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フランク・マルタン(Frank Martin) の「小協奏交響曲, 他」を聴く


フランク・マルタン
(Frank Martin, 1890/9/15 - 1974/11/21)
スイスとオランダで活躍した現代音楽家マルタンは、時代的には前衛現代音楽の隆盛期にいましたが作風は調性を持っていますね。フランスで習いフランス音楽がベースにあり、十二音技法も取り入れていますが無調の約束事は破棄しています。多少の不協和音を混ぜて幽玄さを表現するのが特徴的でしょうか。

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Petite Symphonie Concertante, Concerto Pour Sept Instruments a Vent, Six Monologues De Jedermann
協奏曲と歌曲の組合せで、マルタンが得意とした分野ですね。1940年代三曲で中期作品になります。
演奏はアルミン・ジョルダン指揮、スイス・ロマンド管ですね。




FrankMartin-PettiteSympnohieConcertante.jpg
(amazonには登録が見当たりませんね)


小協奏交響曲, Pettite Sympnohie Concertante (1945年)
弦楽オケをバックに、ハープ/チェンバロ/ピアノをフィーチャーした協奏曲です。幽玄で美しい緩徐パートから始まり、点描音列配置的なサウンド、古典の色合い、混ざった感じですが、ベースは仏印象派にある様な流れですね。オシャレで美しい楽曲です。

 ★ 試しにYouTubeで観てみる?


"イェーダーマン"より6つのモノローグ, Sechs Monologe Aus Jedermann (1943年)
「ナクソス島のアリアドネ, Ariadne Auf Naxos」等で知られるオーストリアの劇作家フーゴ・フォン・ホーフマンスタールの演劇「イェーダーマン」をベースにした独白です。情に薄いお金持ちが死神を前にして善行や信仰を描きながら死を迎える話ですね。(独語ですが英訳付きです)
語りに近い歌でシュプレッヒシュティンメと言っていいでしょう。バック音楽はマルタンらしい抑えた音色の幽玄さですが情熱的な音も出して来ますね。それが劇音楽らしさを感じさせてくれますが、音楽だけ聴いてもTextがないと面白さは伝わらないですね。バリトンはジル・カシュマイユ(Gilles Cachemaille)です。

前回紹介の「Maria Triptychon - Sechs Monologues aus Jedermann-Der Sturm」にも同曲が入っています。そちらの方が、バリトンの重心が低めで演奏にも色付けが濃厚な感じですね。
バリトン:デイビット・ウィルソン・ジョンソン(David Wilson-Johnson)、マティアス・バーメルト(Matthias Bamert)指揮、ロンドン・フィル(The London Philharmonic)です。



7つの管楽器とティンパニ、弦楽器のための協奏曲, Concerto Pour Sept Instruments a Vent, Timbales, Peucussions et Orchestre a Cordes (1949年)
フルート/オーボエ/クラリネット/ファゴット/ホルン/トロンボーン/トランペットの7管楽器です。音作りもチャンバー・ミュージック風で、弦楽オケが絡んで来ると厚みが増して来ます。ここでもマルタンらしい瀟洒な流れが作られていますね。

こちらも以前紹介した「Concerto and Ballades」に同曲が入っています。演奏はシャイー指揮、ロイヤル・コンセルトヘボウの豪華版で、7管楽器の音色は艶やかで表情豊かです。



前衛でも新古典主義でもない、興奮を排した洗練、それがマルタンの音楽でしょう。そんな仏音楽的な流れを感じますね。不協和音を混じえていますが、現代音楽拒否症の方も大丈夫でしょう。







テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

カールハインツ・シュトックハウゼン(Karlheinz Stockhausen) の『Amour / Der kleine Harlekin / Wochenkreis』を聴く


カールハインツ・シュトックハウゼン
(Karlheinz Stockhausen, 1928/8/22 - 2007/12/5)
今更シリーズの一員シュトックハウゼンですw このブログではシュトックハウゼンの他、ブーレーズやクセナキスと言った現代音楽の古典(前衛黎明期〜衰退期)のビッグネームはインプレを避けています。もちろん好きでVerlagを含めて枚数もそれなり所有ですが聴かなくなったのも事実で、本CDはシュトックハウゼンとしては最後に購入したものかもしれません。
少し懐かしさを感じる様になったので、インプレして見ようかと。もちろんビッグネームですから紹介は割愛ですね。


Amour / Der kleine Harlekin / Wochenkreis
1975-1988年という中期作品で、クラリネット系曲集になりますね。この時期は前衛の衰退期にありシュトックハウゼンもポスト・セリエルを目指していて、不確定性からフォルメル技法と呼ばれる小動機フォルメル構築に移行しています。
"Amour", Der kleine Harlekin"はそのフォルメル技法の展開になりますね。二局目"ハレルキン, 小さな道化"は舞台劇音楽で、演技しながらの演奏になっています。その傾向が次の大作「LICHT, 光」に繋がっていますね。

"Wochenkreis"は、そのシュトックハウゼンの代表作で約28時間かかるキリストの生涯を描いたオペラ「LICHT, 光:一週間七つの日」の「月曜日 (第二幕)」ですね。前衛隆盛期に流行った「筋書きのないオペラ」で、以前紹介したH.ラッヘンマンの「マッチ売りの少女」もそうですね。実際には演奏家が演技を伴う演奏をするオペラなので実に大変です。

演奏はシュトックハウゼンと親交のあったミケレ・マレッリ(Michele Marelli, cl & bh)とアントニオ・ペレス・アベラン(Antonio Pérez Abellán, synth.)になります。







Amour, 愛 (1976年) five pieces for clarinet
5パートの小曲集で30分弱になります。年代から行ってフォルメル技法的で調性のある小旋律の組合せを感じます。その小旋律はセリエル的で、旋律同士が会話をしている様です。印象的なのは"3.Die Schmetterlinge spielen(The butterflies are playing)"で静音で上昇・下降旋律で蝶の飛ぶ姿、テンポを落として止まったりする姿、を表現している事でしょう。反復も含めてそれまでのシュトックハウゼンらしからぬ表現で、初期のシュトックハウゼンなら本人真っ向否定に思えますねw


Der kleine Harlekin, ハルレキン (1975年) for clarinet
年代からも上記Amourと似た傾向にありますね。上昇・下降音階や反復を多用して調性のある旋律を奏でています。音列配置的なのも同じですね。一つ違うのは舞台劇音楽で本人が演技している為、ドタバタという足音が打楽器的に付随している事でしょう。

 ★試しにYouTubeで観てみる?
  Karel Dohnal(cl)の"小さな道化"の演技も見ものですw



Wochenkreis, 週のサイクル (1988年) Duet for basset horn and synthesizer player
19パートの小曲計26'弱のバセットホルン(クラリネットの古楽器)とシンセサイザー曲ですね。バセットホルンのEvaとシンセのDialogue(ライナーノートのシュトックハウゼン談)で、表情がグッと豊かになっています。旋律に点描音列配置的な様子が残るのがシュトックハウゼンらしさでしょう。シンセのグリッサンド音は当時でもやや古さを感じたかもしれませんが、シンセならではの様々な音と特殊奏法を交えたバセットホルンの組合せは面白いですね。古さは否めませんが。



このソロ・デュオ作品ではこの時代らしい”制約から逃れ始めた前衛現代音楽"が感じられますね。旋律や反復と言った当初本人たちが拒絶していた音ですね。三曲の中ではやっぱり最後の"Wochenkreis"、この後時代は21世紀に向かって多様性の現代音楽に突入するわけです。

そんな事を頭に浮かべながら聴くのも一興かと。個人的にはシュトックハウゼンは"前衛の衰退期"(1968年〜)に入る前の尖った音世界の方が好きかもしれません。




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高橋悠治 のノイズ系電子音楽『リアルタイム-5 翳り』を聴く


高橋悠治
(Yuji Takahashi, 1938/9/21 - )
日本を代表する前衛電子音楽の現代音楽家にしてピアニストですね。ピアニストとしてもサティ等の紹介で著名ですが、個人的にはクセナキスに師事した電子音楽がキーですね。執筆活動も多く、今更の紹介もないでしょう。昨日久しぶりにクセナキスをインプレしたので高橋さんのCDを手に取ってみました。


Real Time- 5
1990年代初頭を代表する前衛電子音楽の一つですね。この頃はホワイトノイズかサンプリングかという演奏でしたが、これは後者です。まだPCソフトからリアルで、例えばライヴエレクトロニクスの様に処理してステージ上演奏はない時代でした。

68種の様々な単音サンプルを4組にして、IRCAMのソフトMAXでプログラミング。それが30-180秒でランダム再生されて、他の4組が短い間隔で出現する様に組んだそうです。(当時のMAXは言語プログラムだった?! 今はモジュールの組合せ化されているのでハードルは低いですが)
サンプリングをキーボードで音程処理しているかは不明ですが、サンプラーはAkai、コンピューターはMacで、大きくRAM拡張してありますが特別な機材ではありませんね。今はプーラーとソフトで素人でもかなり遊べる時代になりました。






YujiTakahashi-KAGERI.jpg
(ジャケット写真です)


翳り コンピューター音楽演奏システムのために
  KAGERI (1993年), for Live Computer Music System
  《 I, II, III, IV, V, VI, VII 》
ステレオの左右位相の中にサンプリング・ノイズが細切れに出現するPart I、何かの呼吸を感じるPart II、振動音のIII、・・・・多少感じるものは違っても基本的にパート間での流れは変わりません。ノイズは出現しては消える短サイクルで、常に全休符?を挟んでいるのが特徴的。"間"の支配ですね。
クセナキスの初期(や後期)のノイズを感じますね。クラスター音塊の炸裂ノイズ系サウンドではなく、ノイズそのものという感じです。

プログラムによってチャンス・オペレーションや、密集クラスター混沌の可能性も感じられて面白いです。



クセナキスのノイズ系電子音(楽)との違いは、クセナキスが大音響大空間なのに対して高橋さんは繊細音響小空間な事でしょう。現に「部屋あるいは人の出入りする空間に音量を小さめにして流しておく」とありますね。

次回写真展をやる事があったら、これをBGMにしたいという感じですw

高橋さんの音楽はピアノ演奏も含めて考えさせられる物があります。一つには執筆で意図や技法を表明しているからでしょう。現代音楽は作曲者(演奏者)の考え方や理論があって成立するのが基本ですから、たとえ断片としてもご本人のライナーノートは大切ですね。




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ヤニス・クセナキス(Iannis Xenakis) の電子音楽曲集『Electronic Music』を聴く


ヤニス・クセナキス
(Iannis Xenakis, 1922/5/29 - 2001/2/4)
ギリシャ系フランス人(ルーマニア生まれ)の現代音楽家ですね。ビッグネームで今更なのですが箇条書き的紹介文です。
・第二次大戦時代にレジスタンス活動で左目を失い耳も損傷を受ける。 ・建築家として活動、その数学的素養をベースに現代音楽を始める。(パリ音楽院でメシアンから数学を生かす事を諭された話は有名ですね) ・ドナウエッシンゲン音楽祭成功やH.シェルヘンからの賛辞を受け、図形楽譜から電子音楽にも手を広げUPICを完成させる。 ・晩年はアルツハイマーで苦しみ、来日では弟子であり盟友の高橋悠治の手を借りていた。 ・最後は自ら音楽活動を終止させた。

といった感じでしょうか。その音群的サウンドはヴァレーズを思い起こさせて、管弦楽や電子音楽に素晴らしさを感じますね。

実はこのブログでは、クセナキスの他 ブーレーズ, シュトックハウゼン, といった前衛現代音楽の古典、黎明期(=最盛期?w)ポスト・セリエルのビッグネームのインプレは避けています。もちろん大好きでしたしアルバムもそれなりの枚数になりますが、今の時代に今更のインプレも腰が引けるのも事実ですね。



Electronic Music
というわけですが、久しぶりにクセナキスの電子音楽を聴いてみたくなりました。このアルバムは好きな一枚で初期を中心に1957年作から晩年の1992年までの電子音楽曲が並びます。その楽曲変化も楽しめるのが素晴らしいですね。

建築家時代の師ル・コルビュジエがブリュッセル万国博覧会(1958年)でフィリップス館の建設時、エドガー・ヴァレーズの大作電子音楽『ポエム・エレクトロニーク』と共に演奏された『Concret PH』や、大阪万博で披露された壮大な『ヒビキ-ハナ-マ (響-花-間)』が入っているのも嬉しいですね。実は中学生の時に現地で聴いているのですがグァーンとした音印象しか残っていませんw







Diamorphoses (1957年)
ロケットの噴射音に雷鳴や通信ノイズ(所謂ホワイトノイズ的)が絡む様な音です。今の時代だと一捻り足りない気もしてしまいますが、まだシンセサイザーの姿形もない60年前に作られた事が凄いですよね。


Concret PH (1958年)
パビリオンのConcret Paraboloïde Hyperbolique(コンクリート双曲線放物面)の略ですね。
プチプチ・キラキラとしたノイズ系サウンドです。その中にガラス片を混ぜる様な音が絡んでいます。3'弱、そんな音ですね。音底に低いドローン音も見えます。


Orient-Occident (1960年)
ユネスコ委嘱作でロングトーンの反響音の様になっていますね。中後期に繋がる作風の変化が見られ、切れ味の鋭いポリフォニーなクラスター音塊が発生してきます。それまでのノイズ一辺倒から、ノイズ系音楽への進化ですね。今の時代にあっても違和感がありません。


Bohor (1962年)
静的な空間に音を散りばめる様な変化を見せていますね。洞窟で採掘している音をキラやかにしたみたいです。それが緩やかに増幅して空間を満たし、混沌の音塊となって行きます。空間音響的クラスター、まさにクセナキスですね。


Hibiki-Hana-Ma (1970年)
オリジナルのアナログのダイナミックレンジを生かすためにノイズ・リダクションをかけていないとの事です。
強烈な弦楽グリッサンドの様なノイズ音が空間を縦横無尽に走り回り、空の中にキラキラとした音や花火の弾ける様な音、三味線(何かの打音?)等々のサンプリング音、全てが炸裂して狂気させ感じる強烈な大洪水コラージュです。ちょっとB.A.ツィンマーマンを思い出させますね。

 ★試しにYouTubeで聴いてみる? 是非!!


S. 709 (1992年)
通信ノイズのキョロキョロ・ジャリジャリとした音、そこに音階を見せながら進んで行きます。楽風としたら1950年代のノイズに戻った様な気配です。



今更クセナキスもないとは思うのですが、三曲目"Orient-Occident"ではノイズ系電子音楽の、次の"Bohor"は空間音響系の 原点を感じ、今でも通用する欧前衛エクスペリメンタリズムでしょう。それに"Hibiki-Hana-Ma"が頂点をなす三曲はやっぱり最高、素晴らしい混沌の空間音響クラスターの炸裂です

音空間にして聴く事を強くお勧めします。ヘッドフォンで大音量もいいのですが、出来れば空間に音を満たしてその中にいる気分が良いかと。(難しいのは承知で恐縮です)

録音技術進化で後年アルバム化された素晴らしい管弦楽(全集)・他もあるので、いつの日かインプレしたくなりました。




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ダニエル・ウォール(Daniel Wohl) の「Holographic」ドローン・アンビエントの音に浸ってみましょう


ダニエル・ウォール
(Daniel Wohl, 1980 - )
ダニエル・ウォールはニューヨーク・ブルックリンを拠点に活躍するフランス人現代音楽家ですね。アメリカの大学で学び、このブログではお馴染みのデイビット・ラングやイングラム・マーシャルといった前衛に拘らない米多様性のニューヨーク系音楽家にも師事しています。
このブログでもお馴染みのSo PercussionやEighth Blackbirdといった米前衛アンサンブルへの曲提供にとどまらず、ポップ&エレクトロニクスにも強く、ライヴエレクトロニクスも得意としている様ですね。


Holographic
打楽器とエレクトロニクスを用いたアンサンブル曲集で、アンビエントとミニマルをベースにしていますね。エレクトロニクスは全曲に取り込まれていて、本人が担当しています。また曲ごとのプレイヤー以外にもキーボードやvoiceで参加していますね。






Replicate, Part 1 and 2, for percussion quartet & electronics
  ・Iktus percussion
パーカッションは金属音程を持つもの、そこに低音のドローンとノイズが背景にあります。気配は緩いインド辺りの和声を感じますね。part 2では基本ドローンに表情変化を付けて、細切れの音の構築に電子ノイズも強烈に出て来て、反復要素もあって陶酔的になっています。
聴き覚えのあるインド系アンビエント・ドローン・エレクトリカのポスト・ミニマル?!


Formless, for string quartet, percussion, keyboard & electornics
  ・Mivos Quartet, Mantra Percussion
一聴すると電子音楽にしか聴こえません。ライヴエレクトロニクスでアコースティックな音色を変調させているのかもしれません。特殊奏法があったとしてもここまでの音は難しいでしょう。幽玄なドローンですね。


Holographic Intro, Holographic
  ・Bang on a Can All-Stars with electronics
ライヴエレクトロニクスでBOAC-All Starsのサウンドがサンプリング&リミックスされているそうです。個人的贔屓のBOACなのですが、底に低音のドローンがいるのでBOACらしく感じません。即興風のパートや、前衛、民族音楽的な要素も強まって曲としては一番面白いですね。


Pixel, for percussion quartet & electronics
  ・Mantra Percussion
小物パーカッション?で小刻みな音を連続、その中には音階楽器の高速トリルの反復があります。ポスト・ミニマルでしょうか。


Source, for voices & electronics
  ・Olga Bell & Caroline Shaw
歌詞のない長音voiceと、それをサンプリングして変調させたライヴエレクトロニクスになっています。背景にはエレクトロニクスのノイズが控えます。気配はアンビエント。


Progression, string quartet, percussion quartet & electornics
  ・Mivos Quartet & Mantra Percussion
ガムランの様な音色とリズムでエレクトロニクス色の薄い演奏で始まります。途中から混沌ミニマルの気配になって行くのが面白いですね。


Shapes (co-written with Lucky Dragons), string quartet & electronics
  ・Mivos Quartet
静的な流れの美しい弦楽曲です。金属的なポルタメントや緩いグリッサンドを使った弦音にエレクトロニクス音が広がります。


 ★試しにYouTubeで聴いてみる?
  なんと全曲聴くことができちゃいます。



エレクトロニクスが前面に出て、基本はドローン・アンビエントとミニマルでしょうね。幽玄さと優しさがあるので、部屋でBGMとしてかけておいても洒落ています。単純なドローンだけではなく色々と仕込まれていますが、中では一番表情豊かな"Holographic"が面白いですね。

一昔前にインド系やドイツ系のエレクトリカ、ドローン・アンビエントにはまっていた頃を思い出しました。




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テーマ : クラシック
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Bang On A Can メンバー、マイケル・ゴードン(Michael Gordon) の『weather』を聴く


マイケル・ゴードン
(Michael Gordon, 1956/7/20 - )
久しぶりに本ブログご贔屓の米現代音楽Bong On A Can(以降BOAC)メンバーの紹介ですね。創設メンバーの一人で、同じく創設メンバーでもあるジュリア・ウルフ(Julia Wolfe)の旦那さんのM.ゴードンですね。

米現代音楽BOAC、及びBOAC-All Starsについては過去たっぷりとインプレ済みですので割愛させていただきますね。興味のある方は"Bong On A Can"で本ブログ内を検索、もしくは➡️から参照ください。 ♬ 現代音楽CD(作曲家別)一覧


weather
少々古いアルバムになりますが、アンサンブル・レゾナンツ(Ensemble Resonanz)により委嘱された作品ですね。アンサンブル・レゾナンツは1994年創設の独ハンブルグを拠点とするアンサンブルで、現代音楽を意欲的に取り上げています。今までに藤倉大さんともコラボしています。注目のヴィオリスト:タペア・ツィンマーマンをソリストとして迎えていて、2013年には来日も果たしていますね。
また本ブログ一押しの現代音楽家ベルンハルト・ガンダー(Bernhard Gander)の傑作アルバム"Monsters and Angels"でも既に紹介済みです。

楽曲はPart I〜IVの4曲構成の弦楽アンサンブル作品です。演奏は同アンサンブルになりますが、指揮がBOAC創設メンバーのエヴァン・ジポリン(Evan Ziporyn)になりますね。本アルバム収録(1997年)時点ではまだメンバーでした。レーベルもBOACのNonesuchで、もちろんBOAC活動の一環で出したアルバムと言う事になるでしょう。






Weather One, for Madeline and Sidney Gordon.
雷鳴から始まる弦楽ミニマルで、躍動あるポリリズムの組合せです。そこに乗るのはエレクトロニクスでしょう。後半で表情が繊細化しますが、リズム感は変りませんね。

 ★試しにYouTubeで観てみる?
  少し荒っぽい演奏かもしれません。


Weather Two, in memory of Bette Snapp.
ノイズが乗ったややスローの葬送風なミニマルベースの弦楽曲ですね。そこにジビレ・ウルフ(Sibylle Wolf)のvnソロが切れる様なロングボウイングの音色で重なります。全体的にはジャリジャリとしたエレクトロニクスのイメージです。ラストはノイズが消えて、電子音打楽器と切れ味になります。


Weather Three, in memory of Dafna Ester Zamarripa-Gesundheit.
サイレンの音で#2とアタッカで繋がっています。複数のサイレンがうねる様にこだまし、電子ノイズが吹き抜ける風の様に重なります。後半になって重低音の電子音(シンセサイザー?)がドローンの様に出現してサイレンと共鳴しながら進みます。圧倒する面白さです


Weather Four, for Ensemble Resonanz
神経質な弦のミニマルと重低音エレクトロニクス、電子パーカッションの三者邂逅です。後半は縺れて混沌風になりますが、あまり目新しさはありませんかね。



四つのパートが特にweatherの表現になっているかはライナーノートにはありません。調性のある弦楽ミニマルとエレクトロニクスです。その中で一風変わったサイレンの様な音の#3の世界は面白いアプローチで、当時のBOACとしては革新的アプローチな感じがします。

エレクトロニクスは"Rhythm programming : Henry Jackman"とありますね。






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Phillips Léandre Parker Saitoh の前衛コントラバス『After You Gone』を聴く


バール・フィリップス
(Barre Phillips, 1934/10/27 - )
四人のベーシストの共同名になってはいますが、当然バール・フィリップスを紹介でしょう。エリック・ドルフィーやアーチー・シェップらと共演している米ジャズベーシストですね。この時点でフリー・ジャズとわかると思いますが、ヨーロッパでも活躍して即興前衛音楽(ジャンルを超越した)にも加担していますね。

フリー・ジャズと前衛現代音楽の接点は個人的にも影響は大きく、学生時代にフリー・ジャズから現代音楽に舵を切った自分としてはお馴染みの世界観かもしれません。当時はオーネット・コールマン(欧州時代にバールも共演があります)のクロイドンコンサートなんか大好きでしたね。もちろん電化マイルスは別格ですがw



After You Gone
ダブルベース・クァルテットの即興アルバムです。タイトル『居なくなってから』は2002年に亡くなったベーシストのペーター・コヴァルト(Peter Kowald)への追悼ですね。
カナダの現代音楽国際フェスティバル(Festival International De Musique Actuelle)での2003年ライヴで、当初予定のバリー・ガイ(Barry Guy)に代わり同音楽祭出演予定だった斉藤徹さんが入っています。


B.フィリップス以外の三人。(* )紹介はライナノートの記載です。
ジョエル・レアンドル, Joëlle Léandre
 (*欧州クラシック・現代音楽) フランス人女性現代音楽家でベーシスト、即興音楽で知られていますね。

ウィリアム・パーカー, William Parker
 (*アフロアメリカン・フリー・ジャズ) ニューヨークで活躍するベーシスト、作曲家、即興音楽家ですね。

齋藤 徹, Tetsu Saitoh
 (*伝統音楽・タンゴ・即興) ウィキではドイツ語版しかないというベーシストでw、冨樫雅彦さんとの活動あたりから始まっているようです。後年、欧州での活動でセバスチャン・グラムス(Sebastian Gramss)との共演も果たして今の国内外の前衛・即興ベーシストの立ち位置を確立していますね。


以前、現代音楽家でベーシストのセバスチャン・グラムス(Sebastian Gramss)の「THINKING OF ...」を紹介しています。
そこでも斉藤徹さんやレアンドル、そしてフィリップスの共演が聴けますね。2010年代に入って齋藤さんの尽力でS.グラムス(2014)やB.フィリップス(2012)も来日・共演を果たし、一部CD化もされています。







Ant Warps
ギコギコ・ゴリゴリのノイズ系ポリフォニーですね。リコシェなどありますが、特殊奏法は無い様です。時折現れる旋律は無調、全体は小刻みなリズムを感じる流れが作られています。


Passing Threw
神経質なボウイングによる細い音色を絡ませせた曲です。キィー・キューン・キュルルル みたいなw 静空間に細かな蠢きを感じる様です。


Whoop Yer Tal
コル・レーニョや特殊奏法らしき打音を元にピチカートやアルペジオといった単音が主役、そこにボウイングが絡む様相です。流れはもちろんポリフォニー、当たり前?w、で旋律も現れて音圧も上がりますね。レアンドルのvoiceもあり、反復も感じられて一番熱い演奏です


Teebay Deep
低音ロングボウイングを下敷きにして、太い反復が唸ります。どこかに重音共鳴も感じられて、まさにダブル・ベースならではのフリー演奏です。陶酔感があります。ひどく咳き込んでいるのも音楽?!


Bleu Grek
少しジャズ色を感じる和声のアルペジオ、そのポリフォニーです。おしゃべりなインプロヴィゼーションですね。


p.s.-Te Queremos
アンコールはとても美しい旋律が重なる演奏です。これだけはスコアがあるのではないかと思ってしまいます。不協和音を挟む和声の旋律がミニマル風に流れます。スペイン語タイトルからいってもP.コヴァルトを追悼しているのは明らかですね。




無調混沌のポリフォニー、自由自在ダブルベース・インプロヴィゼーションです。フリー・ジャズなのか前衛現代音楽なのか、音からも顔ぶれからもジャンルに意味がないという証明ですね。

六曲それぞれが異なる顔を見せてくれました。こういう音楽は生、小ライヴでもコンサートでも、で味わいたいですねぇ。




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テーマ : JAZZ
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カレヴィ・アホ(Kalevi Aho) の「Wind Quintets 1 & 2」を聴く


カレヴィ・アホ
(Kalevi Aho, 1949/3/9 - )
現代北欧を代表するフィンランドの現代音楽家ですね。楽風は欧前衛ではなく調性を基本にした新古典主義から多様性方向にスタンスを置いた現代音楽になりますね。調性感は薄いですが動機(旋律)は存在して混沌ポリフォニーにはなりません。
気がつけばK.アホのアルバムのインプレも10CDを越しました。

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Wind Quintets 1 & 2
K.アホは交響曲でも管楽器のソロを取り入れてコンチェルト風にする事が多いですね。管楽器を使った曲に楽しさがあるのですが、今回の"管楽五重奏曲"はどうでしょうか。
演奏はBerlin Philharmonic Wind Quintetになります。






Wind Quintet No. 1 (2006年)
 I. Agitato – Cantando, II. Vivace, leggiero – Allegro marcato, III. Marziale, pesante – Furioso – Tempo I, IV. Andante, con tristezza
陰鬱的な音色の第一楽章、ヴィヴァーチェらしい細かいメロディーの第二楽章、不協和音的な主題が民族音楽的な第三楽章、ゆったりとした鳴りの第四楽章、いずれも不協和音を挟んだ動機の変装と反復、ホモフォニーの協調が印象的です。
強弱のコントラストは低めでフラットですが、中では第三楽章の倍音の様な響が面白いですね。


Wind Quintet No. 2 (2014年)
 I. Ruhig beginnend – Bewegter – Meno mosso…, II. Schnell, wild, III. Ruhig fließend, IV. Lebhaft
ここでも第一楽章は陰鬱さですが動機が明瞭化しています。第二楽章でも動機の調性感とホモフォニー感が強く回帰的な印象ですね。第三楽章は緩徐的美しさで、第四楽章は繊細な調べです。
8年後の作品としては変化が薄い気がしますが動機(旋律)の存在感は強く、陰的な美しさはこちらの方が感じられます。



耳馴染みの良い旋律が無い不協和音構成というだけで、現代のクラシック音楽です。毎回同じ事を書いていますかねw
例によってホモフォニー的協調の下、動機の変奏・反復が主体をなしていますが、後年作の方が機能和声回帰が強く感じられました。陰鬱な空気感は同じです。

ただ全体的にも楽章内的にもフラットさが気になり、何か+αが欲しい気がします。K.アホは大編成楽曲の方が面白いと思いますが、この辺りから現代音楽に入っていくには良いかもしれませんね。




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テーマ : クラシック
ジャンル : 音楽

NEOSレーベル『 MUSICA VIVA 15 』で聴く、P.エトヴェシュ / B.A.ツィンマーマン / M.スモルカ


MUSICA VIVA 15
以前紹介したMUSICA VIVAシリーズについてですが再度記しておきますね。
『ムジカ・ヴィヴァ・ミュンヘン (Musica Viva München)』シリーズはCol Legnoレーベルのヴルフ・ヴァインマン(Wulf Weinmann, owner and label manager)が、バイエルン放送局主宰の同音楽祭(設立は1945年Karl Amadeus Hartmann)の音源をリリースしたものです。

基本的には欧州エクスペリメンタリズムで、ダルムシュタットやドナウエッシンゲンと同列の音楽祭でお馴染みの顔ぶれとなります。現代音楽ファンには知られたシリーズでが、その後ヴァインマンが新たに設立したNEOSレーベルに引き継がれて、この"15"がその第一弾だったと思います。

協奏曲的な二曲(+コーラス曲)で、ペーテル・エトヴェシュ指揮 バイエルン放送交響楽団(Symphonieorchester des Bayerischen Rundfunks)の演奏になります。







ペーテル・エトヴェシュ
(Peter Eötvös, 1944年1月2日 - )
指揮者としてもお馴染みのエトヴェシュは今の時代の好きな現代音楽家の一人です。静と烈のコントラスト、特殊奏法とエレクトロニクス、調性も包括する多様性、と今の時代流れの現代音楽でしょう。
このアルバムの指揮も担当していますね。

Cap-ko (2005年)
  Concerto for Acoustic Piano, Keyboard, and Orchestra
二人のpfはPierre-Laurent Aimard (piano), Paul Jeukendrup (electric piano)になります。新古典主義からの流れを感じる様なエトヴェシュらしいメリハリ、ポリフォニーは時にホモフォニーの様に絡みます。pfも強鍵点描的に打たれてクラスターのオケと対峙します。強烈な音の出し入れがエトヴェシュの世界ですね。

 ★試しにYouTubeで聴いてみる?




ベルント・アロイス・ツィンマーマン
(Bernd Alois Zimmermann, 1918/3/20 - 1970/8/10)
少々古い現代音楽家として個人的に大好きな一人で、年代別の楽風変化等は既にインプレ済みですね。→ こちら

Konzert Für Violine Und Grosses Orchester (1950年)
 ヴァイオリンはマルティン・ムメルター(Martin Mumelter)で、頭から陰鬱で繊細でキレのある音色を響かせます。音量的にオケにやや被りぎみなのはmixingの問題でしょう。曲は民族音楽的旋律を織り交ぜながら派手なオケで飾り立てられています。調性的な旋律は時に対位的でまさにB.A.ツィンマーマンの初期終盤、新古典主義からセリエルへ足を踏み出す時期の作品ならではですね。

過去の同曲インプレ(vn:ハンス・マイレ、アレクサンダー・サンダーcond. ベルリン放送交響楽団のCD)と比べると、陰影は強くvnの音色も研ぎ澄まされていているのでより好みですね。




マルティン・スモルカ
(Martin Smolka, 1959/8/11 - )
プラハ生まれチェコの現代音楽家で、本国ではオペラ"Nagano"が有名です。ヴェーベルンやミニマル、米実験音楽の影響を受け、micro-intervals が特徴と言われていますね。楽風は調性回帰的です。

Walden, the Distiller of Celestial Dews (2000年)
  Five Pieces for Mixed Chorus and Percussion
2000年のドナウエッシンゲン音楽祭で初演されている、アカペラのコーラス宗教曲的楽曲です。 米の思想家・作家のヘンリー・デイヴィッド・ソロー(Henry David Thoreau)の書"Walden"を元に作られていて、自然を対象としているそうです。歌詞はライナーノートに載っていません。
曲は美しいコーラス作品です。殆ど出番が不明なパーカッションはWolfram Winkelです。



まず三曲目は美しい機能和声の合唱曲なのでインプレには含みません。

時代背景的には離れる二つの作品ですが、単なる無調混沌よりも多様性や新古典派風な流れに共通性を感じる事になりますね。やっぱりB.A.ツィンマーマンが50年ほど生まれるのが早かったと感じてしまいますね。
演奏は総じてエトヴェシュ色が出たでしょうか。本人作品も含めて明確な音の出し入れとコントラスト、特に強音の色付けですね。




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ウストヴォーリスカヤ(Galina Ustvolskaya) の「Concerto・Octet・Sonata No. 3・Grand Duet」を聴く


ガリーナ・ウストヴォーリスカヤ
(Galina Ustvolskaya, 1919/6/17 - 2006/12/22)
1980年代頃でしょうか、人気を博した事を記憶している旧ソ連・ロシアの女性現代音楽家です。今までに楽風やショスタコーヴィッチとの関係等は紹介済みですね。何と言っても後期の超個性的な等拍モノ(ホモ)フォニーの強烈な音使いです。今の時代の現代音楽、多様性の時代でも十分に通用する感じです。

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Concerto・Octet・Sonata No. 3・Grand Duet
"ピアノ曲集"で、協奏曲、八重奏曲、デュオ、ソロ、ですね。ただ本アルバムは初中期作品なので上記個性的演奏ではなく、セリエル的点描と反復になると思いきや…




Concerto, (1946年) for Piano, String Orchestra and Timpani
  [Orchestra]Chamber Orchestra Of The Leningrad State Philharmonic Society, [Piano]Pavel Serebryakov
乱暴なリズム、強鍵なピアノ、クラスター、一つの動機の変奏と反復の様な流れです。もう一つの緩徐は後期ロマン派の様な美しい流れで、この対比が面白いですね。初期作品ですから点描的ですが機能和声寄りのマッチが面白いです。ラストでショスタコの色合いを少し感じますかね。

Octet, (1949-50年) for 2 Oboes, 4 Violins, Timpani and Piano
  [Oboe]Kh. Chinakov, A. Kosoyan, [Piano]M. Karandashova, [Timpani (Kettle-Drums)]V. Znamensky, [Violin]A. Dukor, F. Soakov, A. Stang, A. Liskovich
モノ的ホモフォニー、等拍のリズム、不気味な音の流れ、時に執拗な反復、ウストヴォーリスカヤの個性は存在していますね。凡百に埋もれない個性を放っていますね。

Sonata No. 3, (1952年) for piano
  [Piano]Oleg Malov
この時代のセリエルらしい不協和音+点描のピアノ・ソロの音楽ですが、途中からクラスターと等拍と反復が支配し始めます。そうなると一気に彼女の世界です。

Grand Duet, (1959年) for Violoncello and Piano
  [Cello]Oleg Stolpner, [Piano]Oleg Malov
中期作品になり個性は全開でスタートです。厳しい反復にクラスター、執拗な等拍、モノ的なホモフォニーの織りなす混沌はまさにウストヴォーリスカヤそのものです。そして不可思議に美しい緩徐パート。これが一番"らしい"でしょう、強烈ですね。

 ★試しにYouTubeで聴いてみる?
  vcはロストロポーヴィチ!!です。



等拍に刻まれるリズム、モノ的ホモフォニーとクラスター的強音、不気味な和声の反復、それがどの様な編成であっても個性は普遍。それがウストヴォーリスカヤですね。
このアルバムでも個性全開で楽しめます






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・2017年12月9日
音楽ブログに特化するためにタイトルを「現代音楽と酒の日々」から変更しました。





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