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強力な電子現代音楽:エンノ・ポッペ(Enno Poppe)『Rundfunk』の音色


エンノ・ポッペ
(Enno Poppe, 1969/12/30 - )
好きな現代音楽家で指揮者のドイツ人ポッペです。楽風は多様性で電子音楽、一部機能和声を残しながらの反復、そして微分音やサチュラシオンの方向性まで広がりを見せますね。

電子音楽はサンプリングからプリセットでの微分音までシンセサイザーでの基本技術を駆使し、電子楽曲のソフトはヴォルフガング・ハイニガー(Wolfgang Heiniger)により書かれているそうです。


Rundfunk, für neun Synthesizer (2015-18)
"Rundfunk"はもちろんラジオの事で、ラジオ放送無くして電子音楽はなかったとの事です。サブタイトル"for nine synthesizers"とある通り、シンセ9台で'60-'70年代のMinimoogなどの古い音を再現しているそうです。もっとも昔はシングルトーンだったシンセですが、マルチ化である事は当然の様ですが。

楽曲のソフトはもちろんハイニガーによるモノで、ポッペが代表・指揮者でもある今回演奏のアンサンブル・モザイク(Ensemble Mosaik)20周年への称賛だそうです。ポッペも演奏者に名を連ねていますね。






Rundfunk I
シンセの単音で音列配置的な散音から入ります。この時点で反復を感じますね。サンプリングと思われる音色が重なりながら音密度が上がり、サウンドとノイズの中間的な音になります。後半は電子ノイズの方向が強まりながら、ポップな感覚も現れます。ラストは音が溢れ返り、ポッペの世界です。


Rundfunk II
低音ハウリングの様な、ドローンノイズの音色から入ります。ノイズ系空間音響の様な流れで音の厚みが増殖して行き、ラストは音を鎮めます。


Rundfunk III
入りから変奏反復が絡み合います。曲調は"I"に近い流れで、弦楽四重奏にしても面白そうです。キョトキョトと執拗な反復変奏で表情を変えながら、ここでも音密度が増幅。ポリフォニー的に混沌度合いが上がって狂気に近くと、例によって唐突に終了します。

 ★試しにYouTubeで聴いてみる?
  2019年, Ultraschall Festivalのステージだそうです。



まずは完全な電子混沌音楽です。旋律感の低いノイズと音色の中間色的なサウンドでポッペらしい反復からアブストラクトな流れを創造します。

ダルムシュタットで名を馳せた欧エクスペリメンタリズム前衛現代音楽らしい流れでしょうね。ぜひ一度聴いていただきたいアルバムです。




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暗鬱混沌の グロリア・コーツ(Gloria Coates)「交響曲 第1番, 第7番, 第14番」という楽しみ


グロリア・コーツ
Gloria Coates, 1938/10/10 - )
ベテラン米女性現代音楽家で活動拠点は30代からミュンヘンの様ですね。今までに室内楽をインプレしていますが、印象は四分音から微分音、グリッサンド、反復、と言った技法を使う暗く幽玄な音ですね。微分音とグリッサンドは同様の技術から出るのですが、チューニングからも弄っている様ですね。そこがコーツのベースですね。


Symphonies Nos. 1, 7 and 14
コーツは16の交響曲を書いています(多分)が、素直な管弦楽編成が少ないのも特徴です。ここでも基本的な管弦楽構成は第7番だけです。1番は開放弦の為の、14番は弦楽とティンパニの為の曲ですね。(CDは14番が先になっていますが、年代順にインプレしています)

演奏は三曲ともに異なる指揮者とオケになります。ジャケット画はもちろんコーツ自身の"Rainbow Folding in Foliage"(1991)ですね。






Symphony No.1, "Music on Open Strings" (1972-3年)
スコルダトゥーラ(変則調弦)で中華和声にチューンされているそうで、この時点で既に微分音もしくは民族和声ですね。最終楽章では標準的な調弦に戻されています。
 低音弦の暗いスタートの第一楽章は反復とグリッサンドのセットで、緩い中華和声を見せながら陶酔的に昇ります。第二楽章はピチカート主体で反復、打楽器の追従、そしてグリッサンドです。第三楽章は僅かな微分音のロングトーンの絡みで、弾きながらチューンしているかもしれませんね。第四楽章ではグリッサンドの混沌です。とにかく独特の世界ですね!!
J.ロッター指揮、ジーゲンラント管の演奏です。


Symphony No.7 (1990年)
珍しいノーマルの管弦楽編成です。"編成"は, ですがw 低い太鼓と金管から入り音の渦巻く第一楽章はただただ混沌です。第二楽章では反復旋律が現れ、第三楽章は緩いグリッサンドが上下行交錯します。一楽章が強烈ですね。
O.ヘンツォルト指揮、バイエルン放送響の演奏です。

 ★試しにYouTubeで聴いてみる?
  G.シュメーヘ指揮シュトゥットガルト・フィルの演奏です



Symphony No.14, "Symphony in Microtones" (2001-2年)
弦楽とティンパニの協奏曲?風で、初期アメリカへ渡った人へのオマージュだそうです。他の資料では"The Americans"ともありますね。四分音とグリッサンド構成だそうで、もちろんTimp.もペダルで微分音を出します。
 虫が飛んでいる様なグリッサンド音はシャリーノやシェルシを思い出しますね。それが延々と流れる第一楽章です。第二楽章は強いバルトーク・ピッツィカートから入りこれまた虫の羽音ですw 第三楽章は微分音反復旋律が主体です。一二楽章で聖歌風の旋律(初期渡米人への賛歌だそうです)が混ざりますね。
指揮はお馴染みC.ポッペン、ミュンヘン室内管の演奏です。



とにかく強烈なオリジナリティを感じますね。グリッサンド(微分音を含む)と反復の渦巻く暗鬱混沌世界です。ウストヴォーリスカヤに並ぶ個性が際立つ前衛女性現代音楽家ですね。

もちろんポスト・ミニマルでもあるでしょう。一度は聴いて欲しい、オススメの一枚です!!
ネイティブ・アメリカンを制圧した人々を尊重しているのは好めませんが…



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スーパー・チェリストにして現代音楽家ジョヴァンニ・ソッリマ(Giovanni Sollima) の『natural songbook』は超絶的な楽しさです!


ジョヴァンニ・ソッリマ
(Giovanni Sollima, 1962/10/24 - )
このブログでは超オススメのイタリア人チェリストにして現代音楽家ですね。昨年来日の100人チェロのコンサートに行けなかったのは痛恨の極みです。現代のチェリストに影響力のある一人と言って良いのではないでしょうか。歩きながら弾いたり、もぅ自由自在です。Youtubeからポップで名を馳せた"2CELLOS"など、見た瞬間にその影響を感じました。(2012年の来日コンサートに行ってますw)

楽風は民族音楽和声やポスト・ミニマル系で、所謂(いわゆる)欧エクスペリメンタリズム前衛現代音楽とは一線を画しますね。

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natural songbook
2008年から10年間かけて、コツコツと作ってきた作品だそうです。演奏はソロだけでなく、パーカッションやピアノとのDuoやチェロのアンサンブル、コンチェルトにまで及びます。

全19パート構成で"Natural Songbook"が12パート、その間に"Sonata 2050", "Citarruni", "The N-Ice Cello Concerto", が挟まる形をとっています。"The N-ice Cello…"では、氷で作製されたチェロで演奏されているそうです。






Natural Songbook
得意の中近東和声(I)や、変奏反復超速でのvc技巧曲(II)、バラード(III)と言ったソロパートでの素晴らしさを始めに配置して惹き込みますね。その時点で既に満足度は高調になります。
その後はパーカッションとの激しいDialogue(IV)、表情豊かなチェロ・アンサンブル等々、たっぷりと楽しませてくれます。曲もさる事ながらチェリストとしてのソッリマを堪能できますね。サティの"ジムノペディ#1"vcトランスクリプション(IX)も楽しいですし、テープとノイズ(XIII)の前衛系もあります。

 ★試しにYouTubeで観てみる?
  "natural songbook I" のライヴ映像で、途中で歩き出します。必見です



Sonata 2050 for Cello and Piano
三楽章のチェロソナタですね。ベートーベンやバッハからの流れで作られていて、古典和声をベースにです。第一楽章は古典だけど元気なチェロソナタ、第二楽章は超絶技巧強音と幽玄な調性緩徐の対比、第三楽章は緩いポスト・ミニマルな緩徐楽章です。
聴き応え十分で、続きのチェロソナタを期待してしまいますね。


Citarruni for Viola, 2 Cellos and Percussions
弦楽奏とパーカッションで、中近東和声も現れるハイテンポで反復の強いポスト・ミニマル曲ですね。ソッリマらしさの楽曲と演奏です。


The N-Ice Cello Concerto for Ice Cello and Orchestra
美しい三楽章形式の"氷のチェロ"協奏曲です。民族音楽和声を基本にしていますね。澄んで広がる音色の第一楽章、vc技巧と美しい反復動機の第二楽章、前衛技巧を垣間見せるポスト・ミニマルと美的な第三楽章、と言った感じでしょうか。オケとの協奏と言うよりもチェロが前面に出ている感じですね。

 ★驚きの氷のチェロを弾くシーンです!!
  (氷チェロのソロ・ツアーの様子です。インスタレーションですね)




現代音楽家とチェリスト、両方のソッリマを楽しめる超オススメの一枚です!!

無調混沌の前衛とは異なる 美しさと技巧のポスト・ミニマルで、今の時代を代表する多様性現代音楽の一つですね。チェリストとしても超絶技巧を披露してくれています。個人的には'頭でっかち系意味不明の前衛'が好きですが、調性軸足ながらソッリマは楽しめる事請け合いです。



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ピエール・バルトロメー(Pierre Bartholomée) の「Années 1970-1985」、注目のギーレン指揮 "Harmonique"


ピエール・バルトロメー
(Pierre Bartholomée, 1937/8/5 - )
ブリュッセル生まれベルギーの現代音楽家で指揮者としても活動している様で、W.ケンプに師事していますね。楽風はポスト・セリエルになるでしょうか。


Années 1970-1985
タイトル通りバルトロメーの1970年から1985年の古い管弦楽・室内楽の作品集になります。録音年も4(1917年)以外は古く、1(1973年)、2,3(1986年)ですね。
特徴的なのは"1.Harmonique"、バルトロメー初めての管弦楽曲です、を本人指揮の初演後にギーレンが要望して本録音になったそうです。

演奏は以下
1 : ミヒャエル・ギーレン(Michael Gielen)指揮、hr交響楽団
2, 3 : ジョルジュ=エリ・オクトール(Georges-Elie Octors)指揮、アンサンブル・ミュジーク・ヌーベル
4 : Bl!ndman Quartet (saxophone quartet)







1. Harmonique (1970年)
まさに前衛の停滞期の作品になりますね。最も長い19'ほどのポスト・セリエルの楽曲です。音列配置を基本に点描的で無調混沌系です。静の中に、細かな音の並びと、時折のクラスター的強音、いかにもあの時代を思わせますね。フランス系のキラメキを感じます。楽曲の技術的な解説がライナーノートにないのが残念ですね。
ギーレンの好みそうな前衛曲になっています。


2. Trois pôles entrelacés (1985年)
5パートの楽曲で、アンサンブルには奥様でハープ奏者のフランチェット(Francette)が入っていますね。またベルクの'Kammerkonzert'との類似性、vnに対するharpの位置付けと言った、も述べられています。
15年後の作品になって調性感のある旋律と抑えられたディナーミクが明瞭です。もちろん無調ですが。時代の本流が多様性となろうかという背景を考えると納得の流れでしょう。ハープが主役になって反復の弦楽器と対位的に、管楽器も交えてポリフォニカルになって行きます。パートにより暗い幽玄さも現れます。特徴は薄くて眠くなります…


3. Fancy as a Ground (1974年)
奥様のフランチェットに献呈されています。打楽器を生かしたキラメキのある音が印象的です。既に調性旋律と反復がありますね。でも表情が豊で、今の時代でも十分に聴く事ができる感じですね。pfが無調の面白い演奏を聴かせるのもポイントでしょう。キョトキョトしたハイテンポが面白いです!!

 ★試しにYouTubeで聴いてみる?
  楽しめますので、一度ぜひ!!



4. Ricercar (1974年?)
一聴して前曲との類似性を感じますね。サックスの鳴りを生かしながら小刻みなリズムの設定が楽しいですね。1970年の'Harmonique'から既に点描的音列の呪縛から逃がれ様としている事が聴き取れますね。三度五度といった機能和声も頻繁に登場します。これも楽しめますね。



ポスト・セリエル時代の欧エクスペリメンタリズムの現代音楽ですね。一二曲目は古いポスト・セリエル, 後半二曲は模索中の様相で、年代は挟んでいるのに好対照です。後半二曲は1970年代当時はともかく、今なら時流に乗った感もあって楽しめますよ。

裏ジャケットの曲の並び順が違っていますよね。(1と3が逆です)



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ロイヤルコンセルトヘボウの現代音楽 "Horizon 8" で聴く, ジェームズ・マクミラン「トロンボーン協奏曲」他


Horizon 8
(MacMillan, Knussen, Ali-Zadeh)
ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団(Royal Concertgebouw Orchestra, 以下R.C.O.)が現代音楽を取り上げるシリーズ "HORIZON" の第8弾ですね。

今回は三人の現代音楽家で、委嘱作品(初演)の二曲(マクミランとアリ=ザデー)を含む協奏曲二曲と声楽曲になります。指揮者は三曲とも異なりますね。







ジェームズ・マクミラン
(James MacMillan, b.1959)
このブログではお馴染みの英現代音楽家のビッグネームですね。近年作品が楽しめるのは嬉しい限りです。

Trombone Concerto (2017初演)
 「トロンボーン協奏曲」指揮はイヴァン・フィッシャー、R.C.O.の主席トロンボーニストで献呈されたヨルゲン・ファン・ライエン(Jörgen van Rijen)ですね。
第一楽章は繊細な弦楽から入り調性の薄い流れのポリフォニーで、中間部では地鳴りの様な音色を響かせ調性の派手なオケになり、主部回帰します。第二楽章では明るい音色のtbがリードして激しいオケとの絡みとなり、対位的な流れから全休符を挟んでサイレンが鳴り響くと、静的な流れとなります。第三楽章は激しいサイレンでスタート。リズムの良いオケの流れにtbが乗って快走しますが、炸裂して静まりオケのtbとの激しい絡みが現れます。聴かせ処ですね。
 美しい静と華の対比が明確で、随分とマクミランが調性回帰しているのを感じますね。tbの超絶技巧カデンツァを味わいたい気がしました。

 ★試しにYouTubeで観てみる?
  マクミランとライエンによるShort documentaryです




オリヴァー・ナッセン
(Oliver Knussen, 1952-2018)
亡くなられてもう1年半になるんですねぇ。大柄な指揮者で日本でもお馴染みの英現代音楽家ですね。代表作で大好きな児童オペラ「かいじゅうたちのいるところ」をインプレしています。

Horn Concerto (1994)
 「ホルン協奏曲」ウィグルスワース指揮、元R.C.O.首席ホルン奏者フェリックス・デヴォー(Félix Dervaux)フィーチャーです。
オケもhrもバレイ音楽や舞台音楽の様な表情がありますね。時に派手で、時に神経質に、四楽章ですが切れ目はなく流れます。調性感が強くマクミランと似た傾向にありますが、より流れに情景変化が明確にあって表題音楽の風合いが強いですね。hrの音色が主役なのでフィルム・ミュージック風ではないので気持ち良く聴けます。ナッセンらしい楽しさです



フランギス・アリ=ザデー
(Franghiz Ali-Zadeh, b.1947)
ドイツ在住アゼルバイジャンのベテラン女性現代音楽家でピアニストですね。"Mugam Sayagi"では中近東和声が特徴的に思える記憶がありますね。
「ナシミ受難曲」は14-15世紀アゼルバイジャンの詩人イマードゥッディーン・ナシミ(Alī Imādud-Dīn Nasīmī, 1369–1417)のTextとの事ですが、ナシミ名や生誕は不明確な様です。ちなみに初演された2017年にナシミ没後600周年の行事がユネスコ本部で行われたそうです。

Nasimi-Passion (2017初演)
 「ナシミ受難曲」はブラビンズ指揮、6パートのバリトンと合唱団のオラトリオ風です。楽曲も機能和声範疇で出し入れの強い新古典主義的流れ、民族音楽の風合いも無調の気配もありませんね。語りと歌でも特異性は感じられません。以前のアリ=ザデーの個性が消えている気がします。楽曲としては楽しく、決して悪くはありませんが。



調性感の強い現代音楽が三つ並びましたね。時代が多様性現代音楽へと動いているのが明確なのと、チョイスがR.C.O.らしいと言う事になるのでしょう。聴き応えが楽しめます。

R.C.O.らしい柔らかい華やかさもあって、今の時代のクラシック音楽をコンサートで楽しむ、と言った流れに合致しているアルバムになっていますね。



マクミランの「トロンボーン協奏曲」が、次週 都響に本アルバムのヨルゲン・ファン・ライエン[tb]を迎えて日本初演があります。指揮は三曲目のブラビンズですね。


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クセナキス(Xenakis) の『プレイアデス, Pléïades』Salabert ver. を新録音 DeciBells で聴く


ヤニス・クセナキス
(Iannis Xenakis, 1922/5/29 - 2001/2/4)
建築家にして数学者、反戦で顔の左が崩れ片目負傷、派手な大音響、と言った印象がまず浮かぶ古典の前衛を代表する一人、フランスを拠点に活躍したギリシャ人現代音楽家ですね。ビッグネームで過去のインプレでも紹介していますので、割愛ですw

数学的音楽理論は別にして、サウンドを聴くとヴァレーズの印象をどうしても引き摺りますね。



Pléïades (1979年)
過去にも色々な演奏者でリリースされている代表作の一つですね。'sixxen'と呼ばれる楽器演奏ですが、造語で6人(six)アンサンブルとクセナキス(xenakis)から取っています。

この曲は四曲構成なのですが、それぞれフランス語で楽器の編成がタイトルになっています。そして一番の特徴は並び方が5パターン準備されている事ですね。クセナキスのオリジナルが2パターンで、それ以外に3パターンあります。そこが今回のインプレのポイントですね。

今回は唯一1曲目に"Claviers"(Keyboards, 鍵盤楽器)がくるSalabertヴァージョンですね。ちなみに委嘱した 'Les Percussions de Strasbourg' オリジナルでは, I.Mélanges - II.Métaux - III.Claviers - IV.Peaux, の並びでした。その後クセナキス本人がI.Mélangesを4曲目に移動するヴァージョンを作っています。

スイス創設のパーカッション・アンサンブル"DeciBells"による2018年録音です。(日本人のヤスイ・サキコさんが参加しています)






I. Claviers (Keyboards)
鍵盤打楽器パートです。鉄琴系の幽玄な響きと木琴系の細かな音色の対比でポリリズム/ポリフォニーです。反復の印象も強く、無調混沌と言うよりも機能和声的です。このパートだけでも曲としての成立性が高く素晴らしいと感じますね。

II. Peaux (Skins)
太鼓系打楽器パートで、リズム基本となります。太鼓類の響きが素晴らしいですね。まとまりが良く、ポリリズムの混沌を避けているかの様に感じます。リズム陶酔系のサウンドですね。ラストは怒涛からフェードアウトです。(ストラスブール盤はより出し入れが強いです)

III. Métaux (Metals)
金属系打楽器パートです。鳴り響くチューブは微分音チューニングだそうです。微分音とは思えない倍音の様な音色を感じる煌びやかさです。音程が作られて、繊細な反復陶酔的な様相を呈します。リズムだけでなく残響音の印象も強く感じますね。(ストラスブール盤は繊細な陶酔より、がっしりとしたスチールドラムみたいなガムランの和声を感じますね)

IV. Mélanges (Mixture)
全打楽器パートですね。ガムランの様な流れから入りますが、様々な様相を呈します。時に静に時に激しく、もちろんポリリズムです。ラストのトゥッティは素晴らしいですね。(ストラスブール盤の方がより力強くポリリズム感を表現しています)

 ★試しにYouTubeで観てみる?
  PERCURAMA Percussion Ensemble による演奏です
  楽器構成が良くわかりますね




打楽器の編成を替えて、その楽しさと可能性を最大限に表現してくれていますね。カオスはありませんのでアンチ前衛系の方にもオススメできますね。出来ればヴォリュームを上げて聴くとその楽しさは倍増です!!





'Les Percussions de Strasbourg' 盤と比べると、全体的に熱した部分が少なくテンポも揺らぎが少ないDeciBellsはクールですね。

その違いは曲の並びが違いに生きていて、前半に幽玄・陶酔、後半に金属的な響でクールさをまとめています。力感のあるストラスブールは逆パターンで, ラストに強烈な打楽器陶酔系を持ってくるのが素晴らしいです。両者表情の違いが面白いですね。


(Les Percussions de Strasbourg, ストラスブール盤です)



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マーク・ヌープ(Mark Knoop)のピアノで聴く、マイケル・フィニスィー(Michael Finnissy) の「Choralvorspiele / Andersen- Liederkreis」


マイケル・フィニスィー
(Michael Finnissy, 1946/3/17 - )
「新しい複雑性」を標榜するイギリス人の現代音楽家にしてピアニストですね。代表作「音で辿る写真の歴史」のインプレで紹介済みですので、そちらを参考にしていただけると幸いです。


Choralvorspiele / Andersen- Liederkreis
現代音楽技巧派ピアニストを育てた事でも知られるフィニスィーですが、その一人と言っていいかもしれないマーク・ヌープ(Mark Knoop, b.1972 ノップとも)をフィーチャーしたアルバムですね。二曲目にはジュリエット・フレイザー(Juliet Fraser)がsopで入っています。

ちなみにヌープも「音で辿る写真の歴史 (1995-2001年)」の全曲演奏を残している様ですね。このアルバムでは2010年代に入っての作品が聴けるのが嬉しいですね。






Choralvorspiele (2012年)
「コラール前奏曲」ですね。タイトルを見ただけでも近年の作風が印象が浮かぶ感じです。8パートの小曲構成ですね。
 点描的なのはフィニスィーですが、旋律感が美しさを奏でます。もちろん調性はありませんから不思議な浮遊感が漂いますね。でも淡々とはしていません。強音パートも現れたり、印象派の引用の様な旋律、超絶技巧、左右のポリフォニー、と表情があります。ひと昔前の衣装を纏っている感は拭えませんが。


Andersen- Liederkreis (2016年)
「アンデルセンの連作歌曲」です。フィニスィーがアンデルセン博物館を訪れた際にインスパイアされて、二人の為に書かれています。12パートの小曲集です。
 まずピアノの曲調が似ているので、曲が替わったのに気が付きませんでした。もちろん声楽(sop)が入るのでわかりましたが。無調の声楽も音の跳躍が大きく、とは言っても途中に語りが入ったりしますがシュプレッヒゲザングでもなく、新しさはありませんね。フィニスィーだなって言う感じです。

 ★試しにYouTubeで聴いてみる?
  "Andersen-Liederkreis: IV." になります




無調のピアノ曲で、セリエル時代の名残を留めるフィニスィーらしさですね。ただ、より調性に近い旋律感が美しさを聴かせてくれます。基本は一昔前の前衛の印象です。

個人的には"Choralvorspiele: V"の様な超絶技巧性がやっぱり「新しい複雑性」らしさを感じられて好きですね。



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エウローパ・リトロヴァータ(Europa Ritrovata) の「Affect Is No Crime, 古楽器のための新しい音楽」を聴く


Affect Is No Crime New Music for Old Instruments
(Europa Ritrovata)
エウローパ・リトロヴァータ(Europa Ritrovata)はブリュッセルをベースに活躍する古楽器四重奏団ですね。古楽器フルート, 古楽器ヴァイオリン, 古楽器ヴィオラ, チェンバロ, が基本編成で、バロックから前衛まで演奏します。

古楽器で前衛現代音楽を作る・奏でる、と言うのは方向性から行けば"特殊奏法"的なアプローチの気がします。今更的な印象を受けるのも事実で、何か新しいアプローチがあれば期待値は高いですね。T.P.リオンティリス以外は古い現代音楽家が多いのが気になります。(古楽器でも特殊奏法を入れているそうですが)







ジョセリン・モーロック
(Jocelyn Morlock, 1969/12/14 - )
カナダの女性現代音楽家です。楽風はポストモダンですが、調性を大きく超える事は無いようですね。

Revenant (1969年)
 調性にほんの僅かな不協和音を交えた新古典主義風の室内楽ですね。チェンバロの響きに古楽器を感じますが、特異性はありません。バロックを意識した和声を用いたり、少し民族音楽の和声もあるかもしれません。面白さはありませんね。



ハンス=マルティン・リンデ
(Hans-Martin Linde, 1930/5/24 - )
ドイツのリコーダー, フルート奏者の音楽家ですね。今回もフラウト・トラヴェルソ(フルートの前身)の為のソロ曲が採用されています。

Anspielungen (1998年)
 一曲目に比べると遥かに面白い、特殊奏法を交えたトラヴェルソのソロです。前衛とは言えませんが、吹きながらvoiceを交えたり、抑揚を与えたり、テクニックを見せたり、と聴かせてくれます。



ジャクリーヌ・フォンティン
(Jacqueline Fontyn, 1930/12/27 - )
ベルギーの女性現代音楽家です。ブリュッセルとパリで作曲を学び、指揮もウィーンでH.スワロフスキに師事していますね。

La Fenêtre Ouverte (1996年)
 リズムを合わせたポリフォニカルな旋律が古楽器の個性を見せて楽しい導入部になっています。この編成で即興的ポリフォニーは面白いかもしれません。特にチェンバロはこのくらいやらないと全てバロック化して聴こえてしまいますね。そこを上手く処理したのがこの曲の良さだと感じます。その後もホモフォニーの関係を生かしながらも、基本は四つの古楽器の前衛無調ポリフォニーで、特殊奏法も含めて面白い音色を生かしている感じです。

 ★試しにYouTubeで聴いてみる?



タノス・ポリメネアス・リオンティリス
(Thanos Polymeneas Liontiris, 1981 - )
オランダの若手現代音楽家でインスタレーションやパフォーマンスの表現をしますね。ロッテルダムで習った後、仏IRCAMで電子音楽を研鑽しています。まさに今の時代の現代音楽家ですね。

Sun Bleached (2018年)
 この曲だけリオンティリス本人によるエレクトロニクスが入ります。予想通りノイズになりますね。チェンバロはそれらしさを避けてトリル・トレモロの背景音と単音の響きが主になっています。無調混沌系の現代音楽で楽曲自体が面白いです。インスタレーション化しているのかは聴いただけではわかりません。



ユッカ・ティエンスー
(Jukka Tiensuu, 1948/8/30 - )
フィンランドのチェンバロ奏者で現代音楽家、演奏家の方がメインの様です。シベリウス音楽院で音楽全般を学んだ後、フライブルクやIRCAMでチェンバロの古典・前衛の演奏をしているそうです。

Tiet/Lots (2003年)
 "La Fenêtre Ouverte"の導入部と似たアプローチを感じます。いずれにしてもチェンバロにバロック感を与えないのがキーですね。ここでも調性感のある旋律でのチェンバロを前面に出す事は避けている感じです。楽曲的には強音でのモノフォニーの様な速い音出しが印象的で、最後のパートの混沌乱音は面白いです。



音色にクセのあるチェンバロをどう料理するかが、新しさを感じさせるポイントになる気がしました。そういった意味では前衛としては古典的な無調/特殊奏法と古楽器の組み合わせでの面白さがありましたね。

とは言え、"新しい酒を古い革袋に盛る"(新約聖書)ではありませんが、最終的には'新しい音楽は新しい楽器で'と言う事になるのでしょう。



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現代音楽の超絶ピアニスト:イアン・ペース(Ian Pace) の「Floating, Drifting」を聴く


Floating, Drifting
Ian Pace (イアン・ペース: pf)
イギリス人ピアニストのI.ペース(b.1968)は現代音楽を得意とする技巧派ですね。何と言っても、マイケル・フィニスィーのピアノ曲「音で辿る写真の歴史 (History of Photography in Sound)」で知られるところでしょう。そちらを参照下さいね。

今回は現代音楽家5人の作品ですが、メインは30'を超える二曲(J.L.アダムズとM.ピサロ)で、他三曲は3'に満たない小曲です。アダムズは電子ハロー(太陽の円光)であり、ピサロは静寂の島に囲まれた音だと言っていますね。後者はヴァンデルヴァイザー(Wandelweiser)ですからすぐに想像が付きますが。

パーカッションはサイモン・リンブリック(Simon Limbrick)です。







ジェルジ・リゲティ
(György Ligeti, 1923-2006)
今更紹介も不要なハンガリーのビッグネーム現代音楽家ですね。今回は初期作品の11パートのピアノ小曲集(バガテル)"ムジカ・リチェルカータ"から#7ですね。各曲には解説もありエチュードの様な感じです。#7も左右の手の動きの解説がありますね。

Musica Ricercata: No. 7 (1951-53)
 左手の速いトリルに右手が旋律を奏でます。その旋律は機能和声で美しいですね。2'40"はあっという間です。



マイケル・ゼヴ・ゴードン
(Michael Zev Gordon, 1963-)
ユダヤ系イギリス人現代音楽家で、元はオーボエ奏者だった様です。作曲はオリヴァー・ナッセンやフランコ・ドナトーニに師事していますね。

Crystal Clear (2003)
 1'04"の冷たく音数の少ない美しいピアノ曲ですね。一曲目からの繋がりを感じます。



ジョン・ルーサー・アダムス
(John Luther Adams, 1953-)
アラスカの自然に影響を受けた米現代音楽家ですね。若い頃はロックのドラマー、今でもティンパニスト(パーカッショニスト)としての活動もある様です。ポップベースでもありますね。

Four Thousand Holes (2010)
 'for piano, percussion and tape'という事で、テープによるノイズからフェードインしてきます。細かいパーカッション(サイモン・リンブリック)の音色と特徴的な左右協調和音のpfが透明感ある流れを作ります。pfは点描となりテープはロングトーンのシンセ音、ノイズは小さくポツポツといっています。澄んだ流れは変わりませんね。指が鍵盤を走り回る様な技巧性を見せつけるパートはありません。響く和音を中心としたpfで、終始澄んだ美しさを漂わせているのが印象的です。その和音が電子ハロー(太陽の円光)なのでしょうか。



ルチアーノ・ベリオ
(Luciano Berio, 1925-2003)
これまたビッグネームの伊現代音楽家ですね。今回の作品はソロ楽器曲と声楽曲を取り上げる事が多い年代からの一曲です。

Wasserklavier (1969)
 2'13"の澄んで静かなアルペジオのピアノ曲です。ほぼ調性の美しさです。



マイケル・ピサロ
(Michael Pisaro, 1961-)
米現代音楽家でギタリスト、ヴァンデルヴァイザー楽派の一人です。詩をテーマにした音楽やフィールドレコーディングも精通して、楽曲は欧米やアジアの音楽祭でも取上げられています。ノースウェスタン大学で作曲と音楽理論の教職にもついていました。

Floating, Drifting (2001)
 始めの55"は無音です。その後もポツポツと単音が静かに鳴らされます。殆どは無音か残響ですから、いつ音が出るのか…まさにヴァンデルヴァイザーです。普段は気にもしない部屋の中の"雑音"がケージの4'33"の様に気になります。
問題はオーディオのボリューム設定が正しいかがわからない事でしょう。それがヴァンデルヴァイザーの楽曲のを部屋で聴く際のハードルでしょうね。



ペースのアルバムなので無調の超絶技巧曲集かと思いきや、機能和声の美しさ溢れる優しいピアノ曲が並びました。音数も少なく、指が鍵盤を走り回る事はありません。驚くと共に素晴らしさを感じましたね。持っていて良かったと思わせてくれる一枚です。

今日はXmasイブですね。そんな日にかけておくにもマッチします。超クールなBGMとしても秀逸です。ヴァンデルヴァイザーに興味を持った方にもオススメですね。



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カイヤ・サーリアホ(Kaija Saariaho) の「Graal théâtre・Circle Map・Neiges・Vers toi qui es si loin」を聴く


カイヤ・サーリアホ
(Kaija Saariaho, 1952/10/14 – )
このブログではお馴染みのフィンランドを代表する女性現代音楽家で、活動拠点はフランスですね。来日時の印象は物静かで大きなオバさん、失礼!、という感じで、楽風は北欧現代音楽ではなく欧エクスペリメンタリズム系になります。若い頃、シベリウス音楽院の仲間M.リンドベルイやE.P.サロネンと"Toimii"という実験音楽グループを作っていたりもしますね。今やみんなビッグネームです。


Graal théâtre・Circle Map・Neiges・Vers toi qui es si loin
1990年代から2010年代までとスパンの広い楽曲が並んでいます。そしてヴァイオリン協奏曲二曲に、エレクトロニクス&管弦楽、12のチェロの音楽、とヴァリエーションも豊かです。

個人的な興味はもう一つあって、vnのペーテル・ヘルスタール(Peter Herresthal)で北欧の現代音楽家P.ノアゴーやA.ノールハイムのvn作品で良い演奏を残していて好きなヴァイオリニストです。
演奏はクレマン・マオ=タカーチュ指揮、オスロフィルの演奏になります。






Vers toi qui es si loin (2000/2018)
  for violin and orchestra
サーリアホの代表作「はるかな愛 (2000)」のアリアをヘルスタールの為に編曲(2018)した作品ですね。
第一印象は幽玄で美しい楽曲です。無調ですが、調性感のある旋律が静でスローに展開されて行きます。トリル・トレモロの弦楽奏を背景に、ヘルスタールのvnは暖色と寒色の間を、カリカリとマイルドの間を彷徨いますね。そこがヘルスタールらしさでしょうか。

 ★試しにYouTubeで聴いてみる?


Circle Map (2012)
  I. Morning Wind - II. Walls Closing - III. Circles - IV. Days Are Sieves - V. Dialogue - VI. Day and Night Music
旧ペルシャの詩人の詩を元にしたエレクトロニクスと管弦楽の楽曲です。
キラキラしたポリフォニカルさ、抑揚の強い弦楽奏、変奏反復、そこにエレクトロニクスがvoiceを入れたノイズで絡んで来ます。(多分w) それが編成楽器の違いで深く浅く6つのパートで表情を変えますね。基本的にDARK、そこに流れる幽玄さはサーリアホでしょう。エレクトロニクスとのバランスもイイですね。


Neiges version for 12 celli (1998)
8チェロの楽曲を12チェロver.にした作品です。
楽器構成が始めに目を引きますが、楽曲はサーリアホらしい弦のトリル・トレモロを下敷きにして演奏を載せて来ます。20世紀の作品なので旋律感はより低く、グリッサンドや特殊奏法的なノイズが主役となります。一部パートにミニマル的な流れもありますね。チェロ12挺に拘る必要性は感じません。


Graal théâtre (1994)
  for violin and orchestra
初演はG.クレーメル(vn)になるサーリアホ初めての協奏曲(二楽章)です。
まずは技巧性の高いカデンツァの様なvnパートで始まりますね。ヘルスタールらしい中庸性の高い演奏です。クレーメルはきっと繊細なテクを見せたのでしょう。曲はオケとの対位的な流れとなって激しい流れを作ります。主動機とその変奏と反復を感じますね。第二楽章でも入りは超絶技巧的vnからで、ここでは短いカデンツァですね。より技巧性が上がって激しさが増しています。
通してvnは演奏しっぱなしで技巧的、かなりハードなヴァイオリン協奏曲ですね。コンサートで一度聴きたいです。



サーリアホらしさ、ノイズから調性感ある幽玄な無調、が楽しめるアルバムですね。20世紀の欧エクスペリメンタリズムな流れから現在の調性を覗く多様性まで味わえますね。

無調ですが即興的なカオスはありませんから、この辺りから欧州前衛現代音楽を覗いてみるのも一興かと。



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・2017年12月9日
音楽ブログに特化するためにタイトルを「現代音楽と酒の日々」から変更しました。


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