紹介から出演者の入退場・着席手順、ライティング等々の詳細指示が本人の日本語公認?HP「シュトックハウゼン音楽情報」の"シュティムング"にありますので、紹介しておきますね。
http:// シュトックハウゼン全集 シュティムング ライナーノート

と言う訳で、この曲にまつわる様々な事は一応再確認した上で、倍音音響の中に浸る気分を味わって来ました。

良かったですねぇ。所有しているCDと比較してと言う事になるわけですが、ハーモニーの揃いが一つの音の響きの様でした。倍音ですから正確に響けばそうなるはずですよね。
波形音のテープ倍音も仕込まれていたはずですから、スピーカーも含めて音響の有馬さんの力も大きかったのでしょうね。
その波形音操作は、シュトックハウゼンの指示ではテナー1ですが、今回は音楽監督のミハーイ(sop)が操作していましたね。

20150829_SuntoryHall-Stockhausen_-Stimmung-stage.jpg会場には中央に高さ1m程の黒い舞台が約束通りにセットされていました。
全員 白いパンツに裸足、シャツはシグナルカラーにピンク・白・黒。一歩一歩 歩みを止めながら無表情にゆっくりと10分かけて舞台を一周してから舞台に上がります。

車座は音楽監督ミハーイ(緑のシャツ)から時計回りにバス松平(ピンク系のアロハ?)、テノール金沢(白)、アルト大田(黄)、テノール山枡(黒)、ソプラノ工藤(赤)の並びで、私の席はミハーイの斜め後ろ2列目でした。上の写真手前がミハーイの席で横の白いのが倍音波形音の操作機器ですね。
席に着くと全員がマイクを持ったところからスタートです。51の小曲(モデル)はそれぞれ担当が決まっていて、担当をバトンタッチしながら進んで行きます。
初めは何となく硬い感じがしましたが、モデルが入代わる際の互いの指示では表情も出てきましたね。初めの音(声w)出だしもマイルド弱めに感じましたが、後は上記の通りで良かったです。
70分くらいで一見特別な変化の少ない曲ですが、その中には引き継がれる類似パターンの微妙なピッチ(周波数)変化やリズムが感じられて充分に楽しませてくれました。演者の表情・動きもポイントで、視覚も必要だなぁ なんて思えました。

CDでは気が付かなかった事が一つ。エンディングです。フェードアウトだとばかり思っていたのですが、その後にテノールの深いブレースの繰り返しがありました。
やっぱりコンサート、良いですね!

今回はツィンマーマンの時とは違って音楽監督にユーリア・ミハーイ(Julia Mihály) がいたので日本語化とかの心配が無いのは助かりましたw

なんやかんや言ってもプロデューサー長木さんのおかげで今回の二曲がコンサートで楽しめた事実はとてもありがたかったですね。

 音楽監督=ユーリア・ミハーイ
 ソプラノ=工藤あかね、ユーリア・ミハーイ
 アルト=太田真紀
 テノール=金沢青児、山枡信明
 バス=松平 敬
 音響=有馬純寿


一ヶ月の練習とパンフレットにあります。これで小ホールの一回公演、何だかもったいない気がします。出演者と関係者の皆さんに拍手を送りたいですね。^^v

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

インバル / 都響 のマーラー交響曲 第10番 を聴く

このコンサートは行ったので、当日のインプレが残っています。CDは発売と同時に買ったのですが、半年以上たった今やっと聴いてみようと思いました。
http:// インバル・都響 2014年7月20日 サントリーホール

ホールと録音(CD)では印象が異なる事が当然ありますね。部屋の問題を別にしても録音スタッフが完成(音の構成)に加担している訳ですから。
このインプレは録音のインプレです。コンサートとはどう違ったのか、自分でも興味がある処です。
第10番は然程興味がありませんので、過去には3CDの聴き比べしかありませんね。
http:// マーラー第10番 S.ラトル、D.ハーディング、W.モリス 聴き比べ

やや流れが速く感じる第一楽章ですね。この楽章は第9番から繋がる様なアダージョが好きですが、ここではアゴーギク・ディナーミク共に強く 彫りの深い演奏になっています。もう少し静的に調性感の薄さが感じられる方が好きです。16分くらいでのトゥッティに近い音出し、それに続くパートはより調性感が薄い演奏が良いと思うのですが。
第二楽章のスケルツォは優雅と言うよりも重厚・勇壮です。調性が薄いパートも、その良さが演奏に隠れる感じです。優雅なスケルツォに調性の薄さを生かした後半、とはいきません。残念ながら。
とても短い第三楽章 プルガトリオは明確に"角笛"です。でも、ここでも長閑さよりも重さ、ですが。
第四楽章もスケルツォなのですが、シャープです。肩肘張ってます。
最終楽章が第一楽章と並んでこの曲のキーで、好みはクールな静的展開です。もちろん澄んだ透明感は無く、感情を思い切り込めた息苦しさです。(笑) とにかく全体に力んだ力のこもった演奏で、聴いていて疲れますね。

演奏も録音も良く、重厚と切れ味の演奏です。単純に好みの演奏でないと言うマーラー10番でした。
古い人間にとってはマーラーの第10番は、やっぱり9番の後に続く流れのアダージョ(第一楽章)です。





テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

2013年 パリ・エッフェル塔コンサート を NHK プレミアムシアターで観る:楽しさいっぱい!

この日の放送では前半が恒例VPOの「シェーンブルン夏の夜のコンサート2015」でしたが、楽しかったのは後半の再放映「パリ・エッフェル塔コンサート」でしたね。

ガラコンサートで、オケやコンチェルトもありましたが 圧倒的に良かったのは楽しさ満載の各アリアでした。
特にカルメンと椿姫は曲と歌手がマッチしてワクワクしました。"乗り"もオペラ並みでしたね。主役はソプラノのソーニャ・ヨンチェヴァと、テノールのヴィットリオ・グリゴーロです。グリゴーロはCD(The Italian Tenor)を持っていますが、ライヴは一味違いますね。
パリ・エッフェル塔コンサート 2013年

1.劇的物語「ファウストのごう罰」から ハンガリー行進曲 (ベルリオーズ)
 オケの演奏で始まります。この曲はコーダが盛上がるのでガッティ向きですね。

2.歌劇「カルメン」から ハバネラ「恋は野の鳥」 (ビゼー)
 カリーヌ・デザイのメゾ・ソプラノがピッタリでした。神秘的な響きのあるこの曲を押さえ気味に歌い聴かせてくれましたね。合唱もgood!

3.歌劇「ボエーム」から 冷たい手を (プッチーニ)
 グリゴーロ登場です。この曲って、こんなに情感を強く歌いましたっけ?! とにかくいきなりのフルパワーで観衆を惹き付けましたね。この手のコンサートにはピッタリ!

4.歌劇「ボエーム」から さようなら (プッチーニ)
 そしてソーニャの出番です。ラ・ボエームのミミで応える訳ですが、このオペラのラストシーンを思い出してしまいます。その悲しさを予測させる様な透明感の高い歌でしたね。

5.歌劇「タイス」から タイスの冥想曲 (マスネ)
 ルノー・カプソン登場。アルゲリッチの秘蔵っ子のイメージが浮かびますが、今や人気のヴァイオリニストの一人。ここでも この有名曲を切れ味ある細い音色でエモーショナルに演奏しますね。良い感じで、好みの演奏です。

6.歌劇「カルメン」前奏曲 (ビゼー)
 アンコールなんかでやると盛上がる、知らない人はいない曲です。まさに このコンサート向き、ガッティ向き!

7.歌劇「カルメン」から 花の歌「おまえが投げたこの花は」 (ビゼー)
 ジョセフ・カレヤのテノールです。カルメンへの恋歌 バラードですが、良く通るテノール ヴォイスはお見事。このコンサートで言えば、グリゴーロよりもリリコ的です。

8.歌劇「カルメン」から 闘牛士の歌「諸君の乾杯を喜んで受けよう」 (ビゼー)
 今回のコンサートの中で個人的には最高でしたね。リュドヴィク・テジエのバリトンがトレアドールにピッタリ! カルメンの中でも最も盛上がるシーンの一つですが、戦いの歌詞にとても合っていました。トレアドールはこういう感じで歌って欲しい、って感じです。

9.バラ色の人生 (ルイギ)
 エディット・ピアフのシャンソン超有名曲ですが、グリゴーロのパワー全開です。溢れる感情で大観衆を魅了しました。シャンソンの気配は薄いですが。

10.歌劇「運命の力」序曲 (ヴェルディ)
 オケです。コンサート向きですが、なにしろアリアが素晴らしくて霞んじゃいますが。

11.ピアノ協奏曲 ト長調から 第3楽章 (ラヴェル)
 また微妙な楽章を持ってきますねぇ、流石はフランスですね。とてもこのシーンに向いているとは思えないのですが、ピアノのラン・ランはうまく演出しながら弾いていましたね。

12.歌劇「ナブッコ」から ヘブライの捕虜たちの合唱 「行け、わが思いよ、金色の翼に乗って」 (ヴェルディ)
 これもオケですが合唱が入ります。聴いていて、ちょっと一休み的な…

13.歌劇「椿姫」から パリを離れて (ヴェルディ)
 今回の白眉、メインディッシュでしょう。ソニアとグリゴーロのデュエットです。コンサート形式でのアリアと言うよりも、まるでオペラでのシーンの様です。ラストはキスシーンで終える情感豊な二人に大喝采でしたね。

14.枯葉 (コズマ)
 シャンソンです、これをカウンターテノールのフィリップ・ジャルスキーが歌います。静まり返る観衆、歌い終えた後は大喝采が待っていました。流石はフランス!

15.歌劇「椿姫」から 乾杯の歌「友よ、さあ飲みあかそう」 (ヴェルディ)
 再びソニアとグリゴーロ登場ですね。有名曲ですが歌で思い切り聴かせる曲ではありませんね。でもこの二人の掛合いは曲にマッチしてとても楽しかったですね。

16.フランス国歌「ラ・マルセイエーズ」 (ベルリオーズ 編曲)
 ラストはお決まりのラ・マルセイエーズ。ロベルト・アラーニャが画像で歌うフランス国歌です。力感あるテノールは歌詞の意味をパワフルにアピールしました。最後は出演者全員登場で歌います。観衆は全員総立ちの大盛上りです! ラン・ランは口パクでしょうがw

現在Orchestre national de Franceの首席指揮者を務めるイタリア人のダニエレ・ガッティは歌曲を得意としていますし、揺さぶりの強い指揮をするので 将に適任でしたね。
とにかく理屈抜きで楽しいコンサートでした。ここに居たら楽しかっただろうなぁ、って感じです。^^v

<合 唱>フランス放送合唱団
<管弦楽>フランス国立管弦楽団
<指 揮>ダニエレ・ガッティ
<出 演>
 カリーヌ・デザイ [メゾ・ソプラノ]
 ヴィットリオ・グリゴーロ [テノール]
 ソーニャ・ヨンチェヴァ [ソプラノ]
 ルノー・カプソン [vn]
 ジョセフ・カレヤ [テノール]
 リュドヴィク・テジエ [バリトン]
 ラン・ラン [pf]
 フィリップ・ジャルスキー [カウンターテノール]
 ロベルト・アラーニャ [テノール]

収録: 2013年7月14日 シャン・ド・マルス公園広場(パリ)

パリ祭で行われ、なんでも無料コンサートとか。羨ましい限りじゃないですか!



◆ 実は今年2015年のパリ祭・エッフェル塔コンサートもFranceTVのページで楽しめます。
http:// du concert de Paris 2015 by FranceTV
パリ祭 エッフェル塔音楽祭 2015年

2. カルミナ・ブラーナ から "今こそ愉悦の季節" を Julie Fuchs(ソプラノ) と Bryn Terfel(バリトン)
3. 虹の彼方へ [H.Arlen] を Joyce DiDonato(メゾ・ソプラノ)
5. トゥーランドット から "誰も寝てはならぬ!" [Puccini] を Fabio Sartori(テノール)
8. ラプソディ イン ブルー からの抜粋 [Gershwin] を Lang Lang のピアノ
10. トスカ から "テ・デウム" [Puccini] を Bryn Terfel
16. ホフマン物語 から "ホフマンの舟歌" [Offenbach] を Joyce DiDonato と Julie Fuchs
Related Videos を探すとCultureBox からもっと観られますが。^^v


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2015年8月23日 B.A.ツィンマーマン「ある若き詩人のためのレクイエム」大野和士 / 都響 at サントリーホール ★☆

今日のコンサートは思い入れのある現代音楽でした。この曲(1969年)が作られた波乱の時代は学生、その時代の流れを感じられるからですね。
曇り空ですが少し涼しなった夕方、サントリーホールまで行って来ました。
20150823_SuntoryHall_Zimmermann01.jpg 20150823_SuntoryHall_Zimmermann02.jpg

Bernd Alois Zimmermann "Requiem für einen jungen Dichter" の日本初演(Japan premiere)が開催された事に感謝ですね。
この厄介な曲の内容、上記の様な思いも含めて事前にCDインプレしていますので、ここでは割愛ですw
http:// ある若き詩人のためのレクイエム を事前に聴く

当初、ちょっと心配したのは日本語字幕でした。
でもその前に問題が。開演時に設定された長々としたプレトークです。これには気を削がれました。ちょっと白けましたね。聴きに来たのですから。その後、何と15分の休憩です!
普通 プレトークは開場から開演までの間ですよねぇ。

始まったらナレーションが なんと日本語。字幕以前の問題ですねぇ。この曲の印象が変わってしまいました。多言語が重なるので母国ドイツだって、詳細はわからな訳ですよねぇ。
それよりも、大まかな内容と数多くの言語の氾濫が本来と思います。日本語の違和感が拭えませんでした。
字幕も同じですね。多くの話の表示表現方法を工夫したのは素晴らしいですが、ナレーションと同じで言葉(日本語)を追っても曲の本質とは違う様な…
おまけに正面に8×5mはあろうかと言う大表示。こちらは見なければ問題ない訳ですけどね。と言った事もプレトークで随分話していらっしゃいましたが。

この曲の理屈の部分は、個人的に知っている事だけですが、上記の事前インプレに書いてあります。
今日はそんな事は頭から追いやって楽しむのが目的でしたから、少なくともそれは体感出来ました。

テープ・電子音楽・オケ・合唱は、細かい事は抜きにしてホール全体に響き渡る洪水を作りました。初めて体感しましたね。その為に来た訳です ^^v
8ヶ所と思ったスピーカーは20基以上、4ヶ所の合唱団、吼えるオケ、遠くから聴こえたり近くの大音響だったりの大迫力。席による聴こえ方の差も臨場感でしょう。音の空間を味わいました。

ただ、テープ音がオケや合唱より弱く、特にノイズ音が薄かったのはこの曲としては寂しかった気がします。オケと合唱の音が少し尖っていた気もします。
本当はテープ(音)主役の"言葉・言葉・言葉"の大音響が聴きたかったのですが。

面白い事も分かりました。前半はタイマーが指揮者の譜面台裏にオケに向いて付いていました。大野さんは譜面を見て、1分刻みてタクトを縦に大きく振っていましたね。
また、各合唱団にはそれぞれ副指揮者が付いていました。オケの後ろの合唱団とソロには1階席最後部から赤色灯て指揮していましたね。

・自宅では難しい本来の空間音響が味わえました。→ ★★
・説明過多、過剰な日本語化で腰を折られてしまいました、残念。→ ×
と言う訳で → ★☆ 淡々とSTDにやってもらえれば、もっと楽しめたでしょう。

会場は大喝采のブラボーでした。結局, この曲を何十回聴いたところで駄耳の証明? (大汗)

◆ 指揮:大野和士
◆ ナレーター:長谷川初範、塩田泰久
◆ ソプラノ:森川栄子
◆ バリトン:大沼 徹
◆ 合唱:新国立劇場合唱団
◆ 管弦楽:東京都交響楽団
 + [サクソフォン] 大石将紀、西本 淳、[マンドリン] 堀 雅貴、[アコーディオン] 大田智美、[ピアノ] 長尾洋史, 秋山友貴、[オルガン] 大木麻理
◆ ジャズ・コンボ:スガダイロー・クインテット
◆エレクトロニクス:有馬純寿

◆ 字幕映像:原島大輔
◆ 舞台監督:井清俊博


この演奏にはテープも含めた電子音楽(エレクトロニクス)が大きな位置を占めますので、演奏者としての有馬さんはもっと表に出ても良い様な…
字幕は普通に当日配布か事前のネット開示の方がありがたいと思いました。(CD添付の様にタイムスケジュールに合わせた形で日本語ならとても有益です)

パンフレットには解説や資料が色々と入っていてとても参考になりますね。
サントリー芸術財団 サマーフィスティバル2015 カタログ

次は8/29(土)のK.シュトックハウゼンの「シュティムング」ですが、これはシンプルに音楽を楽しみたいですね。
それにしてもこのスケールで一回公演、この金額設定。本当に大丈夫だったのでしょうか?

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

1992年 バルセロナオリンピック バスケット・ドリームチーム用シューズ NIKE AIR BALISTIC FORCE HIGH

もう23年も前なんですねぇ、バルセロナ オリンピックにNBLのオールスターが出場して大活躍の金メダルをとったのは。対戦国の選手も憧れが先に立って試合にならないと言う冗談の様な時代でした。試合終了後に相手国の選手が握手を求めに行ったりね。ソ連とは競った試合だった様な…
オリンピック用にスペシャルモデルが出ていて、これはバリスティックフォースですね。
ナイキ バリスティックフォース ハイ バルセロナ ナイキ バリスティックフォース ハイ 箱

デビット・ロビンソン モデルとして市販になりましたが、ジョン・ストッックトンも着用していたかも。プレイヤーとしてはストックトンの方が好きでしたが。

この時代のナイキのウレタンは加水分解が酷く、崩れちゃいます。まぁこの手のスポーツシューズが技術革新中だったので仕方ないでしょうが。ジョーダンも確かJordan7だったと思いますが、1 や 2 は頑丈ですが 7 はダメですね。ちなみに韓国製です。

赤・青・白のアメリカン・トリコロールに金の文字が当時は憧れでした。^^ゞ

テーマ : スニーカー
ジャンル : ファッション・ブランド

テリー・ライリー の サンライズ・オブ・ザ・プラネタリー・ドリーム・コレクター を聴く

「Sunrise of the Planetary Dream Collector」はクロノス・カルテット(Kronos Quartet)がテリー・ライリー(Terry Riley, 1935/6/24 -) の楽曲を集めたCD5枚組のテリー・ライリー作品集「One Earth, One People, One Love: Kronos Plays Terry Riley」から、新作2曲や未発表音源1曲を一枚に集約したCD1の分売になりますね。国内版が9月発売予定になったら輸入盤の販売がamazonから消えてますw

個人的にはミニマルは殆ど聴かないのですが、ライリーはシュトックハウゼンからの影響でセリエル、即興性を重視した現代音楽をベースとしている事に興味があります。そこからラ・モンテ・ヤングを経由してミニマリズムを代表する音楽家になっている訳ですね。今でも微分音や電子音楽・テープを駆使していますね。今年80歳ですから、ラッヘンマンと同い年!

クロノスのライリー、その新録音とあったので入手しました。米現代音楽のミニマル、それを代表する米現代音楽家、そして米現代音楽弦楽四重奏団、条件は揃いましたね。

今回の中で好みなのは以下の曲でした。
One Earth, One People. One Love (from Sun Rings)
 テープとの組合せで、叙情的なvcの旋律が主体となるエモーショナルでインド音楽的な楽曲です。緩い定拍が背後にあり、瞑想的ですね。新録音です。

Lacrymosa - Remembering Kevin
 情感のある緩徐展開の前半、強烈な反復と即興的な前衛的中盤、そして透明感のある後半へと聴かせてくれる流れです。全体としては機能和声でしょうが、処々で不協和音が混ざります。未発表音源です。

Cadenza on the Night
 CDの半分以上をしめる11の小曲のになりますが、新古典主義風の弦楽四重奏曲ですね。メリハリ・インパクトが強い演奏は将にクロノス向け、ライヴ向きです。

同年代フィリップ・グラスと同様にインド音楽に影響を受けている訳ですが ミニマリズムの弦楽曲としてはより硬派、より前衛的な方向性があるのは嬉しい事です。




テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

アンジェラ・ヒューイット Hewitt の リスト Liszt:Piano Sonata S.178, Dante Sonata, Petrarch Sonnets を聴く

kokotonPAPAがピアノ、特にリスト(Franz Liszt, 1811/10/22 - 1886/7/31)が好きな事は度々書いています。先日もアーノルド・コーエンの死の舞踏の聴き比べを書いたばかりですが、今回はアンジェラ・ヒューイット(Angela Hewitt) のピアノです。
ヒューイットは表現力過多ぎみで好みのパターンとは逆ですが、なぜか数枚所有していますね、Hyperionレーベルだからでしょうか、例のバッハは持っていませんが。

このアルバムは大きくわけると二曲、リスト唯一のピアノソナタと巡礼の年第2年(イタリア)から 補遺を除く後半4曲ですね。やや見通しづらい、やや玄人好み系の選曲でしょうか。

ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178
 曲の流れよりも音の切れ味を重視した様な演奏です。ディナーミクを効かせていますが、アゴーギクが流れを途切らせる様な不安定さを感じます。このアルバムで言う 4. Allegro energico の前半はリストらしい楽曲で好きなパートですが、そこではこの演奏が合致して、生き生きとしていますね。
個人的には、流れ良く 超絶パートは速くかつ音の粒立ち良くと言うのがこの曲全体のヴィルトゥオーゾのスタイルかと思っています。

この曲では良く言われる注目点があり「曲全体としてソナタ形式(提示-展開-再現)」そして「主題の変容」ですね。両方共に後期ロマン派では良く使われています。特に前者で言うと、この曲は楽章が明確でなく切れ目も無く演奏されて、主題の展開や再現もはっきりとしません。その辺はリストが既存の形式からの脱却を模索していたのかもしれませんね。強音パートと緩徐パートの度々の繰り返しも不思議に感じますよね。
聴いていて何だかシックリこない曲ですね。もっともそれがリストのもう一つの顔ですが。

巡礼の年第2年《イタリア》より
  ・ペトラルカのソネット第47番 S.161-4
  ・ペトラルカのソネット第104番 S.161-5
  ・ペトラルカのソネット第123番 S.161-6
  ・ソナタ風幻想曲《ダンテを読んで》 S.161-7
「巡礼の年」全曲についてはベルマンとロルティで書いています。長くて捉え処が薄い厄介な曲ですが、美しいソネットはピアノソナタよりもヒューイットらしいエモーショナルさがうまく生かされています。ベルマンよりも聴き易いですが、メリハリが強い分 ロルティのメロディアスな美しさは欠けるかもしれません。
「ダンテを読んで」はソナタ風(Quasi Sonata)とある通り、全体をソナタ形式というピアノソナタと同様の技法を駆使しています。また主題が変奏されて行くのも同じですね。ただこちらの方が曲構成が明確で聴き易いです。ここでのヒューイットは表情豊かですが、ややクドいかなw

ヴィルトゥオーゾ系の「ダンテを読んで」と、美しいソネットのセットを楽しめます。




テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

「しもっぱら(下原)」のスイカ!

いやぁ、特上の下原のスイカが届いちゃいました〜! (大汗)
嬉しくて、懐かしい。
スイカ 下原 波田 しもっぱら

大きくてビシッとしてますねぇ。一晩冷やしてカプッ といっちゃいました。やっぱり半月形に切ってですよね。
甘〜ぃ、そんでもってスイカの味が濃〜ぃ! これぞ夏の、そしてスイカの醍醐味。最高 ^^v

でも、下原スイカは今や幻の名物スイカですねぇ。松本市が市町村合併の時に周辺を飲込んじゃったから、「下原スイカ」を出荷していた農協も吸収されて「JA松本ハイランドすいか」に統一されて出す様になっちゃった。
だから今は8人の方が、その名を残してこだわりで作ってるんだね。昔は安曇野も含めて道路際にスイカの臨時販売所が出ていて、よくその名を目にしたけどね。

🐜🐜 🐜🐜 🐜🐜 🐜🐜 🐜🐜

昔からのお友達からですが、最後に会ったのは山奥の廃村"鹿籠"探索に行った2011年 !!
随分会っていない小さかったお嬢さん達、すっかり大きくなっちゃった とか。時代は過ぎるけど続く友人関係はとても嬉しいね。
涼しくなったらサフォーク行く約束。^^v



テーマ : スイーツ
ジャンル : グルメ

シュトックハウゼン Stockhausen のシュティムング Stimmung を聴く

今年のサントリーホールのサマーフェスティバル2015、8/29(土)に カールハインツ・シュトックハウゼン(Karlheinz Stockhausen, 1928/8/22 - 2007/12/5) の Stimmung(1968年) が上演されますね。その前に聴きなおしておきましょう。 8/23(日)のツィンマーマンの聴きなおしはこちら

今更のシュトックハウゼンなので困りましたね。このBlogでも数回はインプレしていますが、その広言は何かと物議をかもして全体像が掴みづらいシュトックハウゼンですから細かい事は書いていません。第三者間の挙げ足取り的なやり合いに辟易する事も多々ありますねw と言う事で個人的なシュトックハウゼンの話は無しです。

奥さんマリー・バウアーマイスターに献呈された「シュティムング」ですが、感情的抑揚の無い平和で平穏な教会和声の様な声楽曲です。
倍音の声楽ですので倍音をある程度知っておく必要がありますよね。倍音というと個人的には平均律と純正律を思い出したりして、また面倒な事になる訳ですが振動・共鳴による倍音発生は音(響)の基礎でしょうから。
純粋に単音だけを聴く方が難しいかもしれませんね。コンピューターが単音を出してもそれがスピーカーなり部屋なりに出た瞬間にいずれ倍音を伴うでしょうから…

また倍音の現代音楽と言えばスペクトル楽派になる訳ですが、その創始であるグリゼーとミュライユがジャチント・シェルシに会うのが1970年代に入ってからですから、その前にここまでやっていた事になりますね。

曲はベース音(変ロ/B♭)に対して2倍音:3倍音:4倍音:5倍音:7倍音:9倍音、の6つの倍音により構成されています。それで6人による音の共鳴が主体になる訳ですね。6人が車座になり音響ユニットによりスピーカーが観客の後ろに配されます。
そしてテープも準備されます。周波数57Hzと各倍音114Hz-171-228-285-399-513の七つの波形音テープはテナー1者によりコントロールされます。

51のmodel(小曲)に別れて約70分、基本は各倍音が重なるウネリや響きの空間音響になりますね。
2, 4, 8倍音はそれぞれオクターブ上がったベース音ですが、それ以外は3度や5度と言った音になるので和音が形成されます。ホーミーってありますよね、以前TVでTOKIOがやっていた(笑) そんな感じですね。それに時折 マジック・ネームと呼ばれる単語(神の名)が出てき、またシュトックハウゼンの詩が朗読される。と言う構成です。
『6声のそれぞれに、解説、フォルム・シェーマ、そして八つないし九つのモデルのページとマジック・ネームのページからできている』とシュトックハウゼンは言っています。
細かい事は本人の日本語公認ページである「シュトックハウゼン音楽情報」の中の「シュティムング・ライナーノート」にありますので、ぜひご覧下さい。そこにはスピーカーの配置から入場順やフェードインするテープ、照明までが細かく指示されています。

なんて事を少し頭に入れて、この音の世界に浸ってみましょうか。
ドローン系アンビエント、お経?、そんな感じです。ラストはフェードアウトです。
試しにYouTubeでちょっと観てみる?




今回のコンサートではユーリア・ミハーイ Julia Mihály が音楽監督(兼Sop)ですが、キュルテンの「シュトックハウゼン講習会」にも参加して このシュティムングを6回演じているスペシャリストですね。その他にも工藤あかね(Sop)、松平 敬(Bas)、もシュトックハウゼン講習会参加メンバーと、良いメンバー構成の様です。楽しみですね。

[後日追記]
2015年8月29日 サントリーホールでのコンサート インプレッション


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