サン・ラックス(Son Lux) の「Bones」はLIVEが断然楽しいネ
サン・ラックス Son Lux
サン・ラックスは、以前 "eighth blackbird" のCDで楽曲をインプレした際はライアン・ロット(Ryan Lott)の別名義でしたが、本作では他二人のメンバーが加わったグループ名になっています。
具体的には2008年からR.ロット(keyboard, vocal)が使い、そこにツアーメンバーだったラフィーク・バーティア(Rafiq Bhatia, guitar)とイアン・チャン(Ian Chang, dms)が2015年に加入しています。
ポスト・ロックやエレクトロニカ方向は元々のR.ロットの方向性で、ジャズやヒップホップも包括してボーダーレス化。さて、どの様な方向性になったのでしょうか。
具体的には2008年からR.ロット(keyboard, vocal)が使い、そこにツアーメンバーだったラフィーク・バーティア(Rafiq Bhatia, guitar)とイアン・チャン(Ian Chang, dms)が2015年に加入しています。
ポスト・ロックやエレクトロニカ方向は元々のR.ロットの方向性で、ジャズやヒップホップも包括してボーダーレス化。さて、どの様な方向性になったのでしょうか。
Bones (2015)
グループになっての初アルバムで、ジャンル的にはトップダンス/エレクトロニックのアルバムチャートで10位になっています。全曲がメンバーの作曲となっていて、制作とミキシングを含むレコーディングもこなしていますね。14人のvocalの他 演奏メンバーも追加しています。
■ 1. Breathe In - 2. Change Is Everything - 3. Flight - 4. You Don't Know Me - 5. This Time - 6. I Am The Others - 7. Your Day Will Come - 8. Undone - 9. White Lies - 10. Now I Want - 11. Breathe Out
まずは低音ドローンにvocalの1'に満たないアンビエント "1. Breathe In" から入ります。"2. Change Is Everything" は電子音パルスの波の中、"4. You Don't Know Me" はヒーリング・ポップス、"5. This Time" のギターはディストーション、"8. Undone" では少しジャズ風ギターに、全曲歌入で簡単に括るとポップ・ミュージックです。
源流を手繰ればプリンスあたりが出て来そうな感じですね。
源流を手繰ればプリンスあたりが出て来そうな感じですね。
エレクトロニクス・ポップサウンドで、全曲歌入。もろにポップで このブログの守備範囲ではない様です。
実はLIVEがYouTubeにあって、こちらはvocalも含めて本人達トリオ演奏で全然面白いです。楽曲を「Bang On a Can」か「eighth blackbird」に提供して編成を見直せば、米エクスペリメンタリズムとしても生き生きとしそうですよね。えっ、ダメですか?!
★試しにYouTubeで観てみる?
"Bones"のLIVEです。圧倒的に面白いです!!
CDはセッションなので、このエレクトロニクス・ポスト・ロック感は弱いです