ダグラスレイン OMCグレンドロナック15年(1995) を!

ハイランドのスコッチを代表するグレンドロナックをボトラーズ、ダグラスレインのOld Malt Caskで。15yo、alc50%。
オフィシャル15yoと比較したいところだけどね、カスクも違うし。
美味いね。重厚感の中に甘さが残る。シングルモルトなんだけどブレンデッドの様な味わいも見せる気がする。そう言う意味では強烈な個性は薄い。だから飲み合わせる順番は味を左右する気がする。個人的には初めの一杯にいきたいウィスキーだね。

OMCグレンドロナック15年

フランク・マルタン の Maria-Triptychon, Der Sturm, Jedermann を聴く

フランスの現代音楽家、Frank Martin。十二音技法を研ぎすました形をとる。得意の声楽が入る三曲が集められた一枚。
歌劇「嵐」Ste from Der Sturmはアンバランスな中に美しさを描き出す。スケール感も感じられる現代音楽歌劇。
マリア三部作 Maria-Triptychon は、細いソプラノから入る。こうなると”らしい”、何がらしいのか?、いわゆる近現代音楽的な気配十分。(笑)
閑話休題。三章からなる作品はヴォイスと弦のからみも良く、展開も明確で好きな曲調だ。
ホーフマンスタール(Hugo von Hofmannsthal)のイェーダーマンから6つのモノローグ Sechs Monologe aus Jedermann。六章からなる戯曲。ちなみに原作エヴィリマンをホーフマンスタールが独語化してザルツブルグ音楽祭で定例上演されている事で有名だ。「死神にとりつかれた大金持ちの男の劇」というサブタイトルになっている。ここでのマルタンの作風は「嵐」に近い。
Matthias Bamert 指揮、London PO による。こころ落ち着く作品だ。


テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

ドイツの現代音楽家ヨーク・ヘラーの Sphären – Der Ewige Tag

York Höller(1944/1/11 -)の楽曲は以前も紹介しましたが、これも同じ傾向の曲調です。調性は無視されていますが、古典和声的な旋律のパートが多いので無調ですが、突飛でもありません。
と言っていたら「いつもそう言ってるけど、全部変だよ」 と横から声が。まぁ、そう言うことらしいですが ^^;

邦題は、『天球』、『永遠の日』で、ビシュコフ指揮 ケルン放送交響楽団の演奏です。

音はコンピューターとオケの組合せで、全体としてはサントラのイメージと言うとわかってもらえるかもしれません。『永遠の日』には音声も入る。音声が入るとより音の厚みが増す気がします。肉声は平均率ではないから当然ですね。常識的な調性に影響されなければ肉声が一番無調に向いているのではないでしょうか。
現代音楽は印象的な旋律が少ない分、映画音楽には採用されるケースが多いので実はみんな結構聴いているんですよね。NEOSレーベルらしからぬ、このヘラーのアルバムなどはそう言う意味でお薦めです。

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テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

サイモン・ラトルBPOのブルックナー交響曲第9番 / 第4楽章補筆盤の アーノンクール、アイヒホルン、聴き比べ

ブルックナーの交響曲では第9番が好きですね。と言っても、所有は30くらい(全集もの含め)で その中でも第四楽章入りは今回のラトルBPOを含めて3枚しかありません。サイモン・ラトルとベルリンフィル盤が出たので聴き比べてみましょう。

これを入手したのは、第四楽章補筆完成盤と言う事ですね。それも、サマーレ、フィリップス、コールス、マッツーカ(SPCM)2012年最新版による第四楽章の初演。ラトルが以前からブル9第四楽章についてはいろいろコメントしていたので興味がありました。

ラトル指揮BPO、SPCM 2012年最新盤
CDかけて、いきなりイメージが違う印象でした。第四楽章がどうのといった以前の問題で、演奏があまり好みではありません。
言葉は不適切ですが、鼻からハリボテの様な演奏に感じて 管と弦のバランスも好みでありません。組み立ててくる音がちょっとスカスカに思えます。技術的にどうのこうのといった難しい事はわかりませんが…
世の中の評価に合わないと言う事は自分の駄耳の証明でしょうね。(汗)
10年後くらいに聴き直してみたいです。




アーノンクール指揮VPO、新全集版スコアの2002年盤
比較に聴いたのがこれで、実に好みの演奏でした。第四楽章はフラグメント演奏(楽譜が残っている部分の演奏)で、途切れ目はアーノンクール自身による解説が入ります。曲として素直に聴くのは厄介ですが、演奏はこの方が遥かに好みですね。それに別CDになるので、普通に三楽章完から違和感無くプラスで四楽章フラグメントに入れます。
例えばヴァントのスロー重厚演奏に慣れていると、第二楽章に現れるわずかなるアゴーギクが聞き手をハッとさせますが悪くないですし、第三楽章も緻密で間延びのない安心感がアーノンクールらしい重厚さにつながっていますね。
ナチュラルにブル9として聴いても、これは好みの上位に位置します。




アイヒホルン指揮リンツ・ブルックナーPO、1993年盤
実はブル9は未完成の第三楽章で静かに終わる事に慣れていますので、第四楽章盤はもう一枚しかありません。SPCM版の補筆完成ですね。流れで違和感無く第四楽章を聴けます。但し曲全体のタクトは軽く、残念ながら好みではないのですが。
(現在は全集版でしか入手不可の模様です)

マーラーの第10番もそうですが、作曲者本人が未完で終わった作品は素直に聴くのが難しい場合がありますね。

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

アルゲリッチのルガーノ2011が出ましたね

入荷遅れとか言いながら先日届きました。Martha Argerich and friends live from LUGANO 2011。2010年盤からジャケットがアルゲリッチのアップになり、それまでの重厚なイメージと変わりましたね。今年の写真はどうかねぇ。そう言えば同じ年の別府音楽祭のジャケットも似ていた。解説書の開いた1ページ目の写真の方がかっこいい。

一枚目の若手とのコラボは例によっていかにもアルゲリッチのルガーノ祭。一曲目のベートーベンのバイオリンソナタもアルゲリッチのサポートにRenaud Capucon のバイオリンだが、Capuconの音色はビオラに近い音出しが特徴的て暖色系だな。第三楽章Allegro vivaceでは強烈なアルゲリッチの追い込みにタジタジ風。イマイチ。
二曲目のモーツァルトのソナタはCristina Martonとのピアノ連弾だが、緊迫感が薄くだるい。例によってエンディングを締めるが、観客は素直で反応が薄い。(笑)
三曲目のハイドンのピアノ三重奏は素晴らしい。Alissa Margulisのバイオリンは好きだ。冷めた音使いが良い。アルゲリッチの様子が浮かぶよね。曲自体も、この手の場にふさわしい。三楽章Finale: Prestoは最初から飛ばして仕上げてくる。
四曲目は得意とするシューマン。Capucon兄弟のGautierがCelloで入る幻想小曲集。GautierのCelloは透明感のある音色で悪くない。三楽章Rasch und mit Feuerは切れ味鋭いな。息づかいが入っている。

二枚目は重厚な曲が集まる。一曲目、リストの悲愴協奏曲ホ短調は個人的にも好きな曲であり、Ailbersteinとの迫力ある2ピアノ演奏になる。テクニカルな部分と、叙情的な部分がリストらしく、二人の呼吸もピッタリ、素晴らしい。
二曲目、ラフマニノフの悲しみの三重奏も良いね。ちなみにこの曲にはアルゲリッチはいない。でも、Kozahukhin(p), Capucon(vn) ,Levionnois(vc) のセットはなかなか。
三曲目、ショスタコの"モスクワのチェリョムーシカ"から3-ピアノ連弾。前回も火の鳥(組曲)を3-ピアノでやっていたが、こういうアプローチはこの音楽祭ならではの楽しさ。アルゲリッチは不在で、Tomassi, Griguoli, Stella。ちなみにこの若手イタリア人ピアニスト3人は火の鳥も同じセットだった。編曲も同じGrigouliになる。楽しいね。

三枚目はピアノ中心の大きな編成。一曲目はラベルのラ・ヴァルスで、これはTiempoとの2-ピアノ演奏。曲が良いねぇ。kokotonPAPAの好きな曲。
二曲目、ラヴェルのピアノ協奏曲はコメントしない。
三曲目はザレブスキのピアノ五重奏曲。ザレブスキ?恥ずかしながら知らなかったのよ。アルゲリッチ選抜Piano Quintetはいつもながらの素晴らしさ。一楽章Allegroをオケ風にこなし、二楽章Adagioを感性高く。三楽章Scherzo: Prestoは民族音楽風な演奏から、四楽章Finaleへ。アルゲリッチの強烈なピアノのイニチアチブが光る演奏でした。ライブで観たら楽しいだろうね、って感じ。

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

ジョン・ロブのジョッパーブーツ

John Lobb JODHPUR、ラストは8695。kokotonPAPAの所有している靴では一番高価かな。ステファノ・ブランキーにの方が高い?
まだJohn Lobbが青山にあった時に購入しているからね、古いよ。木型も絶版8695になる。8695がまだ二足くらいあるな。両方ともダブルソールだったとおもう。
とにかく雨だろうがなんだろうがガシガシ履くよ。飾り物じゃなくて靴だからねぇ。でも靴はお気に入りじゃないと冴えないよな。

ジョン ロブ ジョッパーブーツ

JohnLobb-JODHPUR-8695.jpg



ジョージ・ロックバーグ の Violin Sonata-Caprice Variations を聴く

Peter Sheppard Skaerved (vn)、Aaron Shorr (p)、での演奏。George Rochbergのバイオリンソナタは十二音技法バリバリの現代音楽。ピアノとバイオリンの勝負といった感じで素晴らしいの一言。両楽器の出しどころ、引きどころ、これが現代音楽のデュオだといった処か。好演。
これにカプリース、曲からもわかる通りパガニーニのバイオリンソロ、の組合せはナイスカップリングだろう。バイオリンのピーター・シェパード・スケアヴェズ は、ソナタの繊細な音色にも合うし、カプリースの超絶的演奏にも良い、現代音楽にぴったりだ。もちろんカプリースは超絶曲であり現代音楽ではないが。多分、好むのは同じタイプかと思う。

現代音楽なら、この辺でもスタートにはいいかもね。

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

ふっと一息、ストラスアイラ12yo

STRATHISLA 12Years alc.43°。標準品だね、これはリッターボトルだけど。シーバスリーガルのキーモルトなのは有名な話。
スペイサイドの人気モルトだよね。適度なバニラ風味が素晴らしい。特にフィニッシュで鼻に抜ける強烈な芳香は絶品。もちろんストレートだけど、チェイサーを含んだ時の香りもいいね。好きなモルトの一つです。

ストラスアイラ1l

肴にピーマン丸焼き!これがいける ★★★

手前のピーマン。これ丸焼き。焦げてしなしなになるまで焼くだけだぞ。
これが美味い! ピーマン臭さや食感が大変化! 何ともボキャブラリー不足でうまく説明できないけど味も、これがピーマンっすか??!!的。kokotonMAMA作でマイブームね。

ウィスキーでも日本酒でもバッチリよ。ほれほれ、やってみんかい!
酒の肴にピーマン丸焼き


具合は悪いがこれで元気だ~ぁ! って、どっか可笑しいなオレ、きっと

テーマ : 酒の肴
ジャンル : グルメ

バルトーク Concertos(Violin, Viola) を クレーメル, バシュメット, ブーレーズ で聴く楽しさ

Bartókの協奏曲3つを演奏している。"Concerto for Two Pianos, Percussion and Orchestara"、"Concerto for Violin and Orchestra no.1"、"Concerto for Viola and Orchestra"。バルトーク、ブーレーズ、BPO、クレーメル(vn)、バシュメット(va)なんと豪華な!
そう、一曲目のピアノとパーカッションは さておき。問題は2・3曲目にある。ちなみに一曲目のオケはBPOではなくLSOになる。

バイオリン協奏曲第一番はクレーメル(vn)。これだけでも役者は勢揃い。二楽章からなるこの曲。一楽章Andante sostenutoの入りからクレーメルの細く切れそうな音である。なんという緊張感だろう。そしてクレシェンドしながらカミソリの様な鋭さに。そして波のうねりの様なBPOとの協調に入っていく。そして極限に薄いカミソリの様なvnで終える。
そして二楽章Allegro giocosoは、リズミカルながらそこはバルトーク。微妙な不協和音とリズム変化を交える事で緊張感を高める。全体として緩やかな流れとクレーメルの緊張感のあるvnは絶品。バルトークのハープの入れ方は絶妙だな。

ビオラ協奏曲は三楽章からなる。第一楽章Moderatoはバシュメット(va)のソロから入るので似ている。入りはバレー曲の様な風合い。そしてすぐビオラの音域の広さを感じられる。バシュメットのビオラ中音域の音色の素晴らしさも光る。二楽章と三楽章はほぼ切れ目なくつながる。バイオリン協奏曲とにてリズム変化をつけてはいるが、不協和音は少なく、静と動、ビオラの音域を生かす曲調になっている。やはりソロに近いパートがバシュメットの技量を発揮していると思う。

一度聴いて欲しいね。

テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

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1.このblogで言う現代音楽
2.マーラー交響曲第5番 160CD
 (名盤・珍盤 聴き比べ)

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