ソラブジのピアノソナタNo1 をアムランのピアノで聴く

超絶技巧系で長大なピアノ曲で有名なカイホスルー・ソラブジ(Kaikhosru Shapurji Sorabji, 1892/8/14 - 1988/10/15) は以前も紹介済みですね。
昨日に続いてマルカンドレ・アムラン(Marc-André Hamelin)のピアノで、Piano Sonata No.1 を聴いてみます。アムランに付いても今まで何回となく書いていますw

このピアノソナタ第1番(1919年)は 第2番と共にソラブジを見いだしたブゾーニ、これまた昨日も紹介しました、に献呈されています。
初期のこの作品は22分ほどの短い楽曲です。その中にペース・強弱変化を介して技巧を詰め込んであります。例によって明瞭な主題や旋律よりも技巧を全面に押し出した作品ですね。楽曲として楽しいかと聞かれれば、「楽しい楽曲ではないけども、"…なるほど" 的なピアノ・ソロ曲」と答えるでしょうね。ヾ^^; 何言ってるかわからん…よね。
まぁ、このくらいの長さの方が聴き易いのは事実ですが、それではソラブジらしくないかもしれません。また、この手の技巧系な表情のpfはアムランの得意とする処ですしね。タッチで表情を作っているのは、楽曲もさることながらアムランの技巧でしょう。

ちなみに、ライナーノーツにはブゾーニのこの曲のコメントが載っています。最後の一行でくくられて、
overall: a totally new kind of young talent that gives one pause and makes one feel hopeful…
とありますね。この文で期待と戸惑いが伝わりますね。




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ブゾーニBusoni の Late Piano Music をアムランのピアノで聴く

フェルッチョ・ブゾーニ(Ferruccio Busoni, 1866/4/1 - 1924/7/27) は大好きな音楽家の一人ですね。トランスクリプションを始めとして、自らもヴィルトゥオーゾ系ピアニストでもあります。
その神髄は、個人的にはエンターテインメント溢れる作曲・編曲術ですね。大いに楽しませてくれる楽曲ヴァリエーションです。
その元になっているのはバッハとリスト。トランスクリプション&ヴィルトゥオーゾはリストそのもののと言った感じです。リストも、ベートーベンの交響曲のピアノ曲化等、色々とやっていて興味深いですよねぇ。

全編楽しいですが、以下特にお気に入りの楽曲を紹介させてもらおうと思います。

□ Elegies, BV 249 (1907-09年)
表情豊かな7曲構成になります。不協和音、複調的な現代音楽から、グリーンスリーブスをモチーフにした楽曲まで楽しさいっぱい、変化いっぱいの楽曲です。

□ Nuit de Noël, BV 251 (1908年)
この曲のクールさの素晴らしさ! 単音の響きと音の余韻を楽しむかの様な「クリスマスの夜」らしい楽曲です。時折の不協和音さえもが美しさを際立てますね。

□ Sonatina BV 257, BV 259, BV 268, BV 274, BV 280 (1910-1918年)
ソナチネの1-5番、全9曲になります。全音々階等の技巧を駆使してヴィルトゥオーゾ系からエモーショナルなパートまで散りばめられています。主たる流れは、エンターテインメントというよりも感性とさり気なさが光るピアノ曲ですね。

□ Toccata: Preludio, Fantasia, Ciaccona, BV 287 (1920年)
ブゾーニの後期を代表するピアノ曲です。現代的な味付けでハードタッチが生きているドライブ感のある楽曲です。歌劇「嫁選び」からの流用等、ブゾーニらしさが楽しいですね。

□ Kammer-Fantasie über Carmen, BV 284 (1920年)
□ Nine Variations on a Chopin Prelude (Op. 28 #20), BV 213a (1922年; Klavierbung, 1925年, Book8)
カルメンによる室内幻想曲 BV284(ソナチネ第6番)のピアノver. とショパンの前奏曲による9つの変奏 のトランスクリプションです。エンターテインメント色満載の楽しい楽曲です。ワクワクしますね。
この他にモーツァルトのドン・ジョバンニもPrologoに入っていますが、あまり面白くありません。

久しぶりのアムランのブゾーニです。ところでpfマルカンドレ・アムラン(Marc-André Hamelin)ですが、やっぱりクールなヴィルトゥオーゾですね。毎年の様に来日していた頃の様な興味は今やありませんが、以前も書いた通りで他のピアニストと同じ曲で比べると良さが際立ちます。でも、単独で聴くと冷めた感じがちょっと鼻に付くかなぁ…久しぶりにライヴを効きたい気もしますがw



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2015年3月28日 グスターボ・ドゥダメル / ロサンゼルス・フィルハーモニック の マーラー交響曲第6番"悲劇的" at サントリーホール ★★★

桜も咲いていよいよ春本番ですね。今日は今年前半のコンサートの目玉、ドゥダメルGustavo Dudamelとロス・フィルのマーラー第6番を六本木一丁目のサントリーホールまで聴きに行って来ました。
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情熱的な指揮者・オケ・楽曲が揃いました。悪いわけが無い事は行かなくてもわかりますよね。ライヴ向きで好きな楽曲と今一番旬の指揮者、要はどういった演奏が楽しめるかという一点でした。さて、その結果は... 最〜高‼︎

第一楽章は優美にして雄大、そして第二楽章はアンダンテで‼︎ 緩徐楽章なのですが、情熱が必要な終盤の その素晴らしさ。第三楽章は従ってスケルツォになり切れ味良く続き、問題の最終楽章へ。実は見通しがあまり良くない楽章だと思っていますが実に見事! 情熱と優美さの出し入れと、切り替えの素晴らしさでした。ちなみにハンマーは2回でしたね。

...と言うか、そんなコメントなんて全く不要です。破綻もなく見事な統一感で一つの完成版でした。
これ以上を望むなら完成以上になる訳で、ホール全体を包み込む何か、例えば興奮や狂気が憑依するしかありません。そんなコンサートにそうそう出会える訳はありませんね。

この曲はクールな解釈も情熱的な解釈も、どちらもありなのですが今回は洗練と豪華さでした。要は特別な解釈ではなく、見事さと言う事ですね。
第一楽章と第四楽章では、思わずゾクッとする様な流れを感じましたね。

スタンディングオベーションもかなり出ました。オケが下がり始めても拍手は鳴り止みません。ドゥダメルが場を納める様に登壇してお開きとなりました、
(アンコールはやらない、という明確な姿勢がありましたねw)

各楽章終了毎に咳とざわめきが沸き起こります。これは熱演を聴いた時の反応ですね。ドゥダメルの指揮はますます洗練されて美しいですね。
終演時 オケのメンバーが割とクールだったのは、この程度の演奏はSTDと言う事なのかもしれません。
でも もちろんオーディエンスの反応にはとても喜びを示していました。
唯一残念な事が有るなら、ドゥダメルが最後の余韻を保つ様に指揮する手を下げずにいたにも関わらずフライングの拍手を叩いた人が居た事でしょうか。ドゥダメルの表情が見える席だったので、とても残念でした。

興奮の残るホールを出ると、少し冷えた空気に夜桜が。
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とても気持の良い春の夜になっていました。



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グレン・グールド Gould のシェーンベルクSchoenbergピアノ作品集をマウリツィオ・ポリーニPolliniと聴き比べ

久々に聴く現代音楽の古典、アルノルト・シェーンベルク(Arnold Schönberg, 1874/9/13 - 1951/7/13)のピアノ曲の全曲ですね。無調〜十二音技法では、個人的にはヴェーベルンのピアノ曲と比べて表情が有り聴き易いな、っていつも思っています。
今回はグレン・グールド(Glenn Gould)のpfで聴いて、最後にマウリツィオ・ポリーニ(Maurizio Pollini)と比べてみます。

□ 3つのピアノ曲 Op.11 (1909年)
調性感は残りつつも、後期ロマン派から新しい無調への音楽感を覗かせている静的な楽曲です。柔らかなピアノタッチが陰鬱で美しい旋律を聴かせています。普通に聴ける最後期の作品かもしれません。
□ 5つのピアノ曲 Op.23 (1920-1923年)
無調から12音技法への進化途中の作品と言われていますね。当然の音列配置で点描的です。シェーベルクはもっと無表情に弾くのではないかと勝手に想像するわけですが、ここでは美しさを感じる様なグールドのピアノが光りますね。
□ 6つのピアノ小品 Op.19 (1911年)
年代が前後しますが、この曲で完全に無調になったと言われるピアノ曲です。しかし現在の現代音楽に比べると調性は無い物の美しさは残っていて、それが調性感を生んでいる様です。十二音技法の様な縛りが無いからかもしれませんが。
□ ピアノ組曲 Op.25 (1921-1923年)
この中の I. Prelude が十二音技法で書かれた初めての作品と言われています。ヴェーベルンに比べると単調さは少なく聴き易いですが、全曲通して束縛感があり息苦しいさは拭えません。十二音技法〜セリエリズムが早々に幕引きとなったのがわかる気がします。
□ 2つのピアノ曲 Op.33a&b (1928 & 1931年)
美しさとリズム感の2曲です。心地良さを感じる様なグールドのピアノが味わえますね。今の時代に聴くと調性では無いと言っても旋律感は残されていて、楽曲として楽しめるのは事実です。

グールドのCDは再発を繰り返しているわけですが、また本年5月に出ますね。



以前レビューした もう一つの有名録音であるポリーニ盤ですが、こちらはよりディナーミクとアゴーギクを強く取ってダイナミック&ハードに演奏します。ロマンチックなタッチのグールドと、激情的なタッチのポリーニ。エモーショナルなグールドと、ヴィルトゥオーソなポリーニ。
柔のグールドか、はたまた剛のポリーニか?
明確に違うこの二つの録音を聴けば、とりあえずシェーンベルクのピアノ曲はOKではないでしょうか。個人的にはポリーニはやや疲れて飽きが来る感じがしますね。コンサートには向いています。



超絶技巧系のピアノが好きで、現代音楽ファンならポリーニじゃないのか?! って思うでしょ。そんなに単純じゃないですよね、好みって。
ちなみにグレン・グールドはこれ以外にはまず聴かないんですけどねw

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2015年5月来日サーリアホのオペラ「遥かなる愛 」からCinq reflets de L'Amour de loin ・他を聴く

以前から紹介している北欧を代表する現代音楽家の一人、スペクトル楽派を代表する一人でもある カイヤ・サーリアホ(Kaija Saariaho, 1952/10/14 - ) 。今回は武満徹作曲家賞(5/31/日)の審査委員を務めますね。
来日記念?コンサートはその前々日(5/29/金) クラリネット協奏曲/Kari Kuriikku(cl)でした。もちろん発売当日にチケットをキープ! ところが後日、その前日(5/28/木)に何とオペラ「遥かなる愛」が追加になりました!
これは困った…、その前週末にもリンドベルイ(tb)のコンサートを入れている…流石にそこまで連チャンはキツイので残念ながら見送りました。[後日追記]結局行く事にしました。(汗)
でもCDでは「遥かなる愛」をベースにした簡易版?「遥かなる愛 による5つの黙想」を所有しているのでインプレしましょう。
以下、演奏はユッカ=ペッカ・サラステ指揮 フィンランド放送交響楽団になります。

Cinq reflets de L'Amour de loin (Five Reflections on Love from Afar) は、2002年作のストックホルム・ロイヤル・フィル委託作品で、Amin Maalouf原作による吟遊詩人ジョフレ・リュデルを主人公にしたオペラL'Amour de loin (Love from Afar 遥かなる愛 / 2000年)を5Partsの交響曲形式に手直ししたものになります。
(ストーリーは同じですが、各Partとオペラの幕の関係は少し異なります)
原作オペラは登場人物三人で"愛と死"がテーマです。
[あらすじ]
 12世紀のフランス、ボルドー近くのブライの王子で吟遊詩人ジョフレ・リュデルと、トリポリに住む伯爵未亡人クレマンス、そして二人を取り持つ巡礼者の三人。
[Part1] クレマンスが憧れを歌います。[Part2 = 第1幕]それを夢で見たジョフレがそのシーンを物語ます。巡礼者によってその女性が実在する事を知らされます。[Part3 = 第2幕] 巡礼者はクレマンスにジョフレの「遥かなる愛」の詩を伝えると、それがジョフレ本人の歌になります。[Part4 = 第5幕] ジョフレはトリポリ行を決意しますが、その途中病魔に侵されクレマンスに抱かれて死を迎えます。[Part5 = 第5幕] 修道院に入ったクレマンスが愛の崇高さを歌ってエンディングを迎えます。

陰鬱でスローな音響音楽が背景に回る 暗く美しい楽曲です。もちろん主は歌唱ですね。サーリアホのオペラは極端なAvant-Gardeではないですから、話の展開がわかって毛嫌い?しなければ十分普通!?ですw 近いイメージならバルトークの青ひげ城でしょうか。もちろんストーリーはこちらの方が所謂(いわゆる)オペラ的ではありますが、そこは現代音楽です。
「遥かなる愛」のコンサート形式をより短縮して演奏しやすくした感じになりますね。

Nymphea Reflectionは以前紹介したKronos Quartetの為に書かれたNympheaを電子音楽化したものです。Nympheaは以前紹介していますね。ちなみに最終章の詩はArseni Tarkovskyになります。
 ショートボウによる細かい反復が支配する変化の少ない弦楽四重奏曲ですが、展開はラストで変化してソロのvnや呟きの様な声楽が入ります。空間音響系の印象は薄く、ノイズ系現代音楽と言った感じですね。
エレクトロニクスもディレイやループといった音質変化の無い処理ならば、CDで判別は難しいですね。

Oltra Mar(Across the sea) はオペラの習作ともいう位置づけの作品で1999年にニューヨーク・フィルの為に書かれています。7楽章構成でコーラスが入り、第二・四・六楽章には朗唱があります。テーマは海になぞらえて宇宙の真理を求める航海という壮大さです。また朗唱部は、愛と時、そして死になります。サーリアホはこの曲の第6楽章をジェラール・グリゼー(Gérard Grisey, 1946/6/16 - 1998/11/11)、師事したスペクトル楽派の雄、に献呈しています。ちなみにグリゼーはこのパートの制作中に死亡してます。
 スペクトル楽派の音響音楽です。拍は存在していてヴォーカリーズも楽器同様の使われ方になります。打楽器の響を使い、管弦声の長音音階の連鎖が織りなす重厚な空間系音楽ですね。面白いのはtextが入るパートで、やや宗教曲の様になります。個人的にはミサやレクイエムの様な。
試しにYouTubeで聴いてみる?



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John Sampen のサックスで聴く Visions in Metaphor / 米現代音楽家の作品集

このアルバムは1994年にJohn Sampen (sax), Marilyn Shrude(pf)が企画した米現代音楽家のオムニバスアルバムになりますね。
二人は、様々な様式を持つ米現代音楽家7人に"postcard pieces"として寄稿依頼しています。エキスペンタリズムをベースとして、セリエル、偶然性、即興性、等の様々なスタイルでサックスとピアノのデュオ(一部サックスのソロ)の楽曲集です。postcard pieces は2〜5分程度の短い楽曲なので、さらに5曲の postcard pieces が追加されています。

1-7曲目までが Postcards From America、追加5曲が Visions In Metaphor になりますね。

個別にコメントはしませんが、John Adams, Milton Babbitt, Philip Glass といった有名処はオリジナリティのある作品を見せてくれています。
マニエリスム的なのは、Karel Husa であり、やや前衛的にしたのは Samuel Adler といった様な変化を楽しめるバリエーションもあります。Karel Husa はもう一曲、調性の薄い作品も投稿していますが、そちらも前衛性は低いですが即興性が楽しい楽曲です。
その中で前衛的で興味深かったのは、瞑想的と言われるPauline Oliveros, 調性と無調をバランスするWilliam Albright ですね。特に後者はピアノの旋律は調性であり、サックスは無調でというバランスはとても面白いです。
ピアノを担当する Marilyn Shrude も2曲を投稿していますが、サックス&ピアノの調性感のある反復音楽とサックスsoloで、後者は Bernard Rands, Joan Tower のサックスsolo曲と同じく惹かれるものが感じられません。

現代音楽は音楽家毎の違いを感じられるのが一つの楽しみですね。そう言った意味では、音楽祭アルバム同様にこの手のCDはとても有用で好みです。



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テンシュテット/北ドイツ放送響 のマーラー交響曲第5番 [Profil盤] が発売に!

今月のちょっと嬉しいニュースは、Klaus Tennstedt の 新たな Mahler Symphony No.5 が発売された事ですね。それも問題のNorth German Radio SO(現NDR)の音楽監督に就任した翌年1980年録音です。
人気を決定付けたニューヨークフィルでの客演、そこで同曲を振った一ヶ月前の演奏になります。
なぜかジャケットがamazonで販売されている物(下記)と色が違います?!
Tennstedt-MahlerNo5-NDR1980y.jpg

第一楽章はスローにして流麗とも言える葬送行進曲から流れよく第二主題へ入って行きます。その第二主題ではアゴーギクを効かせますね。第二楽章は切れ味鋭い入りから緩急を使った演奏で、強音パートは気持ちの入った情熱を感じます。そして一転、美しいスケルツォは長さを感じさせませんね。
アダージェットは、スケルツォの迫力のコーダから 世界を区切る様に静的な展開です。殊更の甘美さやスローさは避けた展開は好みです。最終楽章はリズム良く入り流れる様にコーダに向かいます。終盤の山場からコーダは最高の盛上りをみせてくれます。

アゴーギクとディナーミクをうまく効かせるテンシュテットのマーラー第5番です。例によってマーラーの意図を反映させた第二楽章は特筆物の素晴らしさで、相性の悪かったNDRとの緊張感が生んだ産物なのでしょうか。



このアルバムを含めたテンシュテットのマーラー交響曲第5番のCD6枚の聴き比べも是非どうぞ。
現在マーラーの5番は、110CDを聴き比べしてあります。

PS:[Profil]レーベルからはもう一枚注目のマーラー第5番がありますね。ユッカ=ペッカ・サラステ指揮 ケルンWDR交響楽団(WDR Sinfonieorchester Köln) 2013-6/15録音で、これは近年最高の出来です。まだインプレしていませんが…(汗)


テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

おいしいお酒、鯵ヶ澤と大那を飲む at 三鷹の手打ちそば「いしかわ」

昼がワインなら、夜はお酒。今宵はおいしいお酒をいただいて来ました。
一つは" 大いなる那須"から名前をとった栃木の大那、もう一つは大好きな青森津軽のお酒 鯵ヶ澤です。この味の並び方が最高ですね。
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◆大那 無濾過生原酒 特別純米 限定直汲み
 栃木県那須郡湯津上村 菊の里酒造
甘口でやや酸味を感じられ透明感のあるお酒です。ラベルにも有りますが、食中酒にぴったり!
美味しい料理を楽しみながら二合いただきました。今風のお酒ですね。
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◆鯵ヶ澤 特別純米
 青森県西津軽郡鯵ヶ沢町 尾崎酒造
 まさに飲みたかったお酒を準備してもらっていました。やや辛口でスッキリ系、切れ味の良いお酒です。これで"飲み"を楽しむも良し、美味しい"肴の友"も良しですね。
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手打ちそば「いしかわ」
 東京都三鷹市中原4-27-13
 0422-43-8520
◇京王線 つつじヶ丘駅北口から深大寺行きバスで「上ノ原小学校」下車、徒歩1分です
googleマップでみる


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ジャンル : グルメ

インバル/都響のマーラー交響曲第9番、ワンポイント・レコーディングver.を聴く

一年前のこのコンサートは東京芸術劇場で観て来ました。例によってコンサートとCDの違いが気になりますね。録音は実際のホールとは違い、ミキシングでのコントロールが行われますからねぇ。
同じくコンサートに行った第10番も、このCDと同じく昨年末にCD化されていますが、こちらもまだ聴いていません。(汗)
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第一楽章:本来は特徴的な揺らぐ様な流れに身を任せたいのですが、どうもシックリきません。また、管楽器が突き抜ける音をだしたり、今ひとつまとまりに欠ける感じです。
第二楽章:安定したレントラーを期待するのですが、その感に欠ける気がします。入りで "らしさ" に欠ける様な間をとったりと 気にかかりましたし、ここでもオケのバランスに締りが感じられません。
第三楽章:特に悪くはないのですが、インパクトや特徴に欠けるでしょうか。それでもこの楽章が一番まとまりがあり、特にコーダはアッチェラレンドに気合か感じられて悪くありません。全体的にはもう少しスローでディナーミクをつけた方が好みなのですが。
第四楽章:入りから情熱が感じられます。この曲の最終楽章らしさが感じられる演奏ですが、好みはやっぱりもう少し"間"があると嬉しいですね。途中の静音パートはやや弱いですかね。

第三楽章の終わり辺りからは悪くないのですが、この曲に必要な強烈な情熱や狂気が見当たりません。それを望むのはハードルが高過ぎかもしれませんが…

購入したのはワンポイント・レコーディング・ヴァージョンです。それは今回のマーラーチクルスの第5番で通常録音盤と聴き比べて、こちらの方がよりホールに近い感じがしたからです。
レコーディング状況は良く、インバルの声が随分と入っていましたね。それとラストは観客の拍手はカットしています。ボリュームを大きめで聴くとコンサートホールの気分ですね。

実際の 2014年3月15日 インバル/都響 の マーラー交響曲第9番 at 東京芸術劇場の様子のインプレしてありますので参考にご覧下さいね。

マーラーの交響曲第9番は、今まで37CDを聴き比べしています。インバルの日本フィル(1979年)とフランクフルト放送響(1986年)のCDインプレもそこにあります。
第5番は140枚くらいストックしていると思いますが、第9番は50枚程度でしょう。

本当は、このCDも他のストックとまとめて聴いてインプレする予定だったのですが、これ以上ほっておくと忘れてしまいそうなので、今回は単独でインプレです。



来週末はG.ドゥダメル/L.A.フィル来日でマーラー交響曲第6番が控えていて、楽しみです。^^v



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アペルギスGeorges Aperghis の Récitations を聴く

ジョルジュ・アペルギス(Georges Aperghis, 1945/12/23 - ) はクセナキスに師事したフランス在住のギリシャ人音楽家で、エクスペペリメンタリズム的な演劇音楽を試行していますね。ドナウエッシンゲン音楽祭にも招かれています。
Recitations 朗唱(1977-1978) は代表作の一つで Solo Voice のための楽曲です。フルテクニックを要求する歌曲、まさに朗唱ですね。 女優でもあるマルティーネ・ヴィアール(Martine Viard)が、語りや叫びの中にあらゆる声楽的な技術を駆使して演じて? います。
曲調はAvant-Gardeそのもので、楽器で言えば特殊技法による即興性でバリバリの前衛展開といった風になりますね。従って音楽ではなく"音"の展開です。
リズム変化や音程変化も大きく、将に現代音楽の声楽曲ですね。残念ながらフランス語風の歌詞も英訳もライナーノーツにありません。もっともアペルギスは仮想言語といった展開もするので、その辺りはわかりませんが。

曲編成は Récitations 1-14 、欠番や並びは非順番、で16曲になります。

試しにYouTubeで見てみる?
Live映像も前衛的ですw




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1.このblogで言う現代音楽
2.マーラー交響曲第5番 160CD
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