庭のうぐいす 特別純米 をいただくひと時

◆庭のうぐいす 特別純米
 福岡県 久留米市 山口酒造
ラベル違いになっている。軽めの口当たりながら、適度な重さで辛口。僅かながら独特な味がする。
濃いめの味の和食にぴったりのお酒です。呑みモードになっても、そのまま行けそうな味わい。

庭のうぐいす


テーマ : 日本酒
ジャンル : グルメ

退廃作曲家エルンスト・クルシェネク の Kammermusik を聴く

Ernst Krenek。退廃作曲家などと訳の分からない区分に入れられていたりする。どの時代のクルシェネクの作品か? 当然ながら十二音技法バリバリの現代音楽時代しか聴かない。
表題が室内楽とあるがピアノがメイン。美しいロマン派風の始まりから不協和音渦めく楽曲、声楽が入り現代音楽らしさに没入できる。変化に富んだ展開がクルシェネクらしい展開だ。入りは後期ロマン派の香り満点。kokotonPAPAもこの時期のクルシェネクは大好きだ。ピアノソナタでもソロではなく、チェロやヴァイオリンとのパートも多い。細かい事書く気もしない、最高。やっぱりイイよなぁ。

残念なのは現在ネットを探してみても見つからない。うまく中古のCDで見つかればかなりの安価だろうが。これだから現代音楽は困る。


テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

ルドルフ・エッシャーのTombeau De Ravel / 6 Epigraphes を聴く

ラベルの墓は、フルート・オーボエ・弦楽三重奏・チェンバロによる曲で調性はありません。音の明確さをポイントに、流れよりも粒立ちを繊細に表しますね。演奏は Ensemble Alma Musica になります。

6つの碑文はドビュッシーの同曲のエッシャー版で、小編成管弦楽曲ですね。演奏はRotterdam POで、調性はかなり微妙な対応を残しつつ不協和音を入れています。曲調は流麗。それがTombeau De Ravel とは異なるところですね。

他2曲含め、いずれも深淵で感性の研ぎすまされた音楽で、聴く側もそれを感じる余裕が欲しい感じです。いずれ、小ホールで生で聴いたら絶対楽しいでしょうねぇ。

Rudolf Escherの曲は最近見かける様になって来ました。例えば kokotonPAPAの好きな処では、ピーターウィスペルウェイがチェロ曲を採用してレコーディングもしています。ちなみに画家のエッシャーは叔父になりますね。



テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

'12-6/19 東京都交響楽団/大野和士のシェーンベルク、シマノフスキー、バルトーク ★☆

台風4号が吹きすさぶ中、行ってきました。帰りは中央線、京王線が止まったりもう大変。ずぶ濡れで先ほど帰宅~!
それにしても台風だと言うのにけっこうなオーディエンスでした。
都響-東京文化会館

今回は事前の聴き較べもしたけど、好きな曲が三曲並びましたからね。その分、嬉しい様な、頭の中に好きなパターンがあるから不安の様な.....。

と言う訳で、一曲目はシェーンベルクのVerklarte Nacht。う~ん、この解釈はダメだな。聴いていて、頭の中ではカラヤンBPOが先にいる。同じ解釈だから。一番懸念したパターンそのもの。わかるでしょ。
音が全体的にフラットに感じたのはコントラバスを後塵配置にしたからなのか、意図なのかわかんないけど それが余計にいけなかったな。演奏後、ブラボーを叫んだのは二人。まさに人それぞれ。

二曲目のシマノフスキーのバイオリン協奏曲1番。これが微妙。と言うのはバイオリンの庄司紗矢香が、切れた迫力演奏しちゃうから。もちろん嫌いじゃないんだよ。
この手のバイオリンが好きだとgood!かもしれない。でも、それだったらなにもシマノフスキーじゃなくていいんじゃないのかな?! あえて言えば、G線の音が悪かったかもしれない。E線は素晴らしかった。
もっと細くて幽玄な気配が個人的に好きなのよ。幽霊の様なね。
でも、オケは良かった。特に管楽器は素晴らしい。だから悪い訳じゃないんだよね、好みのシマノフスキー"バイオリン協奏曲1番"じゃないってだけ。

三曲目のバルトークの "管弦楽のための協奏曲" は良かったんじゃない。第一楽章はコーダまでうまく仕上げた。でも第二楽章の入りの太鼓の音が異常に大きい。聴いた事無い。あれれれ・・・・、かと思ったね。
でも、第四・第五楽章をうまくこなした。第四楽章では作曲者の遊び心もよく演奏したし、第五楽章では弦と管のバランスが冴えてコンサート向きの この曲らしい盛り上がりを見せた。

ブラボーの中、珍しく先に席を立った。外に出たら嵐だった。
120619tokyo_met_SO-oono-01.jpg

Verklarte Nacht で??なんだって思ったら 指揮の大野さん、唸るんだよね。あの曲で唸られると、ちょっとねぇ。ヾ^^;

でもね、やっぱりコンサートはイイねェ。^^v


テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

父の日にもらう ペリカン・スーベレーンM300

娘から父の日に万年筆をもらった。^^
ミニ万年筆ペリカンのスーベレーン シリーズのM300だね。頭は旧タイプだね。どっちでも良かったけど、これから無くなるからね なんとなく嬉しい。35年ぶりのブランニュー万年筆だ。
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小さいでしょ。隣は学生時代に買ったペリカン400NN。これもハンドリング用サイズだからね。

これだとシャツなんかにいつも挟んでおけるからね、実はとても便利。kokotonPAPAは仕事での筆記具は全て万年筆だからさ。
小さな万年筆だけどペン先はM。ちょっと調整してフローを良く、引っかかりの無い様にした。その程度は長く使っていれば自分で出来る事。とてもいい。
仕事では細字をメインに、極細をサブに使う。実はM(中字)は初めて。でもとてもイイ感じで嬉しいね。ありがとう!



バルトークの "管弦楽のための協奏曲" を聴き較べる

6/19(火)の都響のコンサートに先立つ聴き較べ第二弾、Béla Bartók の Concerto for Orchestra。バルトークの代表作、と言っていいよね。この曲にまつわる話はググって下さい。"なるほど?!"です。

第一楽章、全体にはメロディーにバルトーク風な気配があるがコーダはダイナミック。第二楽章は民族音楽風に始まり、スケルツォ(Allegroになっているね)だ。陰鬱なるスタートの第三楽章Elegiaは、激しく揺れる構成。第四楽章は民族音楽風な第一主題には遊び心が感じられる。第五楽章はアップテンポで、弦の上に管が奏でる。いかにもFinaleらしい構成でコーダを迎える。

バルトークは晩年は新古典主義的になり、重厚な音楽作りになってますね。だから現代音楽と構える必要もなく、実にコンサート向きの曲です。オケの各楽器の主席演奏者のソロが協奏曲の主役を務める訳ですから力量は問われますね。

◆ショルティ/シカゴSO [Decca]
 Georg Solti / Chicago SO によるこの演奏を一番良く聴きます。管楽器の美しさが素晴らしく、アゴーギクもディナーミクも良いバランスだと思うよね。上記のこの曲の印象は本演奏によります。




◆セル/クリーブランド O [Sony]
 George Szell / Cleveland O によるこの演奏、やっぱりこの曲は米国オケがいいのかなぁって思わされます。バルトークが米在住時に書いたから? まぁそれはいいとして、ここでは暖かみのある演奏を感じる。ショルティ盤ほどの重厚さは避けている様な感じ。




◆ライナー/シカゴSO [RCA]
 クールな演奏です。ややゆっくりめのテンポ展開のFritz Reiner / Chicago SOの演奏。それにしてもシカゴSOはショルティといいこのライナーといい、実に素晴らしい演奏をします。指揮者の解釈もこの曲に関しては特別大きな隔たりを感じない。するとオケの実力が丸見えと言う事かな。第二楽章のスケルツォっぽさが際立つ演奏です。




◆ブーレーズ/シカゴSO [DG]
 Chicago SO を Pierre Boulez が指揮した演奏。ここでもシカゴ響は素晴らしい演奏をみせます。ライナーよりもいっそう醒めた演奏です。
そこがブーレーズらしい。興奮しない高揚感。しかし、第五楽章に強いアゴーギクを仕込む。素晴らしいスピード感と引き。そこへ集約する様な解釈ですね。この第五楽章は素晴らしいです。
ちなみに8枚組でブーレーズのバルトークを集めた盤です。




◆フィッシャー/ハンガリー国立 SO [Nimbus]
 Adam Fischer 指揮、Hungarian State SO。アゴーギクの強い演奏。でもディナーミクはさほど振ってこない。少々平板に聞こえてしまうかもしれない。特に第二楽章は寂しい。

adam_fischer.gif


◆カラヤン/ベルリン PO [DG]
 Karajan BPO のコンオケ。重厚なる弦楽の世界はこのセットならでは?! 第一楽章から完璧な演奏もこのセットならでは?! 重厚さもこのセットならでは?! ついついKarajan BPOというフィルターが入ってしまう自分がいる。無論悪い訳は無く、第三楽章など白眉に違いないだろうが。
1965年録音。




◆バーンスタイン/ニューヨーク PO [Sony]
 冷静なるBernstein N.Y.POの演奏だ。Sony時代のバーンスタインは後年の様な情熱を演奏に持ち込んではいない。1959年と言う若き指揮者時代だからだろうね。ここでの演奏も将にスマート。
残念ながら、その4年前の録音になるライナーを超えられるものは無いかもしれない。




暴れた演奏を所有していない。この曲は多少乱雑でもパワーを前面に押し出した若手指揮者のライブ演奏盤が出るのを期待したいな。
どっかにあるのかな?? Gatti盤があるのは知っているけどね。

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

シマノフスキーのバイオリン協奏曲1番を聴き較べる

例によって6/19(火)の都響のコンサートに先立って聴き較べを。コンサートの時に聴き直す機会があると再認識のチャンスにもなるので嬉しいよね。今回のコンサートではこの曲がメインターゲットです。

一楽章の曲だが主として3部で構成され演奏されるシマノフスキーのバイオリン協奏曲1番。妖しげに響くやや前衛的なバイオリンと、どっしりと構えたオケとの競演が聴きものだと思う。最後は消え入る様に終わる。本当は1番と2番を合わせて聴きたい。

◆ツェトマイヤー(vn) / ラトル - バーミンガム市交響楽団 [EMI]
 バランスの良いSimon RattleとCity of Birmingham SO。そして美しくうねるZehetmairのバイオリン。ディナーミクを効かせた演奏はこの曲の素晴らしさを味わうにはピッタリ。ツェトマイヤーのバイオリンは寒色系で妖しさが冴える。これを一番良くかける。




◆ジュイエ(vn) / デュトワ - モントリオールSO [Decca]
 ジュイエのバイオリンは然程の妖しさは見せない。DutoitとMontrealSOも適度なディナーミクで合わせる。ff部分を除けばディナーミクはあまりかけていない。全体的にやや平板な感じがする。4部構成での演奏になる。




◆クルカ(vn) / ストリージャ - ポーランド国立PO [Naxos]
 やや早めアゴーギクを効かせた演奏で、KulkaのバイオリンとStryja/Polish State POの一体感が素晴らしい。冷たい幽玄さというよりもやや暖色系迫力のSzymanowskiのViolin Concert No.1だ。この解釈は悪くない。




◆オイストラフ(vn) / ザンデルリンク - レニングラードSO [harmonia mundi]
 Oistrakhのvnが唸る、Sanderling/Leningrad SOもそれに応えて全体的に太い演奏。変化に乏しく少々疲れる。Bartok, Hindeith の作品とカップリングで面白いのだが、現在は入手困難。


◆ツィンマーマン(vn) / ヴィト - ワルシャワ PO [Sony]
 5部構成での演奏。Zimmermannのバイオリンは妖しげさよりもシャープさだ。Wit / Warsaw POの演奏も良い。そして録音の良さもそれを引き立てる。現所有の中では一番バランスが良く、安心して聴ける。




と、以上だが、個人的にはツェトマイヤー / ラトルをもっと繊細幽玄にしたら最高と思う。クルカ/ストリージャの解釈も楽しい。
さて庄司紗矢香(vn) / 大野和士 - 都響は、どう聴かせてくれるでしょうか。

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

アイラを3本、ラフロイグ、カリラ、アードベック

ウィスキーの補充は3本づつ。今回は常飲のLaphroaig、良くストックするCaol Ila、今回自宅初ストックのArdbeg。いずれもオフィシャルの標準品(安いヤツ)。最近ラフロイグの価格が上がってるな。逆にカリラが安い。

Caol Ila, Ardbeg, Laphroaig

そう、全部アイラ(Islay)。alc.は40、43、46。
ピート感が強烈なラフロイグ、それをシャープにした様なカリラ、若干ピート感を抑えているアードベック。いずれにしても美味い。今、アイラは他にブルイックラディがあるが、これは甘みがある。
以前はラガブーリンが最高だったが、シングルカスクのボトラーズを飲んだ時にあまりに味が違うのでそれ以来購入していない。キルホーマンはまだ若くて購入には慎重だし。
さて今日は何を飲むか。全部手をつけるか?!

イングラム・マーシャル の Dark Waters を聴く

Ingram Marshall。電子音楽を使った現代音楽家。ヴォイスを変形したりと言った作風。
このダークウォーターは現代音楽と言うよりもエレクトロニカのアンビエントに近い。表題曲はイングリッシュ・ホルンと電子音楽の組み合わせ。もちろんイングリッシュホルンもエフェクターを通してディレイがかけられている。イングリッシュホルンはホルンではなくオーボエの一種でアルトオーボエとも呼ばれる。
次のホリー・ゴーストも同様の流れ。よりテープエフェクトの強さを交えたり、ミニマル的なバックを配したりしている。
この辺りになると、現代音楽の守備範囲の広さを感じる。イングリッシュホルンがなければエレクトロニカだな。
レイブはマーシャルが一時期ガムランに傾倒していた時があるが、楽器編成も含めその傾向を大きく感じる。曲は徐々に混沌の世界に進む。

ちなみにダークウォーターはオーボエ奏者のLibby Van Cleveの為に書き下ろされた。ホリーゴーストはディビッド・ラムゼイの依頼により作られたものであり、レイブは彼の為に書かれた。
ちなにみマーシャルはkokotonPAPAの好きなクロノス カルテットの為にも曲を提供している。


テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

ハンス・ロットの交響曲1番をヤルヴィFRSOで聴く

Hans Rott: Sinfonien Nr.1 が先日発売された。この厄介な曲をどうこなしてくれるのか期待したが、やっぱりロットの曲はヤルヴィでもブラヴォと一部??が同居していたかな。
個人的にはこの曲は f、アップテンポでは祝祭/祭典的華やかさで聞かせるが、p系、スローでは聞き処が今ひとつ明確にならない。演奏もその通りに展開された感じ。重厚と言うよりも華麗な素晴らしい部分に対して、スローで聞き処の薄い部分が感じられた。
それは全体が管楽器主体で構成されているからだろう。特に弱い音の部分はやはり弦楽が主の方が好きだと言う個人的な好みがはっきり現れただけの事。

とは言いながら、管楽器主体の良さはこのセット(Paavo Jarvi - Frankfurt Radio Symphony Orchestra)の魅力と見事にマッチした。華やかさは流石。この交響曲一番は演奏を生で聴いたら素晴らしい広がりだろうなと想像させてくれる。

オマケと言う訳ではないだろうが、Suite for Orchester B-Dur としてフラグメントの短い曲が2曲納められた。こちらにも興味津々だった。ハンス・ロット自身が楽譜をすぐ放棄するので残っていないらしいが、今回は古典的な内容で2曲とも似た展開だった。通して聴くと、まるでアンコールに応えた様だ。

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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1.このblogで言う現代音楽

2.マーラー交響曲第5番 160CD
 (名盤・珍盤 聴き比べ)

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